子育て世代の住宅について建築事例をご紹介します。新築ありマンションリノベーションあり、土地探しからスタートの計画あり。そこには子育てに適した住まいを求める方々の希望と熱意が詰まっています。
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<1>ご夫妻の思いをたくさんつめた住宅
土地をお探しするところからのスタートでした。土地選定の条件は、ご夫妻の職場へのアクセスが良い事と環境が子育てに優れている事。これからが学童期になられるお子様がいらっしゃるので環境は大切ですよね。
家のデザインは、陽当たりの良い土地の形状をいかし南に開口部を広く設け、明るく居心地の良い時間を過ごすことができるようにしました。
また、2階の室内に洗濯の干し場を設け、天候に左右されることなく洗濯物を干すことができるようにしました。お子様が小さい時や部活動が始まり洗濯物が多くなっても遠慮なく干すことができるだけでストレスが減りますよね。
LDKは一空間として、お子様を見ながら家事をこなす事ができます。そして、おそらくお子様が大きくなられたときには、自然とお手伝いをしてくれるような導線となっております。
【事例詳細】
・構造:木造軸組住宅(在来工法)
・敷地面積:200~300平方メートル未満
・予算帯:2500万円〜3000万円未満
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<2>小路につながる家:子育て世代のシンプルで機能的な自然素材の家
小川に沿って、古い居酒屋や洒落たレストランが混在する幾つもの小路(こみち)をほんの少し入った一角にこの住宅は建っています。小路を介して築50年以上の住宅が建ち、隣家も近接していたため、都市型住居のスタイルとして、窓からの視線は避け、小さな窓から光と風を効率よく取り入れ、唯一視線が抜ける場所に町を流れるせせらぎを眺めるための広い開口を設けました。
子供室は8畳のワンルーム+6畳のロフトです。子供の成長に合わせて2部屋に分ける計画です。
【事例詳細】
・構造:木造軸組住宅(在来工法)
・敷地面積:50~100平方メートル未満
・予算帯:1500万円〜2000万円未満
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<3>江田の家
これから始まる子育ての場所として、幼少期を過ごした祖父母が暮らす敷地に新築した住宅です。
一般的に、西側へ開口部を設けることは住環境計画の上でも避けるべきですが、この住宅においては、河川側の豊かな環境を内部に取り込み、日々の暮らしの中で感じられることを優先しています。
愛犬の健康に配慮しつつ、これから成長していく子供が気兼ねなく遊び回れる空間となっています。
【事例詳細】
・構造:木造(全般)
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<4>中京区の家02
共働き、小学生から乳児の4人の子育て真っ只中です。
家の中心となるのは部屋の大部分を占めるアイランドキッチン。帰宅から就寝までのほぼ大半を家族で過ごす空間になります。ダイニングで宿題をしたり、その側で遊んでいたり。子供たちの様子に目が行き届く距離感を保ちつつゆとりをもって調理や片付けをできる位置、サイズ、動線にしました。
子供たちの成長とともに家も時間をかけて変化することのできる素材や仕上げを用いました。
【事例詳細】
・構造:RC造
・予算帯:2500万円〜3000万円未満
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<5>めもりの家|住まいの今までとこれから|奈良市|古民家再生
若いご夫婦とお子様たちのための古民家改修です。ご主人は幼少期をここで過ごした後、東京で暮らしておられましたが、仕事や子育ての環境を見直して奈良に戻り、空き家となっていた家を改修して住むことになりました。
昭和初期の建物は今まで何度か増改築されているらしいという話でしたが、内装の大部分は新建材で覆われ、昔の記憶は曖昧で図面資料等もありません。ただ一部がスキップフロアやオーバーハングになったつくりには単純なリフォームではない雰囲気があり、床の間や欄間、軒裏の細やかな意匠、玄関や階段を建物中央に配置して廊下を巡らせた間取りに何となく旅館のような風情も感じられました。
