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記事作成・更新日: 2015年 9月 2日

築40年、2人暮らし、48㎡。収納力の課題をリノベでどう解決した?

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適材適所の収納とロフトで叶えた、アップグレード・リノベーション。

旅行が大好き、というご夫妻が購入されたのは築40年のヴィンテージマンション。リビングの壁紙や床のシートの張り替えといった簡易なリフォームのみ施された物件です。

2LDKで十分な収納力を備えたマンションではありましたが、出し入れのしにくい吊り戸棚や、それぞれの部屋に分かれ使いづらい収納が、旅行用のトランクをはじめ物を多くお持ちのご夫妻にはネックでした。

そのため、収納に重点をおいた間取りへとリノベーション。ウォークインクローゼットとシューズインクローゼットを中心とした適材適所の収納と、ロフトにより空間を有効活用することで理想のお住まいが完成しました。

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▲リノベーション前

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▲リノベーション後

暮らす人によりそった住まいづくりに注目。

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ロフトの上にはベッドを置き寝室に。出し入れしやすい収納スペースをロフト下に確保しました。

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階段も設置し、身長の高いご主人が頭をぶつけないよう高さもしっかりと調整するなど、安全にも配慮した設計が秀逸。天井まで届かない中間壁としたことで、風通しも良い空間となりました。

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生活の中心となるのは、会話の弾むカウンターキッチンとダイニングテーブル。壁際には食器類などを余裕でしまえる、引き戸式の大容量収納も造り付けています。

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キッチン横の棚には旅行先で見つけた小物や写真などが賑やかに飾られ、ご夫妻のあたたかな人柄が感じられますね。

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一番日当たりの良い窓際にはテーブルと椅子を置き、ちょっとしたワークスペースに。好きな音楽を聴いてくつろぐことのできる、ご主人お気に入りの場所となりました。

明るい光に包まれた、快適なミニマル空間。

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このお住まいは元々、日差しがたっぷり入るお部屋。全体を白でまとめて仕切りを最小限にしたことで、玄関まで光の届く、さらに明るい空間となりました。LDKの入り口に、すりガラスをはめこんだ引き戸を採用しているのもポイント。玄関土間から続く、シューズインクローゼットとウォークインクローゼットも使い勝手に優れています。

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水周りは1ヶ所にまとめて、開放的かつ生活導線もスムーズに。ミニマルでありながら快適な暮らしぶりが伺える、素敵なお住まいとなりました。

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物件データ

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▲リノベーション前

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▲リノベーション後

築年数(完工時)
:築40年
面積
:48.40㎡
間取り
:2LDK → 1LDK + ウォークインクローゼット + シューズインクローゼット
構造
:RC造
場所
:東京都渋谷区
家族構成
:ご夫婦

いかがでしたか?
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