店舗設計：Shop 長原　（店舗兼住宅）

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店舗改装：デザインリフォーム

ご依頼主さまは、昔から、【餃子】を中心とした中華店舗を営まれておられ、ガスを熱源にして調理をしておられました。
夏季においての調理作業はは、ガス燃焼機器から出る高熱が原因で体力の消耗を強いられ体調の不良を引き起こした上、厨房内の空調機器の冷房運転の能力を高めても厨房環境の効果が図れない状態でありました。

そこで、当事務所は、作業効率のアップに向けてオール電化の中華業務用厨房を、関西電力様の技術協力のもと提案を図り、実際に電化厨房のショールームにて調理体験をして頂き、お料理の出来具合の質を確認し、中華のオール電化厨房を採用する運びとなりました。

店舗内装は、オリジナル照明器（オレンジ色の樹脂製丸パイプに照明機器を組み込む）をポイントに、朱色を基調とし、天井を構造体表しとして高くし、無機質のアルミサッシにはワーロンシートで構成した障子を取り付け、明るく活気のあるイメージをお客様に提供したデザイン設計を施しております。

オール電化厨房を有する中華料理店は、余分な排熱が軽減される為、店舗内の空調管理がスムーズとなり料理人の作業効率が高まります。また、電化厨房ゆえの長所である油煙が少ないため厨房機器の汚れが軽減され掃除が楽になり、いろいろな面でランニングコストの低減が図れる事が大きなメリット。　

1この事例、ここを見てください！

店舗内のデザイン
中華料理店舗の業務用オール電化厨房
店舗入り口の特注照明

2理想の暮らしの実現のため、こうして私は課題を解決した

中華店舗の厨房は、今まで、ガスを熱源にして調理作業をしておりました。特に夏季は、ガス器具から出る高熱が原因で厨房での作業が余儀なく体力の消耗を強いられていました。
また、厨房内の空調機器の冷房運転の効率を高めても環境改善の効果が及ばない状態であることの改善と従来の暗いイメージの刷新を求められる。

中華料理店舗の業務用オール電化厨房を導入することにより作業の温熱環境の改善を図る。
店舗内を朱色をベースとしたカラーコーディネートを図る。

3この事例をつくったときの思い出に残るエピソード

【店主である、ご依頼主様の声・お話】です。

●『中華店では当たり前のガス機器の厨房を、火の出ないオール電化厨房にしました。』

熟練した『火』の扱いが必要な中華料理ですが、体験調理で電気のパワーを体験してみて『これはいける！』と思いましたね。
実際に使ってみると、ＩＨ中華レンジは調理機器に接着している面としていない面の温度差が激しく、素早く食材を混ぜ合わせないと均等に仕上がらないことがわかりました。

今では強い火力を逃がさず上手く炒める技を身につけ、お客さんに『作って置いてたんか』と驚かれるほど、素早く美味しい炒飯を提供しております。

●『職業病とかあきらめていた腱鞘炎とも縁が切れ、夏も厨房内も涼しくて掃除もラク。』

餃子も一度にたくさん美味しく焼けるようになり、中浦さんが勧めて頂いた提案に、本当に良い決断をしました。

平面計画・店舗デザインの設計は、一切、中浦さんにお任せしましたが、店内のシンボルの朱色の照明柱は、夜間とても綺麗でお客様に喜んで頂ける店舗となりました。