【事例詳細】
・構造:木造(全般)
・敷地面積:150~200平方メートル未満
・予算帯:2000万円〜2500万円未満
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<6>ゆるやかなベンチで繋がるコンパクトなLDK
築30年の中古住宅を子育て世代の夫婦のためにリノベーション。
ベンチをリビングからダイニングにかけて連続させる事により、ゆるやかに機能を共有し意識的に空間が断絶をさせないように配置ました。
意識的に空間が繋がる事により結果的に部屋が広く感じられるようになりました。
【事例詳細】
・構造:木造軸組住宅(在来工法)
・敷地面積:50~100平方メートル未満
・予算帯:300万円〜400万円未満
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<7>自然光と戯れるリノベーション
夫婦と子供のためのマンションリノベーションです。
幼いお子さんのために自然素材をふんだんに取り入れて心地よい質感と肌触りをつくりだし、既存の間取りでは実現し得なかった住戸全体に光が廻る住処を提案しました。
既存の間取りは個室数の確保を優先した結果、外部環境との繋がりが希薄で手狭なメインルームとなっており、そこに物足りなさを感じました。南面する窓だけに頼るのではなく一日を通して移ろいを感じれるように壁を撤去し空間を繋げ、部分的に既存開口部を塞ぎ陰影を感じる光が印象的に室内に射し込むように全体をリプランニングしました。
朝の光が射す場所にダイニングを、西日が当たらない位置にリビングを、日中を通して明るく抜けのある場所にキッチンを、それぞれアクティビティが自然光に寄り添うように配慮しています。
【事例詳細】
・1000万円〜1500万円未満
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<8>大草原の豊かな暮らし
「自然に囲まれた悠々自適生活。子供を自然の中でのびのび育て暮らしたい。豊かな暮らし、空気がきれい。すべてが欲しい」という思いから計画がスタートしました。
土地探しからお手伝いさせていただきました。外観は端正な切妻屋根の住まいです。外壁にはモルタルや杉板、自然素材を使用しました。
室内は間仕切りを極力なくしたオープンな住まいです。リビングには広めの土間スペースを用いご主人の趣味であるロードバイクの手入れや、薪ストーブを設置しました。
吹抜け大空間のリビングダイニングは明るく開放感のあるスペースです。
2階は屋根の形状がそのまま表れた空間ですが、断熱材を施工しているので外気の影響を受けにくい造りとなっており、デッドスペースがなく使えます。暑さ、寒さの温度差がなく1年中快適に過ごせる高性能住宅です。
【事例詳細】
・構造:木造軸組住宅(在来工法)
・敷地面積:300平方メートル以上
・予算帯:3000万円〜3500万円未満
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<9>子育て世代のシンプルな家づくり
絵本やぬいぐるみ、レゴにおままごとセット、クレヨンにスケッチブックや粘土などなど。ご夫婦がシンプルな暮らしが好きで、モノを置かないようにしようと思っても、子どもたちの道具やおもちゃなどが、どうしても溢れてしまいがちな子育て世代のご家族。汚したり、散らかす子どもたちも、パワフルなので、室内を毎日、綺麗にキープしておくのは難しいですよね。家全体を綺麗な状態でキープするのは、かなり難しいので、散らかっても気にならない場所と、片付けてモノを置かない場所を分けて考えておくと、気持ちも片付けも楽になります。
その際に便利なのが、リビングと続き間になっている畳スペース。引き戸を閉めてしまえば突然の来客でも隠すことができますし、床面をリビングから少しあげた上がり座敷にしておけば、多少散らかっていても、案外、気にならないものです。要は、片付いている部分(リビング)と、散らかしてもいい場所(和室)のメリハリが大事。
【事例詳細】
・構造:木造軸組住宅(在来工法)
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文:SUMIKA運営事務局
※この記事はSUMIKAの過去掲載した建築事例をもとに作成しています。記載内容は各事例登録時の情報です。