近年の待機児童対策の一環として計画された、0歳児から5歳児まで60人規模の保育園。その内装工事の設計監理を、運営する園の下で担当しました。急ぎの整備でしたが、上下足の境・裏方の使い勝手・調理室始め諸設備の納め・水場や収納のあり方・スイッチ類の配置など運営上の課題から、扉や柵の造り・突出部の処理・各種高さ・指挟み対策など、園児の安全性や使い勝手までひとつずつ協議を重ね、運営しやすく、かつこれまで積み重ねられてきた園の経験と個性を反映した施設となるよう目指しました。
屋内は暖かみのある色合いを基調に、学年ごとの色を添えたドア袖壁が廊下のアクセントにもなっています。各保育室は学年ごとの違いに対応しつつ、遊戯室や延長保育など学年を越えた用途にも融通が利くよう考慮しています。
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