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有限会社atelier A5建築設計事務所
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敷地は私道の4m通路に接した角地で、周囲には古くからの住宅やアパートが建ち並ぶ住宅密集地である。
南東、南西側は共同住宅の空地があり、採光通風の期待が出来るものの、積極的に開く環境ではなく、北西、北東側は隣地アパートと住宅が迫り、私道は周囲の視線が行き交う環境である。

開きたい部屋を、閉じたい部屋のヴォリュームと、限りなく内部に近い外部としての半外部空間で包むことにより、プライバシーを確保しつつ、採光、通風の優れた安定した住環境を獲得出来るのではないかと考えた。

LDKを環境が良い2Fに配置し、北西、北東側の2辺には閉じたい部屋である書斎、WC、収納、子供部屋をL字型に配置した。LDKの南西、南東側の2辺には半外部空間として、開口部のある外壁で囲まれたグレーチングのテラスと、斜めの床で下階と連続する光庭を配置し、周囲からの視線を遮りながら、採光通風を確保した。
半外部空間とLDKの間には列柱の様に4枚の壁を設け、外周壁に設けた採光のための開口部からの視線を遮っている。
列柱壁の半外部空間側の床には開口を設け、半外部空間の光が、LDKからの視線を遮りながら、1Fの主寝室、主寝室のデスク、駐車場へと降注ぐ。
1Fはシューズインクローゼット、WC、浴室等の閉じた部屋を北西側に配置している。採光、通風を確保したい主寝室は南の角に配置し、2Fよりもセットバックする事で、周囲との距離感を確保し、2Fの半外部空間としての光庭とテラス、テラスの吹き抜けから光が降注ぎ、1Fでありながら明るい寝室となっている。

柔らかい半外部空間と、閉じた部屋の配置により、住宅密集地において、プライバシーを保ちつつ、採光通風に優れた住環境が実現した。

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有限会社atelier A5建築設計事務所

清水 裕子+清水 貞博+松崎 正寿

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主に建築物の設計監理や建築デザイン等を行っている建築設計事務所や建築家を示します。
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竣工年
2016
部屋数
3
家族構成
夫婦(子供あり)
構造
木造軸組住宅(在来工法)
敷地面積
100㎡〜150㎡未満
延床面積
100㎡〜150㎡未満
予算帯
3000万円以上〜3500万円未満
所在地
東京都
ロケーション
住宅地
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