クラシヲデザインスルオフィス
京王電鉄代田橋駅の目前にあり、にぎやかな商店街の入口の脇に計画された。
現在は線路に並行した敷地で、電車の出発・停止の際に目にされ、踏切の正面でもあるため、アイストップとなる敷地である。
現在工事中の鉄道の高架化にともなう区画整理によって、敷地の一部が斜めに削られている。狭小のため、どうしても不整型な敷地に沿った形状になることを前向きに受けとめ、その敷地形状を立面にも反映させて固有の存在感を表現している。
ここは2階建てのオフィスと小さな店舗が共存している。オフィス2階には
生活ツールが配置され、時にこのオフィスは他の利用者に週末貸しなどが
できるように計画されている。そして使用者がオフィススペースと生活スペースを自分でデザインしていく。1階のみがオフィスの場合、2階の一部がオフィスの場合、というような構成を自分で決められる。2階はレース感のあるカーテンで2か所仕切りが可能で、ダクト照明、家具を動かし日々の自由度を高めることができる。
技術的には敢えて1階のオフィスを見せる1枚ガラスの台形窓を設置した。
木造で防火設備が必要なため、サッシはスチールを採用している。
外観
台形窓
インテリアおよび内装
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