立杭焼で知られる丹波篠山市今田町の西端に建つ別荘のリノベーションです。この地は、コロナ禍で観光客が激減し、現在はもの静かな村となっています。
元来、丹波篠山市は住民参加型の活動が盛んで、人が集まることでまちの活性に繋げたいとの思いで、花や自然化粧品をテーマにしたイベントを行う場として、スタートしました。
半丸の杉板を貼った既存住宅の前面に10㎡のセカンドエントランスを増築することで内部のイベントスペースと直接繋げ、建物内部の動線を変更しました。
外部は、縁側やハーブ畑等の外構を新設し、誰もが気軽に立ち寄れるまちに開いた場としています。人々と助け合いながら猪などの野生動物と向き合うことでも地域とのコミュニティが生まれています。
拘ったことはコミュニティの場づくりです。
・外部は境界に柵が一切なく、オープン。ハーブガーデンやベンチを設置。
・ウッドデッキと軒を再整備し、半外空間を充実。
・セカンドエントランスを増築したことで、人を招き入れる動線を新たに設置。
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