北鎌倉の山の上に建つ、家族4人のための30坪の新築住宅です。
敷地は造成された宅地の一区画でしたが、そこから見渡す眺めは素晴らしく、遠方には六国見山の山並みを一望することができました。
クライアントがこの敷地の購入を決めたのも、この自然環境を重要視したからでした。本計画では、この自然環境を活かした住環境をつくりだすことがデザインテーマとなっています。
寝室や水回りなど機能諸室は1階にコンパクトにまとめ、2階全体をLDKとして、贅沢な空間を確保。屋根は登り梁構造として、安価な木造でありながらも鉄骨造並みのスパンで無柱で開放感のあるLDKを実現しました。
6M超えの大開口からは拡がる眼前の眺望。
トップライトの筒内でバウンドしながらゆるやかにLDKに降り注ぐ自然光。
トップライトを利用した圧力差換気と通風。
一切無駄のないシンメントリ―の間取りによってコストも最大限に圧縮しています。
山の上に建つメリットを最大限に活かしたシンプルで品性のある住宅となりました。
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