最近は習い事でダンスが大人気!子どもにもっと活発に育ってほしい、表現力を養ってほしい、と思っているお父さんお母さんも多くいるのではないでしょうか。一方で体力があり余る子どもたちに、外で動いて夜はぐっすり寝て欲しいなんていう切なる願いもあるようです。
ダンスが大好きな子どもは、おうちでも踊り出したくなるもの。他にも、大好きなプラレールやおままごとのおもちゃを出したままにしておきたいなど、子どもの「やりたい」気持ちを止めたりせずに、子どもの自立心を伸ばし、好きな事に打ち込めるような家づくりのアイデアをご紹介します。
家の中心に開放的なテラスを
南側と北側に配置された部屋を結ぶ、こちらのテラス部分はその見た目の通りステージと呼ばれているそう。このように家の中心に開放的なテラスを用意すれば、「狭くて危ないからやめて」なんて子どもに注意せずに、思う存分踊ったり、遊んだりできます。階段を歌いながら下りてきて、木目のフロアの上に立てばまるで気分はミュージカル俳優ですね!
踊り場になるスキップフロア
段差が何層にも重なるスキップフロアは、最適な「踊り場」になります。段差が屋上までゆるやかに続いているこちらの家のスキップフロアは、とても開放的!習ったばかりのダンスのステップを練習しながら、屋上まで登っていけそうです。こうしたちょっとした空間があると、子どものおもちゃが少々出しっ放しになっていても「区切りがつくまで」と見守ってあげられるかも!?
ガラス窓を鏡にして
みなさんは夜にショーウインドウに向かって、一心不乱に踊っているダンサーの姿を見たことがあるでしょうか。そう、ガラス窓は暗くなると鏡の役割を果たします。こんな全面ガラス張りの家だったらスタジオに行かなくても、小さなヒップホップダンサーが伸び伸びと踊ることができそうですね。
中庭でガーデンダンスパーティを
こんな中庭があったら、お友達を招いてガーデンダンスパーティはいかがでしょう。広場とその中心に立つシンボルの木。木を囲んでくるくるとフォークダンスを踊るのもいいかもしれません。これからの季節、おうちで盆踊り大会をするのも盛り上がりそうですね! また、思い思いにピクニックシートを広げて、晴れた日はそこを子どものリビング代わりにしておもちゃや絵本を広げてもよさそうです。
リノリウムの床だったらキッチンでも走り回れる!?
十分にスペースのある家ばかり紹介してきましたが、実は床も大事です。ダンスをするなら床はやはり、滑りにくく、疲れにくいことから舞台でも使われる、リノリウムでしょう。ということで、このお部屋はマンションですが、キッチン部分は水濡れを考慮してリノリウムにしています。これなら子どもが走り回っても安心。ペットを飼っているおうちにもよさそうです。
いかがでしたでしょうか?
広々としたテラスに、スキップフロア、鏡、中庭、リノリウム。子どもが思いっきり踊ったり、遊んだりできるような家のアイデアがたくさんありましたね。みなさんも、子どもが大好きなことを中心に家づくりを考えてみませんか。
Text SuMiKa編集部