SuMiKaでは個人向けの住宅、マンションやアパートといった集合住宅、さらには宿泊施設など幅広く数多くの建築事例を取り扱っています。
今回はすぐにでも訪れたくなるような自然に囲まれた宿泊施設の建築事例をSuMiKa編集部が厳選しました。理想の宿泊施設を考えるうえでのヒントにしてくださいね。
1:KATADA Lodge&Villa~和の素材と技の結集
青い空が澄み渡る三重県津市の丘陵にある津カントリー倶楽部。その18番ホール脇に建つ『KATADA Lodge&Villa』は、まるで波打つ海に浮かぶ3槽の船のように佇んでいます。
ツインルーム4室のロッジ棟、食事や団らんを楽しむラウンジ棟、18番ホールの眺めを楽しめるヴィラの3棟からなっています。
プラスチックやアルミの既製品を使用することを極力回避し、外壁は神宮備林のある岐阜県加子母村産のヒノキ、建具はすべて木製建具を使用しています。
家具は地元の家具職人の作品を採用し、材料は木、紙、土、草などの自然素材を厳選。現地まで足を運び、職人たちに会い、納得したものだけを選ぶというこだわりを持って、職人の仕事ぶりを最大限に建築意匠に調和させています。
ラウンジは夕景を意識し、オレンジ色に染まった景色と馴染むよう、室内に使用する木の分量と配置を吟味。まるで行灯の中に佇んでいるような感覚になります。
建物の窓は、ピクチャーウィンドウとして美しい景色を切り取り、そこに佇む人々の目を楽しませ心を満たすように設計されています。
山の輪郭と屋根勾配を合わせ、自然と人工物が共鳴しているかのようです。ゴルフ場という雄大な立地を活かした開放的でぜいたくな空間となっています。
【事例詳細】
・構造:木造(全般)
・敷地面積:300㎡以上
・予算帯:5,000万円以上
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2:shima blue シマブルー
群馬県北部にある温泉地四万温泉。大自然にたたずむその温泉地には青く見えることからシマブルーという名前で知られている一級河川四万川が流れます。
その川沿いの大きな敷地に建つ新しい形の宿泊施設。各々が独立した分棟形式で、家族や恋人ととゆっくり静かに過ごせる宿泊施設です。
フロントやレストランも敷地内の離れにあるので、客室の独立感をより強くしています。
青い四万川と木々の大自然を満喫することができるよう、客室にはテラスが設けられています。
大自然の集落を思わる分棟形式の宿泊施設は、プライベート感を存分に感じられる特別な空間となっています。
【事例詳細】
・構造:木造軸組住宅(在来工法)
・敷地面積:300㎡以上
・予算帯:5,000万円以上
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3:京都嵐山の温泉旅館(露天風呂付)
京都の観光でも人気スポットである嵐山の渡月橋のたもとにある旅館。温泉露天風呂付特別室である“ はなれ ”にはゆったりとした贅沢な時間が流れています。
海外の方々にも楽しんでいただける湯空間にするため、インテリアは純和風ではなくモダンテイストを織り交ぜた和モダンに。誰もがくつろげる空間になるようデザインされています。
【事例詳細】
・構造:木造(全般)
・予算帯:5,000万円以上
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日々の喧噪を忘れてゆったりと自然が楽しめる宿泊施設の建築事例をご紹介しました。全ての施設に泊まってみたくなりますね!
気になった間取り・建築イメージがありましたら、ぜひSuMiKaで建築家に相談してみてくださいね。
※この記事はSuMiKaの過去掲載した建築事例をもとに作成しています。