荻窪の住宅地に建つ木造2階建耐震住宅です。
建物が中庭を囲んだコの字型をした特徴的な住宅です。
ただコの字型というのは長方形などのシンプルな形よりも地震の際の揺れ方が複雑になるため、不利な形と言えます。
そこで計画の早い段階から綿密な構造計算を行い、それに従って耐震施工を行いました。
コの字は特に真ん中の部分が劣化しやすくなるため、真ん中付近の壁の内部には筋交いや構造用の合板を張って、揺れに強い壁(耐力壁)をバランス良く配置しました。
2階の床の裏側には2.8cmもの厚みの構造用合板を張り、水平面の揺れに対する抵抗力を発揮しています。
また大きな力のかかりやすい位置を計算で割り出し、その位置にある柱には抜け防止のため耐震金物を使用しました。
要望されていた「中庭」という条件と、
「地震に強い安心な家」という要素をどちらも叶えたこだわりの家になりました。
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