木造2階建ての医院併用住宅の建替え事例です。比較的広い土地を活かし、別の場所での仮診療所や仮住居を設けず、敷地内で診療を続けながら建替工事を完結する仕組みを提案しました。その仕組みは次の通りです。1、敷地内の別棟建物を除却しその部分に住宅を新築する。2、診療スペースを仮診療所として既存診療所の一部コンパクトにまとめる。3、住まいを新築住宅に引越する。4、住宅と仮診療所に引越した跡建物を解体、除却する。5、解体、除却した建物跡に診療所を新築する。6、診療所は住宅と渡り廊下で繋がる。7、建物が完成したら仮診療所を解体し駐車場として建替えは完了する。以上の計画がついに3年越しで完成しましたのでご紹介します。設計のコンセプトとしては、健康をテーマとし、人と環境にやさしい建物とする為、自然素材を基本とした健康に配慮しかつ長持ちする家を目指しました。さらに医院部は、既存の庭を活かしつつ、新たな和洋折衷なモダンな外観とすることで、地域のシンボルとなる医院建物を目指しました。代表的な仕上げ材は以下の通りです。1、外壁(上部):洋風しっくい(白色部分)2、外壁(下部):米杉ステイン塗装(緑色部分)3、屋根:天然スレート(石)葺き一部ガルバリウム鋼板、4、内装壁天井:洋風しっくい(白色部分)一部米杉板張り、5、内装床:くるみ(ウォルナット)板、桧板、から松板、絨毯です。
1、外構と調和した建物
2、明るく風通しの良い室内
3、木としっくいのやさしい外観
これは住宅併用医院の建替えプロジェクトです。日本の至る所に住みながら医院を開院しているお医者さんはいることと思います。本事例はそんな地域に根差し時に往診や時間外対応もしてくれる、地域にはなくてはならない医療機関を、移転や休診せずに、現敷地内で家と医院を建て替える画期的な試みです。
無理かなと、思う事もとりあえず相談してください。魔法は使えませんが、何か良い解決策を提案出来ると思います。多くの経験とまちづくりから学んだ提案力には自信があります。
増木工務店
巧左官
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