子どもの頃、秘密基地に憧れたことはありませんか?なかにはこっそり家のなかに自分だけの空間をつくっていた、なんて人もいるかもしれませんね。
今回は、そんな親密性と開放感を兼ね備えた、秘密基地のアイデアをご紹介します。
リビングに“こもる”空間をつくれる、家の中の家
写真は、ドーム状の棚と出入口、クローゼットの3つのパーツで構成された、リビングに置くことができる小屋。中はダブルベッドが入るスペースがあるので、ベッドはもちろん、ソファーやお気に入りの家具を持ち込んで、自分だけの空間をつくることができます。間仕切り代わりの棚は、本棚はもちろん、ベンチやTVボードにしても◎。屋根のウロコをDIYで好きな素材や形に仕上げれば、秘密基地を自分でつくる楽しさもありますね。
狭さが秘密基地感を倍増!
四つん這いで移動するロフト
まさに秘密基地をつくるためにリノベーションを行ったというおうちがこちら!天井と壁を撤去して、ロフトを設けたのです。
ロフトは意外と広く、実は奥まで広がっているといいます。ただし高さはないので、四つん這いで移動しなければならない、というのがまた基地感があってたまりませんね!お昼寝や読書、瞑想など、静かにこもりたいときにぴったりかもしれません。
マンションだって手に入れられる秘密基地
マンションでも秘密基地をつくりたい!ということで、こちらは大胆にも、マンションの一室にロフトをつくりました。
ロフトによって空間を切り分けることで、上は子ども室や寝室に、下は収納スペースとして活用することができます。
いつものおうちが、見違えるような非日常の空間に。「毎晩、秘密基地で眠るようなワクワク感がある」との施主の言葉にも納得ですね。
家全体、まるごと屋根裏部屋の家
こちらの物件は、なんと家全体がまるごと屋根裏部屋。すべての部屋を覆う大きな屋根、そのどこにもトップライトを開けることで、どの部屋にいても空を感じることができるつくりになっています。
建物の最上階には、テラスの階段を通らないとたどり着くことができない茶室が。できる限りものを置かず、特別な空間にすることで、都会の喧噪から逃れてリラックスして過ごせそうです。
階段下に、隠し部屋を
こんな風に、階段下のスペースだって活用できちゃいます。こちらでは収納スペースとして活用している階段下ですが、ライトとお気に入りのものを持ち込んだら、あっという間に誰にも見つからない秘密の部屋へ変身しそうですね。
地下にある、僕だけのお花見テラス
こちらのお宅は、木造2階建ての住宅の庭に地下室を増築しました。
立派な桜の木を見上げることができるこのテラスはお花見の特等席です。晴れた夜には天体観測もまたいいかもしれませんね。
いかがでしたでしょうか?
屋根裏部屋、ロフト、階段下に地下室など、わくわくするような部屋がいっぱいでしたね。みなさんも、子どもの頃の憧れをかたちにしてみませんか?遊び心を中心に家づくりを考えてみたら、次から次へとアイデアが湧き出てくるかもしれません。
Text SuMiKa編集部
※ 2017年3月に追記