六甲の山裾際の住宅地、前面道路の接道巾2mという究極の旗竿地に建つ小さな家。
シンプルな寄棟屋根とすることで、北側斜線制限いっぱいに高さを取り、狭さを感じさせない大らかな空間をつくりました。
屋根の形に合わせた寄棟の天井は窓からの光が穏やかに屈折し、大きなテントの下で暮らすような心地よさを与えています。
2階からは遠くに海を望め、この眺望を生かして2階には家族のためのパブリックリビングを配置。
キッチンカウンターを中心にピクチャーウィンドウの窓辺、寛ぎのソファスペース、デスクコーナー、たっぷり収納できるパントリー、と回遊性のある動線で緩く繋がりながらも、それぞれの落ち着きを感じられる室内となっています。
1階は105×180の杉柱が並ぶプライベート空間で、将来の暮らし方の変化に柔軟に対応できるつくりとしています。
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