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ニワカラハジマルイエ(テラス、ウッドデッキ、庭)の建築事例写真
ニワカラハジマルイエ(テラス、ウッドデッキ、庭)
株式会社 湯村泰成建築設計事務所
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ニワカラハジマルイエ(テラス、ウッドデッキ、庭)

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当敷地は住宅密集地であり、周辺は疎らに
建替えが進んだ状態である。
都心の多くの住宅地は準防火地域内にあり、
開口部を防火設備にしなければならない。
網入りガラスの認定サッシ、シャッター付き
サッシが原則で、木製引戸などの設置は
困難である。
また法的な採光が確保しやすい道路面の
大きな開口部は、シャッターが閉めっ切り
になった住宅をよく見かける。
それと同時に建蔽率が厳しいため
狭い建坪に加え、空地をどのように利用
するかも鍵となる。

そのため開口部の課題をも解決させる、
防火構造の壁で囲んだ中庭ならぬ
『マエニワ』を計画した。
『マエニワ』は、1:庭であり、
2:玄関アプローチであり、
3:開口部の防火措置なし
という機能を持つことができた。

また『マエニワ』のウッドデッキは、
リビング内から延長させ一体感を作る。
玄関廻りは内外の中間領域と位置づける。
玄関を切り離さずリビングの一部として機能
させることで、建蔽率による奥行の解消と、
一体的に繋がる外部空間の確保が可能と
なった。

1この事例、ここを見てください!

〈大開口の木製引違い戸〉 ←都心の密集地では難しい木製大開口
〈マエニワ=玄関 兼 庭〉 ←都心の密集地では難しい庭
〈ワンルームリビング〉 ←キッチン・リビング・ニワがひと続き

2これから家づくりを考えている方へ

都心では狭小住宅でなくとも、プライベートな庭を設けることは非常に難しい。庭ができたとしてもリビングは開放的に庭とひと続きとなっているでしょうか。延焼ラインにかかった開口部は防火上の制限をかけられます。この事例では、法令を遵守したうえで、プライベートで開放的な庭をつくることができました。道路に面したリビングの引違いサッシがずっとカーテンやシャッターで閉じられたままの住宅では、何のための窓かと思ってしまいます。都心でも気持ちよく暮らしたいですね。

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株式会社 湯村泰成建築設計事務所

湯村泰成

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主に建築物の設計監理や建築デザイン等を行っている建築設計事務所や建築家を示します。
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竣工年
2017
部屋数
3
家族構成
夫婦(子供あり)
構造
木造(2x4)
敷地面積
50㎡〜100㎡未満
延床面積
50㎡〜100㎡未満
外壁仕上げ
ガルバリウム
屋根仕上げ
ガルバリウム
内装仕上げ
ペンキ:エマルションペイント
床仕上げ
フローリング
住設メーカー
キッチン:クリナップ
予算帯
2000万円以上〜2500万円未満
所在地
東京都
ロケーション
都市
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