築80年の建物の雰囲気をもった和モダンの建物です。以前の建物のボ リューム感を尊重して建てたものです。外壁は和のテイストを少し取り入れた、オフホワイトの色合いです。 屋根には瓦のようですが樹脂瓦(ルーガ雅)を採用し和の雰囲気にしました。 内部には建て替え前の大梁、大黒柱、腰板、を使用して再生させました。古材を使った大梁、大黒柱、登り梁、新しい物の中に古いものがいにしえの思いをつむぎだします。
床は栗のフローリング、壁はホタテ塗料を使用しています。自然素材を使って調湿、消臭作用があります。 床暖房はJVSシステム、ヒートポンプを使った、蓄熱床暖房です。温度バリアフリーでどの場所でも一定温度になっています。玄関の高い天井、長い廊下、既設の床柱を使って角の印象をやわらかくし、玄関の踏み石も古い建物の踏み石をそのまま使いました。土間と和室の関係も昔の縁側の雰囲気を出しています。
アイ・シー企画さんとの家作り
最初はリノベーションを考えいろいろ検討しましたが、
費用を含め、自分の思いを実現するためにも思い切って建て替えを
しました。以前の建物で使っていたものを可能な限り使って、
思い出の有る部分と新しい部分の融合がうまく実現できました。
コストも分離発注で行うことで原価に近いもので建てられることができ
満足度120%でできました。
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