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House K 谷から山へ至る家の建築事例写真
House K 谷から山へ至る家
Tacta建築設計事務所
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House K 谷から山へ至る家

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東京都内で計画中の住宅。

敷地周辺は、武蔵野台地の先端に位置し、低地面である谷が複雑に入り組んで、舌状の丘を作り出しているエリアである。
谷部分の最奥部に位置する敷地周囲は特に高低差が大きく、近辺を歩くことで地形を肌で感じることができる。

我々は、間口が狭く奥行が長い敷地に対して、接道面に植栽ポットを一層分立ち上げて、住宅内部へのプライバシー性を高めつつ、
周囲に対して樹々が生い茂る柔らかいファサードを作ることを提案した。
樹々を見上げる植栽ポットの隙間を「谷」と見立てて住宅へのアプローチ動線とし、高さを抑えたほの暗い印象の玄関と階段を抜けると、
通ってきた植栽帯が庭となり、目の前に緑が広がる「丘」の上を感じさせる明るく開放的な空間が待っている。
地形のダイナミズムを住宅に取り入れた、「谷」から「丘」へ至る住宅である。

構造的には、RCの腰壁を段状にレベルを変えながら設け、その上に高さを揃えた門型の木造フレームを載せることで、庭側に耐力壁を設けず、南北に抜けた開放的な作りとできている。
四段の屋根のレベル差から生まれる隙間で採光を確保し、家の奥まで光に満ちた計画とする。

樹々の間を抜けてくる風を南から取り入れ、最も高さのある北側の奥から抜く通風に配慮した窓配置を計画し、
上方に溜まった暖気はダクトで下階へ循環することで、極力空調に頼らない計画としている。

周囲の地形や敷地の特徴を、家の作り方と接続させる。
「谷」から「丘」へと続く空間の流れを通じて、土地との一体感を感じられる暮らしを目指している。

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Tacta建築設計事務所

志藤拓己

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設計事務所会員とは
主に建築物の設計監理や建築デザイン等を行っている建築設計事務所や建築家を示します。
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竣工年
2025
部屋数
3
家族構成
夫婦(子供あり)
構造
木造(全般)
敷地面積
100㎡〜150㎡未満
延床面積
100㎡〜150㎡未満
外壁仕上げ
窯業系サイディング、RC打ち放し
屋根仕上げ
シート防水
内装仕上げ
RC打ち放し 、自然塗料塗装
床仕上げ
タイル、ラワン合板
予算帯
5000万円以上
所在地
東京都
ロケーション
都市
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