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記事作成・更新日: 2025年 4月10日

【徹底比較】リフォームとリノベーションの違いは?メリット・デメリットも紹介

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玉里の家(フルリノベーション)(海老原建築一級建築士事務所(有限会社海老原建築))

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玉里の家(フルリノベーション)(海老原建築一級建築士事務所(有限会社海老原建築))

住み替えを考えるとき新築物件は魅力的ですが、一方で費用の高さから購入を諦めている方は少なくありません。そこで注目されているのが、今住んでいる建物や中古物件を活用した「リフォーム」と「リノベーション」です。ただ、2つの違いをよく知らずに決めてしまうと、費用や完成後の満足度に大きな差が出ることもあります。
今回は「リフォーム」と「リノベーション」の違いを徹底比較し、それぞれのメリット・デメリットまで詳しく解説します。自分たちに合った住まいづくりを実現するために、ぜひ最後までチェックしていただければと思います。


リフォームとリノベーションの違い



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府中武蔵野台のマンションリフォーム(鈴木賢建築設計事務所)

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府中武蔵野台のマンションリフォーム(鈴木賢建築設計事務所)

住んでいる既存の建物や中古住宅を魅力ある住まいに改修できる方法として、注目を集めているのがリフォームとリノベーションです。一見すると同じように思えますが、両者の目的や工事の内容には明確な違いがあります。この違いを理解していないと、理想の住まいを実現できず後で後悔することも。
まずはリフォームとリノベーションそれぞれの定義や特徴を明確にした上で、工事内容や規模の違いを詳しく比較してみましょう。

リフォームの定義と特徴

リフォームの主な特徴は以下の通りです。

・老朽化した箇所を修繕して元の状態に戻す
・比較的小規模で短期間の工事が中心
・既存の間取りや設備を大きく変えることは少ない
・老朽化した箇所を修繕して元の状態に戻す
・比較的小規模で短期間の工事が中心
・既存の間取りや設備を大きく変えることは少ない

リフォームは、古くなった箇所を修理して住みやすくすることが目的です。たとえば、クロスや床の張り替え、水回り設備の交換などが該当します。間取りの変更を伴わないため費用が抑えられ、居住しながらの工事も可能です。部分的に気になるところだけを改修したい場合や、設備を変更したい、最新のものに入れ替えたい場合に適した方法といえるでしょう。

リノベーションの定義と特徴

リノベーションの定義は以下の通りです。

・既存の住宅に新しい価値や機能を付加する
・間取りや内装を自由に変更できる
・中規模~大規模で工期も長め
・既存の住宅に新しい価値や機能を付加する
・間取りや内装を自由に変更できる
・中規模~大規模で工期も長め

リノベーションは、間取りやデザインを自由に変えられる大規模な工事が特徴です。スケルトン(骨組み)状態から全面的に作り直すことで、古い住宅でも新築同様の魅力ある空間を作れます。具体的には、和室から洋室への変更、LDKの拡張などが可能です。個性的なデザインやライフスタイルに合わせた住まいづくりを求める人には、リノベーションが最適でしょう。

リフォームとリノベーションの規模と工事内容の比較

リフォームとリノベーションの違いを理解するため、両者の規模や工事内容を具体的に比較してみましょう。


比較項目 リフォーム リノベーション
工事の目的 原状回復
(修繕)
価値向上
(グレードアップ)
工事の規模 小規模~中規模 中規模~大規模
工期 数日~数週間 数週間~数ヶ月
費用相場 100~300万円 800~2000万円
比較項目 リフォーム リノベーション
工事の目的 原状回復
(修繕)
価値向上
(グレードアップ)
工事の規模 小規模~中規模 中規模~大規模
工期 数日~数週間 数週間~数ヶ月
費用相場 100~300万円 800~2000万円


リフォームは手軽で費用も抑えやすい反面、工事内容には制限があり自由度が低いです。一方でリノベーションは自由度が高いですが、その分費用や期間がかかります。「住まいに何を求めるか」をよく考慮して、自身のライフスタイルに合った選択をしましょう。






リフォームとリノベーションの費用と相場



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南林間の家リノベーション(株式会社 結設計)

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南林間の家リノベーション(株式会社 結設計)

リフォームとリノベーションを比較検討する際、もっとも気になるのが費用です。どちらを選ぶかでかかる費用が大きく変わるため、自分たちの予算に合った方法を選ぶことが重要でしょう。ここではリフォーム・リノベーションそれぞれの費用の相場や予算の立て方のポイントを具体的に紹介します。費用の目安を掴み、安心した住まい選びを進めていきましょう。

