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暮らしのアイデア帖
2016年 7月25日

嫁姑トラブルを間取りで回避!ストレスフリーを実現する二世帯住宅のアイデア

二世帯住宅を建て、家族みんなで幸せに暮らそうと期待に胸を膨らませたのもつかの間、嫁姑問題が勃発し、夫婦関係までギクシャク、やむなく家を売却することに…なんていうことも、他人ごとではありません。

本来は世代を継いで長く住み続けられるはずの二世帯住宅。離れていた頃は、嫁姑関係も良好だったのに…と嘆く前に、ほどよい距離感と良好なコミュニケーションをうむ二世帯住宅の間取りを考えたいもの。そこで今回は、ストレスフリーを実現する二世帯住宅のアイデアを集めてみました!

親世帯と子世帯、それぞれのキッチンをもつ

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エレガントでロマンチック、それぞれの想いを形にした2世帯住宅(古川工務店)

親世帯と子世帯、年齢も生活環境も異なれば、食事の好みも生活時間帯も異なってきます。どちらかに合わせるとなると、それは不満の種になりますね。食事の空間をわけるというのがひとつめのアイデア。特に食事(特に夕食)を別々にとるという場合は、それぞれがキッチンを持つ独立タイプがおすすめ。

予算的に難しい場合は、子世帯にミニキッチンをつくるなど、セカンドキッチンを持っておくのも良い方法です。予備のキッチンがあれば、平日は別々に食事をして、週末は一緒になど、臨機応変に対応できますね。

2つ設置するかどうか迷う浴室は、シャワー室だけでも

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彦根の2世帯住宅(タクタク/クニヤス建築設計)

浴室もキッチンと並んで、各世帯に持ちたいスペースのひとつ。例えば入浴時間が決められてしまったり、浴室と洗面室が同じスペースにあると、浴室を誰かが使っているときには歯磨きもできない…など、こちらも不満の種になってしまうことも。

けれどキッチン同様、水回りは予算がかかるため、共有にするケースも少なくありません。

そんな場合は、浴槽を共有にして、シャワー室を別途つくると問題を解消できます。親世帯に浴室を置き、子世帯にはトイレやシャワー室のみ完備する。こうすることで、ストレスがぐっと軽減できますね。

子育てを手伝ってもらうために、あえて独立スペースをつくらない

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篠原の家(OASis一級建築士事務所)

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篠原の家(OASis一級建築士事務所)

こちらは、親世帯と子世代が協力して子育てができるように建てられた二世帯住宅。親世帯と子世帯が完全に独立せず、ほどよく互いが行き来できるよう配慮されています。

孫が親世帯のリビングで勉強や読書をしたり、テラスでくつろぐ親世帯と気軽にコミュニケーションを図れたり…。特に子世帯が共働きの場合、親世帯と一緒に子育てをできるのは、大きなメリット。子ども部屋を親世帯と子世帯の間につくるのもひとつのアイデアですね。

ひとりになれる、サブ空間を確保する

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篠原の家(OASis一級建築士事務所)

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砧の家(二世帯住宅)(株式会社五十嵐賢治建築設計事務所)

二世帯住宅は独立スペースの確保に加えて、趣味の部屋やアトリエ、書斎など…、自分だけの場所を持つことも大切です。気を遣わずに済む空間が家のなかにあるのとないのとでは、雲泥の差。サブ空間を持つことは、無理のない二世帯住宅ライフを楽しむコツともいえそうですね。

いかがでしたでしょうか?

ついついデメリットばかりが気になりがちな二世帯住宅ですが、一緒に子育てができる、建築費用や日々の光熱費を節約できる、お互いに助け合えるなど、メリットもいろいろあります。二世帯住宅が楽しくなる、自分たちのライフスタイルに合った間取りをみつけてみてください。

Text SuMiKa編集部

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