今回は「宿泊施設」の建築事例をご紹介します。大自然の中のシアターホテル、コワーキングスペースとホテルの融合、民宿以上旅館未満の宿、コンテナを活用したグランピング施設、湖畔の料理旅館を建て替えなど、泊まってみたいと思わせてくれる宿泊施設の建築事例をぜひご覧ください。
もし宿泊施設の建築事例について相談したい専門家が見つかりましたら、各専門家ページから【資料リクエスト】や【メッセージ送信】をご検討ください。
<1>景観の良い場所に建つ 外部まで連続した空間
滋賀県北部にある料理旅館の建て替えになります。
琵琶湖畔に建ち、とても良い景観の場所であるとともに荒天時には厳しい環境になるこの場所に、建物の中にいることを忘れるような空間を目指し設計しました。
一日一客の宿で、食事付きの別荘のような構成をとっています。
【事例詳細】
・構造:木造軸組住宅(在来工法)
・敷地面積:200〜300平方メートル未満
・予算帯:5000万円以上
【もっと詳しく】
<2>オフィスからリノベーション!京のゲストハウス
京都の街を散策して帰ってきた時に、ほっと一息がつける、家のような宿を目指しました。1Fに設けた『リビングルーム』では、ケータリングなどでお食事をしたり、おしゃべりをしたり、仲間同士で楽しく過ごしていただけます。
2Fには、ベッドルームを設けています。珪藻土クロスと木質系の材料は、調湿効果も高いので、質の高い睡眠が可能です。間接照明で、落ち着いた空間を演出しています。
3Fには浴室です。開放感のあるガラス張り浴室と、リラックスできる湯上りの間を設けて、存分にゴロゴロすることができます。自然を感じさせる素材を多用することで、やわらかく、落ち着いた雰囲気を作り出しています。
【事例詳細】
・構造:鉄骨造
・予算帯:2500万円〜3000万円未満
【もっと詳しく】
<3>Theater1 多摩の絶景宿 ローコストリフォーム
東京都に立地するこの壮大な自然風景を最大限に活用すべく設計しました。既存のログハウスを生かしながらの改修工事にあたって、地元の地場産材を最大限に生かし、外壁やウッドデッキは多摩産材のスギ、左官材などを使用。
内部空間はボリュームを最大限に生かすため、天井をめいっぱいにとり、窓・ドアやブラインドを活用することでシアターハウス/ホテルとしての開放性と閉塞性、相反する要素を兼ね備えた建物となりました。
近年IT・ロボティクス・自動化が進む中で、職人それぞれにお願いする分離発注とし、コストを抑え総工費1000万円以内での工事を可能にしました。
【事例詳細】
・構造:木造軸組住宅(在来工法)
・敷地面積:300平方メートル以上
・予算帯:700万円〜1000万円未満
【もっと詳しく】
<4>232 work&hotel
軽井沢駅から徒歩5分の立地に「働く」と「遊ぶ」をボーダレスにするクリエイティブなコワーキングスペースと、「暮らすように旅する」一室限定のホテルが誕生しました。1982年から続く軽井沢のレストランの2階にあり、既存の建物の特徴である南向きのテラスと勾配屋根の天井の高さを活かし、室内は間仕切りをつくらず床の素材や高さを変えてゾーニング。光あふれる開放的な空間に仕上げました。
コワーキングスペースはデスク席のほか、ソファスペース、全3室の個室オフィス、予約制で利用できる会議室、ビデオ会議にも利用できる電話ボックス、利用者が自由に使えるシェアキッチンを併設。
一室限定となるホテル客室の面積は約50平米。「住む」感覚を味わえる1LDKの間取りが特徴で、3名まで宿泊が可能です。
【事例詳細】
・構造:鉄骨造
【もっと詳しく】
<5>源泉宿 なでしこ
川辺に佇む客室数3部屋の小さな宿です。
民宿以上旅館未満をコンセプトに、利用される方が気軽にくつろげる宿を目指しました。
空間の造り方としては住宅に近い造り方になっています。
【事例詳細】
・構造:木造軸組住宅(在来工法)
・敷地面積:200〜300平方メートル未満
・予算帯:5000万円以上
【もっと詳しく】
<6>ミニホテル・民泊 鉄骨3階建(22坪、6部屋)
都心に建設したミニホテルです。
旅行者の方に「和」を楽しんでいただくため、インテリアは和風モダンにしました
土地が22坪と狭小でしたが、満足いただける建物が完成しました。
【事例詳細】
・構造:鉄骨造
・敷地面積:50〜100平方メートル未満
【もっと詳しく】
<7>グランピング / コンテナハウス
新しい宿泊体験の形。富士山を一望できるグランピング施設です。
プライベート感を重視した独立型キャビン。
コンテナを活用することにより短工期、建築コストを低減に成功しました。
【事例詳細】
・構造:鉄骨造
【もっと詳しく】
<8>商店街の息遣いを伝える駒込の民泊型ホテル
下町の暮らしが息づくその一角に建つ、地上5階建ての民泊サービス型ホテルです。
宿泊スペースは、薄肉ラーメン構造により、壁のない広いワンルームを実現しました。入口からたたきの床(土間)が外部から内部まで続き、テラス・キッチン・ダイニングがゆるやかにつながっています。奥には畳の小上がりがあり、寝室とリビングを兼ねます。
床面積に算入されず、開放的なテラス空間にも注目です。
【事例詳細】
・構造:RC造
・敷地面積:150〜200平方メートル未満
・予算帯:5000万円以上
【もっと詳しく】
宿泊施設の建築事例で、気になった設計・間取り・建築イメージがありましたら、ぜひSUMIKAで専門家にメッセージ送信あるいは資料請求してみてください。すでに家づくりの意志がお決まりの場合はプロジェクトの立ち上げにより、家づくりを担当してくれる専門家を募ることもできます。また、プロジェクトを立ち上げずに、ぜひこの専門家へ!とご指名される場合は、各専門家ページの【メッセージを送る】から「仕事の依頼・見積もり」をお選びください。
文:SUMIKA運営事務局
※この記事はSUMIKAの過去掲載した建築事例をもとに作成しています。記載内容は各事例登録時の情報です。