リフォーム費用の相場

リフォームは部分的な工事が中心のため、工事内容によって費用の相場が変わります。具体的な費用例は以下のとおりです。

・キッチンの交換工事:約50~100万円
・浴室・ユニットバスの交換工事:約100~150万円
・洗面所・脱衣所の工事:約20万円~40万円
・トイレの工事:約20~40万円
・洋室のリニューアル:約20~40万円
・キッチンの交換工事:約50~100万円
・浴室・ユニットバスの交換工事:約100~150万円
・洗面所・脱衣所の工事:約20万円~40万円
・トイレの工事:約20~40万円
・洋室のリニューアル:約20~40万円

リフォームの平均費用としては、一般的に100~300万円程度が目安です。設備のグレードや工事する範囲によって費用が上下するため、細かな計画が必要になります。また、費用を抑えたい場合は必要最低限の工事にとどめ、余裕が出てから徐々に工事を追加する方法もあります。こだわりたい部分とコストを抑えたい部分を明確に分けて計画すると、無駄のない予算配分ができるでしょう。

リノベーション費用の相場

リノベーションの費用は、リフォームよりも規模が大きいため高額になるケースが多いです。中古住宅やマンションをスケルトン状態にしてフルリノベーションをする場合の具体的な費用相場は以下の通りです。

・マンションのフルリノベーション(60~70㎡):約600~1,000万円
・一戸建てのフルリノベーション(80~100㎡):約800~2,000万円
・マンションのフルリノベーション(60~70㎡):約600~1,000万円
・一戸建てのフルリノベーション(80~100㎡):約800~2,000万円

リノベーションは自由度が高く、間取りやデザインに細部までこだわれますが、その分費用が高額になりやすい特徴があります。また、築年数が古い物件の場合、予想以上に構造の補修費用がかかったり、配管や電気工事など目に見えない部分で費用が発生することも珍しくありません。そのため、中古住宅の購入費用だけでなく、工事費用や追加工事が発生した際の備えも含めて余裕を持った予算計画を立てておくと安心でしょう。

予算の立て方のポイント

リフォームやリノベーションの予算を立てる際には、以下のポイントを意識しましょう。

・資金の上限を決める
・優先順位を決める
・予備費用を確保しておく
・見積もりは複数社に依頼する
・資金の上限を決める
・優先順位を決める
・予備費用を確保しておく
・見積もりは複数社に依頼する

それぞれ具体的に解説していきます。

■資金の上限を決める
まずは自己資金や住宅ローンを含め、資金の上限を明確に決定しましょう。最初に予算を決めておかないと、理想ばかりが先行して予算オーバーになってしまう可能性があります。特に中古物件購入後に工事を行う場合は、物件価格と改修費用を合算したトータルの予算を考えることが重要です。資金計画を家族や専門家としっかり話し合い、無理のない範囲で計画しましょう。

■優先順位を明確にする
家族間で工事箇所の優先順位を決めておくことも重要です。住宅全体の工事を一度に行うのが難しい場合、特に優先したい箇所を先に実施し、費用を段階的に投入する方法もあります。たとえば子どもが小さいうちは水回り設備の新調を優先し、将来的に子供部屋の改修をするなど、ライフスタイルに合わせた計画を立てましょう。優先順位を明確にすることで、予算内で満足度の高い工事を実現できます。

■予備費用を確保しておく
リフォームやリノベーションでは、工事が進んでから予想外の問題が発覚し、追加工事が必要になることもあります。たとえば古い建物で配管の腐食や構造上の問題が見つかり、追加の修繕費がかかるケースは少なくありません。このような追加の費用に対応できるように、見積もり金額の1~2割程度の予備費用を事前に用意しておきましょう。そうすることで、万が一の出費が発生しても慌てずに対応でき、精神的にも安心して工事を進められます。

■見積もりは複数社に依頼する
工事の見積もりは、必ず複数の設計事務所や施工会社に依頼しましょう。リフォーム・リノベーションは、業者によって提案内容も提示金額も大きく異なります。
最低でも3社以上から見積もりを取ることをおすすめします。複数社に依頼することで、より希望に近い提案を選択でき、費用の相場も把握できることで、適正価格で工事を進めることが可能になります。金額の比較、提案力や対応力、アフターフォローの充実度なども含めて検討すると、より満足度の高い施工業者を選ぶことができるでしょう。






リフォームのメリット・デメリット



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半田市のリフォーム(愛知県半田市S邸)(ショセット建築設計室)

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半田市のリフォーム(愛知県半田市S邸)(ショセット建築設計室)

リフォームは費用を抑えて手軽に改修ができるため人気があります。ただし、簡単にできるからこそのデメリットもあるため、メリットとデメリットの両方をしっかり確認しておきましょう。

