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暮らしのアイデア帖
記事作成・更新日: 2016年 2月12日

マインドフルネス瞑想にもぴったり!心が落ち着く間取りのつくりかた

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『マインドフルネス』をご存知ですか?ここ数年、書店やWebメディアでも特集されていますが、心の健康法とでもいいましょうか。マインドフルネスは、免疫力をアップさせたり、決断や記憶力の向上をさせたりするなど、効果として謳われている事が多岐にわたります。ゆえに、気になっている方も多いのでは?

そんなマインドフルネスのベーシックな形のひとつが「瞑想」。経営者をはじめ、日常に瞑想を取り入れる人もいます。しかし、慌ただしい日常生活において、静かなひとりの時間をつくるのは意外と難しいもの。子どもがいれば、毎日家の中は戦場。カップルでも、集中しようとしたら、彼女彼氏が世間話をし始めるなど、なかなか思うように始められない、続けられないなんてこともあるでしょう。

というわけで、マインドフルネス瞑想にぴったりの空間をつくるなら…?というテーマで、参考になりそうな間取りを探してみました!

日本ならではの「静」の空間。
和室で日常の喧噪から逃れる

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白−HAKU(TAS高橋洋臣e久美一級建築士事務所)

瞑想は自分が楽な姿勢でおこなうものとされますが、座禅や床座りが落ち着く人は多いはず。日本ならではの畳の和室空間は、瞑想にぴったり。フローリングやコンクリートで生活している日常とは異なる雰囲気に身をおくだけで、心も安らぐことでしょう。

狭いところは意外と快適?
心地のよい、狭小空間を手に入れる

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光台の家(大西憲司設計工房)

こちらも和室ですが、三畳というこじんまりとした空間。壁と天井がほどよい距離感にあり、その密閉感がなんとも心地よかったりします。部屋の隅っこや押し入れが好きな人におすすめ。

夜空の下で月の光を浴びながらの瞑想タイム。屋外に自分だけの空間をつくる

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FOUR SEASONS HOUSE(Studio tanpopo-gumi)

中庭があるなど、近くに大きな道路がなければ、しんと静まりかえった夜の屋外も、心地よい瞑想空間になります。ほどよい広さの縁側や中庭があれば瞑想には十分な空間。月を眺めて、夜風を受けながら、自分の内側に意識を向けてみましょう。

屋根裏、階段下などデッドスペースを活用!
プライベートスペースをつくる

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豊橋の家(大沢アトリエ)

ロフトや階段下、屋根裏に倉庫として使えそうな場所があったなら、そこは、ひとり静かに過ごすには最適なスペースです。もちろん何も置かずに、シンプルな空間に身をおくのもよし。思い切って自分流に改装してしまうもよし。

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鳩ヶ谷の家(プランプラン)

こんな屋根裏の書斎空間があったら、仕事も勉強もはかどりそうですね。屋根裏なら、自分好みのインテリアと内装にしても、誰も文句は言えません!

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開出今の家(タクタク/クニヤス建築設計)

こちらは、階段下を書斎にしてしまった実例です。階段の裏側は上手に棚として活用しています。

いかがでしたか?

自分好みの静かな集中できるスペースをつくって、話題のマインドフルネス瞑想、挑戦してみてはいかがですか?

Text SuMiKa編集部

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