建築家と家づくり 好きに暮らそう SuMiKa
暮らしのアイデア帖
2015年11月13日

お家でグリーンを楽しみたい!心がゆるむ配置とインテリアのアイデアあれこれ。〜マクラメハンギングからサンルームまで〜

暮らしのアイデア帖

ふと見かけた植物や花に心が安らぐ・・・。
そんな人は多いのではないでしょうか。

たとえば、「国際バラとガーデニングショウ」では約20万人、
「世界らん展」には約15万人と毎年大勢のファンが訪れます。

昔ながらの花屋さんはもちろん、グリーンやモダンスタイルな洋花を扱うお店も増えました。
老若男女、屋内外、マンションや戸建てを問わず、身近に植物を置きたいと考える人も増えているでしょう。
そこで今回は、緑や花を身近にする間取りやインテリアのアイデアを取り上げました。

窓際の棚をグリーンの定位置に。

”窓際の収納上をグリーンの定位置にする。”

こちらは庭に面したオープンキッチンなのでより開放感がありますが、比較的真似しやすい方法ではないでしょうか。

キャンバスに追加する
写真を拡大する

パパイヤ対面キッチン(創設計)

器をテラコッタなどで揃え、一定の間隔を空けて配置すれば、手入れのしやすさも確保しつつ、まとまった印象にできます。
動きを出したい時は、高さのある種類を選びましょう。
出窓にも応用が利くスタイルです。

一石三鳥のグリーンづかい

目に優しいだけでなく、夏は室内の温度上昇を防ぎ、冬はカーテン代わりにもなるグリーンのカーテン。
戸建てはもちろんのこと、マンションのバルコニーでも楽しめるアイデアです。

キャンバスに追加する
写真を拡大する

みどりのカーテンの家

年中なら常緑のツルバラ、夏メインであればパッションフルーツやゴーヤ、アサガオなどがおすすめです。
食べられる実がなる植物にすれば、収穫を子どもと楽しむこともできてしまいますよ。
エコ・食育・癒しと一石三鳥です。

キャンバスに追加する
写真を拡大する

みどりのカーテンの家

建物内の高低差をいかしてグリーンを楽しむ

デッドスペースになりがちな階段下や踊り場、梁など、建築物の構造に関する部分は、うまく活用すればグリーンに動きを加えるスパイスとなってくれます。
何かを加えるのではなく、視点を変えて見るのがポイントです。

キャンバスに追加する
写真を拡大する

花壇の家 三世代住宅(株式会社ユミラ建築設計室)

こちらは、「建物全体を庭にしたい」という依頼による建物。
スペースにあわせた植物の高低差が面白いですね。

中庭には鉢植えと低いつる植物のカーテンを配置。
床面はテラコッタ素材で掃除もしやすいつくりにしています。

キャンバスに追加する
写真を拡大する

キャンバスに追加する
写真を拡大する

花壇の家 三世代住宅(株式会社ユミラ建築設計室)

中庭から続く階段下には、鉢植えを配置。
庭には目隠しにもなるバラのカーテンを高く育てています。

キャンバスに追加する
写真を拡大する

花壇の家 三世代住宅(株式会社ユミラ建築設計室)

屋根裏的なスペースに置いた例。
大きめの観葉植物や垂れ下がる植物をまとめると、空間に動きが出ます。
ロフトがある賃貸物件などでも応用できそうですね。

キャンバスに追加する
写真を拡大する

外・〈外〉・《外》(A.A.TH ああす設計室)

本格的にグリーンのある暮らしに挑戦するならサンルーム

お庭が欲しいのに気候や建築規制などで自由に楽しめない。
そんな場合は屋内に温室をつくってしまうのはいかが? 
ガラス戸などで仕切ることで、小さなお子さんの手も届かず、温度管理もばっちりです。
手をかけて育てた緑がふわりとした光の中に浮かぶ様子は、
一年を通して心を和ませてくれる空間となってくれるでしょう。

キャンバスに追加する
写真を拡大する

緑のある北国の家

お気楽、お手軽にグリーンを取り入れられるとっておきのアイデア

観葉植物は置く場所がない。手入れは簡単がいい。
見た目もちょっとすてきにしたい・・・。
最後は、そんなわがままに応えてくれるアイデアをご紹介します。

白木の壁に、フェルトポットへ埋め込んだ小さなグリーンを配置。
室内でも育てやすく、個性のある植物を選べば、半日で壁面ガーデンが完成します。
はてな型フックでひっかけているので植物の位置を変えたり、取り外したりも簡単です。

キャンバスに追加する
写真を拡大する

インテリア壁面ガーデン(SUNIHA UNIHA(サニハユニハ))

そしてもうひとつ。

昨年あたりからグリーン&インテリア&DIY好きに注目を浴びているのが、
植木鉢をマクラメ編みの縄や麻紐で吊したハンギングです。
S字フックが引っかけられる安定した場所ならどこでもOK。
マクラメも慣れれば短時間で編めるため、長さや植木鉢のサイズを決めて自分でつくってしまうという人も
(吊す際には強度を確かめることをお忘れなく)。
ひとりではどうも難しくて・・・という場合は、ワークショップなどを探してみるとよいでしょう。


いかがでしたでしょうか。
小さくてもグリーンが楽しめる空間は、ホッと落ち着けてよいものです。
ぜひ、さまざまな住まいや暮らしに合わせて、自分らしい取り入れ方を考える。
そんな時間も楽しいものですよ。

Text 木村早苗

関連する家づくりカテゴリー

おすすめ

前の記事

みんなで持ち寄って、暮らす。アーバンパーマカルチャー最...

次の記事

仕事場でもある職住一体キッチン。 働く、食べる、遊ぶが...