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居間。建具全開時は屋内と屋外が一体化する。 | 透き間の家|土間と縁側で包む町屋リノベーション
透き間の家|土間と縁側で包む町屋リノベーション
山本嘉寛建築設計事務所 YYAA

透き間の家|土間と縁側で包む町屋リノベーション

居間。建具全開時は屋内と屋外が一体化する。 | 透き間の家|土間と縁側で包む町屋リノベーション
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奈良市にある大正時代に建てられた住宅のリノベーション。建物は主に借家として用いられ、何度かの増改築を経て空き家になり放置されていました。雨漏りや蟻害によって柱・梁や土壁が深刻な被害を受けており、庭に増築された水廻りと伸び放題の樹木によって鬱蒼とした状況でした。建替えも検討しましたが、3面道路後退の影響で同規模の建物が建たないことや、お施主様が町屋に住みたいという強いご希望をお持ちだったことからリノベーションを選択しました。しかし土壁を耐震補強し伝統構法で修復するためには新築を超える時間や費用が必要です。また家全体を断熱補強・高気密化すると屋内と屋外が緩やかに繋がった町屋らしい雰囲気も壊れてしまいます。そのためコンパクトな居間を家の中心に据えて現代的な工法で耐震補強・断熱補強を行ない、その周りを玄関・収納・ガレージ・縁側・トイレ・書庫・階段から成る半屋外の「透き間」で囲んだ入れ子状の間取りとすることで、コストを押さえつつ、屋内・半屋内・屋外の3つの領域が重なり響きあうような、町家の雰囲気を引き継いだ住まいを設計しました。

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山本嘉寛建築設計事務所 YYAA

山本 嘉寛

設計事務所会員
設計事務所会員とは
主に建築物の設計監理や建築デザイン等を行っている建築設計事務所や建築家を示します。
通常営業中です
竣工年
2019
部屋数
3
家族構成
夫婦(子供あり)
構造
木造軸組住宅(在来工法)
延床面積
100㎡〜150㎡未満
外壁仕上げ
弾性樹脂吹付、ガルバリウム鋼板
屋根仕上げ
ガルバリウム鋼板、桟瓦
内装仕上げ
AEP、針葉樹合板OF
床仕上げ
ナラフローリング、モルタル金ゴテ押エ
住設メーカー
LIXIL
予算帯
1500万円以上〜2000万円未満
所在地
奈良県
ロケーション
住宅地
家づくりチーム

施工:青山工務店

撮影:笹倉洋平