洲本市にある築30年RC造のリノベーションである。クライアントのご両親から引き継いだ住宅は、当初完全なスケルトン状態にして新しい建築となるよう模索していた。しかし、打ち合わせの中でご両親の家へのこだわりを聞くにつれて、その想いを壊すのではなく、引き継ぎながらリノベーションをしたいと思うようになった。
「斜め」「ずらす」「ゆらぎ」元の家のリサーチで見つけたデザインコードである。これらのコードを使いながらクライアントの好みも踏まえて設計を進めた。カウンター材や照明の光や影、タイルの割付や役物を使わない角の納め方、素材感のあるタイルやメラミンに、左官職人の手から生まれる塗壁のゆらぎ。元の家にあった一部の部材と共にデザインコードも継承することで、新しさと懐かしさが共存するリノベーションとなった。
かつて生活されていたご両親のこだわりとご夫婦のこだわりを融合した事。
キッチンハウスのアイランドキッチン。
収納たっぷりで床材を斜めに使った横長勉強カウンター。
初めてお家を見学させていただいた時に、
ご両親に家の想いをたくさんお聞きすることが出来ました。
完全に新しくリノベするのではなくて、
この家のデザインの要素も上手く活かしながら設計したいと思いました。
物価高で新築が建てにくい時代になりました。
コスパ良く古家をリノベするのもこれからは大事かなと思います。
縁があり鈴木先生とお会いする事ができ、リノベーションの相談をさせてもらいました。第一印象から鈴木先生しかない!と思いお仕事を依頼しました。予算内で出来るだけおしゃれな空間に。とだけの要望以外、家に関しての知識が全くない私達夫婦にあれこれ提案してくれ、コストの面でもあれこれ思案して下さいました。ソファやダイニングセット、 カーテンやラグなども一緒に選んでくれ、お陰で見違えるようにステキな空間が出来上がりました。家族全員大満足の、早くお家に帰りたくなるようなお家に仕上がりました。お仕事面ではもちろん、鈴木先生の人柄に私達家族はファンになりました。安心してお任せできる先生です!
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