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記事作成・更新日: 2021年 6月 2日

自宅サロンの夢を叶える!美容室併用住宅の建築事例6選

美容室を開業するうえで必要不可欠な店舗。その店舗を自宅と併用できたら……。そんな夢を持っている方もいるのではないでしょうか?

そこで今回は、リラックスできる美容室とプライベートを満喫できる住宅が併用された美容室併用住宅の建築事例をSuMiKa編集部が厳選しました。理想の住まいを考えるうえでのヒントにしてくださいね。

1:Platform-R & Lucian

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1階には美容室が2つ並んでいます。この地で長く営む母の美容室と、東京で修行して新しく独立することになった息子が営む美容室です。

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建物の構えは一見店舗のみで、住宅の気配を感じさせません。美容室という非日常を味わい、訪れるお客様に満足していただけるよう、道路側からは住宅があるという気配を消すように設計されています。

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外側からは様子が見えない2階の住宅は、実は南側に大きく開口した広々としたデッキとともに開放的な暮らしができるようになっています。仕事を忘れて休息をとる最高のひと時が過ごせそうですね。


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2:home × hair design 美容室併用住宅

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1階に美容室、2階に居住スペースの中心を配置した店舗併用住宅です。お店と住宅がどちらも主張しすぎず共存する形を意識して設計されています。

店舗部分の外壁は軒天を共有する霧避け庇を少し出すことで、ポイントとしてだけでなく、暗くなった時にアッパーライトの光を反射し、下を明るく、上を暗くする役割を果たしています。

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内部空間はインダストリアルなものと合うようにレトロな雰囲気になっています。

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居住部分はほぼ2階に配置されており、リビング空間は天井を上げて構造材を現しにしています。道路側から見ると窓が少なく見えますが、反対側は大きく開放して光を取り込んでいます。

さらに、片側の外壁面には直階段があり光を遮ってしまうため、間の壁をガラスにして光と風を取り込めるようデザインされています。


【事例詳細】

・構造:木造軸組住宅(在来工法)

・敷地面積:150㎡〜200㎡未満


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3:ニコイチ

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夫の営む大衆中華料理店(竣工時は未営業)、妻の営むヘアサロンと住宅。

相反する業態の店舗とプライベートな住宅を共存させるため、1階をそれぞれの店舗、2階を住宅とし、切妻の家型を2つに分け、中庭を設けています。

互いの店舗にほどよい距離感をもたせ、2階の住宅部は窓により視線を通すことで一体感をつくり、中庭を中心に全体がゆるやかにつながっています。

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美容室は窓から光と風と緑を存分に感じられる開放的な空間になっています。また、中庭は1階店舗の単なるバッファーでなく、それぞれのお店のお客さまから地域の人まで開放されたコミュニケーションの場として機能しています。

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2階はほぼ間仕切りのないコの字型のひとつながりの空間ですが、東西で600mmの高低差を設けています。そうすることで、リビングと子ども部屋の間で視線が直接的に交錯せず、子どもが勉強に集中できる環境に。

住居部分においても、居住者は互いの存在を感じるものの、ほどよい距離感を保ちつつ、ゆるやかにひとつにつながるようになっています。


【事例詳細】

・構造:木造軸組住宅(在来工法)

・敷地面積:200㎡〜300㎡未満


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4:Rouh Relaxーヘアサロン併設の住宅ー

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建物内部の空間構成は、店舗と居住スペースを半階ずらすスキップフロアが採用されています。そうすることで、互いの視覚的な広がりを確保しながら、プライバシーを緩やかに分けることが可能に。

また、庭は敷地内の工事中の残土を再利用し、あえて起伏を持たせ、高低差を作っています。その高低差を利用し、ヘアサロン側からは眺める庭、住居部分からは家族が寛ぎながら遊べる庭となっています。

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美容室は、多くの世代のひとが日常から離れゆっくりと過ごせるやさしいサロンに。

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階段を数段上がるとリビングに繋がっています。子どもがいる親であり、ヘアサロンのオーナーである若いご夫婦が、限られた1日の時間を最大限有効に使いつつ、子育てもヘアサロンも充実できるよう設計されています。


【事例詳細】

・構造:木造(全般)

・敷地面積:300㎡以上


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5:インダストリアルな店舗&住宅

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1階が美容室、2階が居住スペースです。 2階に住居があるように見えないように設計されています。

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美容室には隅々までこだわりが。椅子は角度を計算し、隣のお客様の視線を気にせず落ち着ける空間になっています。シャンプースペースは開閉式なので、人目を気にする方には個室にすることも可能です。


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6:四塔七巣( 4 towers 7 nests )

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美容室には隅々までこだわりが。椅子は角度を計算し、隣のお客様の視線を気にせず落ち着ける空間になっています。シャンプースペースは開閉式なので、人目を気にする方には個室にすることも可能です。

インダストリアルでビンテージ感を追求し、洗面台のカウンターには使用済みの現場の足場を利用。 何年もかけて使用した足場板は味があり、水はけも良く使い勝手も良いそうです。

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“髪の病院のような美容室らしくない隠れ家的な美容室”と“家族の住まい”を併用した美容室併用住宅です。

7つの個空間(=巣)を内包する4本の塔を、視線の多い道路沿いに敢えて並べ、その他の共有空間をその背後に配置しています。

4本の塔はその重厚な外皮により内部の個空間に静をもたらし、自身が砦となることで背後の共有空間には適度なブラインド効果をもたらしています。

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美容室は個室スペースでカットやシャンプーが可能になっています。

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階段を上がると木のぬくもりが感じられるウッディなリビングダイニングが広がります。キッチン前には広々としたバルコニーがあるので昼間は明るく開放的な雰囲気に。塔の砦によりプライバシーがしっかりと守られた空間となっています。


【事例詳細】

・構造:木造軸組住宅(在来工法)

・敷地面積:100㎡〜150㎡未満


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美容室と住居が一体となった美容室併用住宅の建築事例をご紹介しました。気になった間取り・建築イメージがありましたら、ぜひSuMiKaで建築家に相談してみてくださいね。


※この記事はSuMiKaの過去掲載した建築事例をもとに作成しています。



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