RC構造の建物は冷たく閉ざされた人工物のようなイメージをもたれることがありますが、設計次第であたたかみのあるナチュラルな住まいにすることも可能です。
そこで今回は、明るく開放的であたたかみのあるRC構造の住まいの建築事例をSuMiKa編集部が厳選しました。理想の住まいを考えるうえでのヒントにしてくださいね。
1:深沢S邸 -空間が連続し家族が繋がる立体回遊プラン-
空間と家族とリゾート感が融合した住まいです。
どこにいても家族の気配を感じ取れるようにするため、全体を1/3層ずつずれるスキップフロアを設け、空間のシークエンスを最大限に活かした構成となっています。
3階建ての大きな住宅には、いたるところに空間演出の仕掛けがちりばめられています。各々のコーナーで気持ちのよいシーンが生まれ、それらが連続してひとつのストーリーとなることを目指しています。
【事例詳細】
・構造:RC造
・敷地面積:200㎡〜300㎡未満
・予算帯:5,000万円以上
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2:AndelLund Oiwake
静かでゆったりと時が流れる森の中に建つ、個性がありながらも自然と調和した住まいです。
室内に入ると広がるのは、天井が高く開放的な空間。土地の高低差を活かし、LDKからなだらかにつながる上下の2フロアとなっています。
1階の床材にはデンマークから輸入した厚さ28mmの貴重な天然無垢材ダグラスファーを使用。北海道産のナラ材を使用したhalutaオリジナルのキッチン、杉板型枠コンクリートの壁など、シンプルながら自然のあたたかみを感じさせるデザインと素材を採用しています。
【事例詳細】
・構造:RC造
・敷地面積:300㎡以上
・予算帯:5,000万円以上
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3:泗水町の家
自然豊かな丘陵地に建つ住まいです。この豊かな自然を、コンクリート造の建物の中にできるだけ取り込むため、高さをできるだけ制限した平屋となっています。
比較的交通量の多い西側は限りなく閉ざし、プライバシーを保護すると共に騒音や西日も遮るようにし、南側は芝張りの庭に向けて開く形を取っています。
家族が集うリビングは、アプローチとエントランスから続くクールなイメージとは違う伸びやかで温かい空間となっています。
コンクリート打放しの内装でも、光がふんだんに入るこのリビングは家族に安らぎと開放感を与えています。さらにリビングから屋外へ続く木製デッキを設けることで、屋内外の境界を曖昧にし、室内に居ながらも外に居るような自然を感じられる空間となっています。
【事例詳細】
・構造:RC造
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4:都市住宅-自然を取り込む
緑いっぱいの中庭があり、家のどこにいても自然を感じることができる住まいです。高窓からは陽の光が降り注ぎ、リビングを明るく照らしています。
視線を気にせず光と風を感じることができる中空の中庭、光井戸やバスコートの坪庭など、自然に囲まれてゆったりとした時間を過ごすことができる空間となっています。
【事例詳細】
・構造:RC造
・敷地面積:150㎡〜200㎡未満
・予算帯:5,000万円以上
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5:植物と暮らす家
日常の余暇を植物と共にくつろげる住まいです。
ひとつながりの空間に、リビング、デッキ、庭を配置し、それぞれの境界が曖昧になるようなデザインになっています。
デッキでは花や緑があふれる庭を眺めながらワインや食事を楽しむことができます。内外の空間が一体となることで、植物と共に生活する気持ちのよい空間となっています。
【事例詳細】
・構造:RC造
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6:大銀杏の家
大銀杏に囲まれた緑豊かな敷地に建つ、RC外断熱の2世代環境共生住宅です。
南側の銀杏の巨木による夏季の日射遮蔽、北側の樹木による冷熱源の生成など、既存の樹木を活かした建物の配置となっています。
リビングはスチールカーテンウォールサッシを採用することで、美しい緑の景色を楽しむことができます。アイランドキッチンを含め、木をふんだんに使用した内装にすることで、緑豊かな外部と一体となった開放的であたたかみのある空間をつくりだしています。
【事例詳細】
・構造:RC造
・敷地面積:300㎡以上
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自然を感じることができるナチュラルなRC構造の住まいの建築事例をご紹介しました。気になった間取り・建築イメージがありましたら、ぜひSuMiKaで建築家に相談してみてくださいね。
文:SuMiKa編集部
※この記事はSuMiKaの過去掲載した建築事例をもとに作成しています。
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