リフォームのメリット

・比較的短期間で手軽にできる
・費用を抑えて気になる部分だけ修繕できる
・居住しながら工事ができる場合が多い
・比較的短期間で手軽にできる
・費用を抑えて気になる部分だけ修繕できる
・居住しながら工事ができる場合が多い

リフォームは気になる箇所だけを部分的に改善できる手軽さが最大のメリットでしょう。キッチンやトイレなど設備を最新に交換したり、壁紙や床を新しくしたりするだけでも暮らしやすさは格段にアップします。また費用面でも工事規模が小さいため家計への負担が少なく済みます。小さなお子さんがいる家庭の場合、仮住まい先を探さずに工事できることも嬉しいポイントです。

リフォームのデメリット

・大規模な間取り変更やデザイン変更は難しい
・古い建物の根本的な問題は解決しにくい
・新築ほどの付加価値は期待できない
・大規模な間取り変更やデザイン変更は難しい
・古い建物の根本的な問題は解決しにくい
・新築ほどの付加価値は期待できない

リフォームは原状回復を目的とすることが多く、間取りを自由に変更したり、全く違う雰囲気に作り変えるのは難しくなります。たとえば築年数の古いマンションで間取りや断熱性能まで新築同様にしたい場合、通常のリフォームでは限界があります。このように家を大きく生まれ変わらせたい場合においては通常のリフォームでは物足りなく感じるでしょう。






リノベーションのメリット・デメリット



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リノベーションで耐震性を強化し、薪ストーブのある家に変身(アンドウ設計事務所)

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リノベーションで耐震性を強化し、薪ストーブのある家に変身(アンドウ設計事務所)

リノベーションは住まいを自分好みに大きく変えられる点が魅力的ですが、その分だけ費用や手間がかかります。新築を建てるよりは費用が抑えられますが、デメリットも存在するため、事前に把握しておくことが大切でしょう。ここではリノベーションのメリットとデメリットをそれぞれ分かりやすくまとめます。

リノベーションのメリット

・間取りやデザインを自由に決められる
・新築より費用を抑えて理想の住まいを手に入れられる
・物件の資産価値が高まる可能性がある
・間取りやデザインを自由に決められる
・新築より費用を抑えて理想の住まいを手に入れられる
・物件の資産価値が高まる可能性がある

リノベーションの最大の魅力は自由度の高さです。間取りや内装を思い通りに設計できるため、家族構成やライフスタイルに合わせた暮らしが実現します。たとえば子育て世帯ならリビングとキッチンを広げて開放的な空間を作ったり、趣味のための専用スペースを設けたりも可能です。中古物件をリノベーションすることで、新築よりも数百万円単位で予算を抑えつつ、自分たちだけの理想の住まいが手に入ります。

リノベーションのデメリット

・工事期間や費用が大きくなりやすい
・工事期間中、仮住まいが必要になるケースが多い
・建物の構造によって自由に変更できない部分もある
・工事期間や費用が大きくなりやすい
・工事期間中、仮住まいが必要になるケースが多い
・建物の構造によって自由に変更できない部分もある

リノベーションの大きなデメリットは、費用と工事期間です。自由度が高い反面、解体から再構築まで行うこともあるため、数ヶ月の工期や高額な費用がかかるケースも多く見受けられます。また、スケルトン工事の場合は一時的に仮住まいが必要になるため、引っ越しや家賃など、工事以外の出費も発生します。さらに築年数の古い住宅では、工事を進めてから想定外のトラブルが見つかり、追加費用がかさむことも珍しくありません。自由な設計や間取り変更を求めるなら、それなりの時間とコストを覚悟する必要があるでしょう。






目的に合わせた違いを解説!リフォームとリノベーションの選択ポイント



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オージープランツに囲まれてカフェタイムを(株式会社 風知蒼)

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オージープランツに囲まれてカフェタイムを(株式会社 風知蒼)

リフォームとリノベーションのどちらを選べばよいか迷った場合は、自分たちが住まいに求める目的を明確にすることが重要です。たとえば今の間取りに特に不満がなく、設備が古くなったり内装が傷んだりした箇所を直したいだけであれば、部分的な工事で済むリフォームが適しています。一方で、理想の間取りを実現したい、デザインにこだわって家族のライフスタイルに合った住まいを実現したいと考えるなら、自由度が高いリノベーションがおすすめです。

予算や工事期間も重要なポイントです。できるだけ費用を抑え、短期間で工事を済ませたいならリフォームを、多少コストや工期がかかっても理想の空間に生まれ変わらせたいというこだわり派の方なら、リノベーションを選択することで満足感を得られるでしょう。

家族で話し合う際には、次のポイントを整理すると決めやすくなります。

・予算の限度額
・希望する間取りやデザイン
・工事期間と仮住まいの可否
・長期的な住まい方(将来的なライフスタイルの変化)
・予算の限度額
・希望する間取りやデザイン
・工事期間と仮住まいの可否
・長期的な住まい方(将来的なライフスタイルの変化)

このように、自分たちの住まいに何を求めているのかを具体的にすることで、リフォームとリノベーションのどちらがベストかが自然と見えてきます。焦らずじっくりと家族で話し合い、後悔のない選択をしてください。






リフォームの建築事例3選


①川岸の家 -遠景を取り入れて暮らす 家族の家-

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既存の住宅に息子世帯がかえってくるための部分リフォーム。予算を鑑みて2階のみ+全体の耐震性能の確認をする計画。
息子世帯が元々居住していた家の温熱環境が劣悪だったため、温熱環境改修を必須とし、耐震性能も一定水準を確保した上で、暮らしの質を上げるべく快適な開口部を設けることが設計主旨。断熱等性能等級6を目指した断熱・窓改修をし、K・D・L・スタディコーナー・水廻りがほぼワンルームでも快適な室内空間とした上で居座れる居場所を各所に点在させている。

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②壁泉のあるエクステリア

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【壁泉のあるエクステリア】
壁泉のあるエクステリアデザインをご紹介。
壁より流れ落ちる水。涼しさが感じられます。
他にもガーデンキッチンがあり、お庭で収穫したお野菜を洗ったり、植栽の管理で使ったり。
お庭のリフォーム工事によって、素敵なエクステリアへ生まれ変わりました。

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③築35年日本家屋の和室を寝室にリフォーム

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所沢市の築35年の木造日本家屋のリフォームです。この部屋は元々、真壁で長押のついた8畳の和室とその南側にある広縁スペースでした。新たにご夫婦のための寝室にリフォームすることになりました。2階にあった和室や個室は、ご主人が若い頃、お使いになっていましたが、新たにお子さん達の子ども部屋するためにリニューアルです。

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リノベーションの建築事例


①板橋の住宅2 〜時を経て二度目のリノベーション〜

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最初のリノベーションから7年。
二度目のリノベーション「板橋の住宅2」です。
最初のリノベーションでは、鉄骨3階建ての1・2階部分を大きく変えました。
今回のリノベーションは、3階部分です。
元々3階は賃貸として貸していましたから、1・2階とは繋がっていませんでした。
子供が大きくなり、それぞれに独立した2部屋が必要になったということで、2階のLDKと3階を繋ぎ3フロア全体をスムーズに行き来できるようにしました。
最初のリノベーションをした時のデザインコードを踏襲しつつ、家族の図書スペースも内包した明るく豊かな子供部屋を提案しました。

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②大山東町Y邸リフォーム

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築42年のマンション一室のフルリノベーション。昔ながらの和室中心2DKをほぼワンルームとし、水回りを仕切る壁も上部を開放し最大限の広がり感を持たせている。
家の中心的な存在となるアクセントウォールは、かつてここで使用されていた木材を寄せ木細工のように貼りつけたオブジェのようなイメージとなっている。
無垢材のフローリングと既存壁下地を表しとした壁により、素材感と温かみのある空間となっている。既存天井をはがして塗装のみとし、通常のマンションよりも高い天井高を確保した。
リノベーションにより賃料は3割アップしたが、入居者はすぐに決まった。

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③庭と連続するテラスがあるリビング

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家族の成長とともに増築を重ねてきたすまいです。子供たちの独立後、再び変化したライフスタイルに合わせてリノベーションしました。夫婦だけで管理するには広すぎる面積と部屋数を減らし、今のライフスタイルに合わせて快適に生活できる広さに減築し、一方で将来を見据えて1階部分で生活のすべてが行えるように一部増築しています。
十分に広い庭に対して伸びるように新たにLDKと水廻りを配置し、一番長く滞在する場所で庭の気持ちよさを十分に享受できることを大切に考えています。

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まとめ:リフォームとリノベーションの違いを知って目的に合った選択をしよう



リフォームとリノベーションの違いを知らずに選んでしまうと、完成後に「こんなはずじゃなかった」と後悔してしまうかもしれません。
リフォームは部分的な修繕が得意で費用も抑えやすいですが、大きなデザイン変更や間取りの改修は向いていません。
一方、リノベーションなら自由に間取りやデザインを変更できるものの、費用や工期が大きくなる傾向があります。
まずは自分たちが理想とする暮らしや予算の限度額を明確にし、専門家を交えて選択をすることが大切です。目的に合った工事を選べば、新築以上に満足できる理想の住まいを手にいれることも実現できるでしょう。

Text SuMiKa運営事務局

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