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暮らしのアイデア帖
2016年 3月14日

狭小住宅、どうする?10坪以下でも快適な家にするためのアイデア6選

暮らしのアイデア帖

家づくりは、限られた敷地内で建てることも、ひとつのポイントとなります。開放的なリビング、テラス、インナーガレージなど、自分たちに必要な要素を、どううまくおさめていくか、頭を悩ませている人も多いかもしれません。

そこで今回は、10坪以下でも快適にすごせる住宅アイデアをまとめてみました。コンパクトな敷地もつくり方次第で、開放的な空間となりますよ。

スペースを一体化すれば、
アットホームな空間に【9坪】

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CAFE HOUSE nokka(株式会社木津潤平建築設計事務所)

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CAFE HOUSE nokka(株式会社木津潤平建築設計事務所)

9坪の敷地に、カフェを併設した事例です。“カフェ”と“住居”をあえて区別せず、建物全体をひとつの空間となるようデザイン。

カフェと住居のイメージを統一することで、カフェには家でくつろぐような心地よさが生まれ、また建物全体が住居のような広さも感じられます。お客さんは、オーナーの自宅に遊びに来たような感覚で、カフェで過ごすことができますね。

“吹き抜け”で縦のデザインをつくる【10坪】

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公園通りの家((株)プライム一級建築士事務所 /西島正樹)

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公園通りの家((株)プライム一級建築士事務所 /西島正樹)

こちらは、10坪の敷地に建つ店舗兼住宅です。2階の住居は、吹き抜けにすることで、広さを確保。壁が屋根へとつながる大きな曲面によって、空へとのびやかに伸びていくような空間をつくっています。縦のデザインを意識すると、敷地面積が同じでも、部屋をぐっと広くみせられそうですね。

スキップフロアで多様性のある間取りに【8坪】

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超狭小変形角地の2階建てスキップフロア(一級建築士事務所 Coo Planning)

こちらは、敷地面積8坪の2階建てスキップフロアです。スキップフロアとは、1階と2階の間に段差を設け、中間階や半地下などをつくった家のこと。

スキップフロアにすることで生まれた中2階に洗面、浴室の水回りを設置。1階はインナーガレージ、上2階は主寝室とテラスになっています。中2階で料理をしたり、食事をしたり…。空間を有効的に利用できるスキップフロアは、狭小住宅の強い味方となってくれそうですね。

持ち物をミニマムにして
小屋暮らしを愉しむ【9坪】

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OUR CABIN OUR DIY((有)TAM建築設計室)

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OUR CABIN OUR DIY((有)TAM建築設計室)

こちらは、9坪のログハウス。木材のみでシンプルにつくられています。
木材は、断熱性に優れているので、夏は涼しく、冬は暖か。また、木のぬくもりは住まう人を癒してくれる効果もあります。

シンプルなだけに、思い切って無駄なものをそぎ落とせるのが、小さな家の魅力。10坪以下のログハウスで、ライフスタイルに合った、ミニマムな暮らしを愉しむのもいいですね。

天井の高さと大きな窓で
開放感をつくる【10坪】

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「笹塚の小さな家」(駒田建築設計事務所)

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「笹塚の小さな家」(駒田建築設計事務所)

こちらは、1階を賃貸スペース、2階と3階を住居とした事例です。
生活の中心となる2階は、天井高を高めに設計。加えて、上下階をオープンにして、2階とつながりを持たせることで、視覚的に広さを感じられるようになっています。

また、窓を大きくとることもポイント。外の環境を取り込むことで、10坪とは思えない、開いた空間となります。

外につながるデッキで“広がり“をつくる【6坪】

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狭小H邸(建坪6.5坪) 島根県松江市((株)TEAM STUDIO ARCHITECTS)

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狭小H邸(建坪6.5坪) 島根県松江市((株)TEAM STUDIO ARCHITECTS)

こちらは、わずか6坪の狭小住宅です。
1階と2階ともに、外部につながる小さなデッキを設置。視覚的にだけでなく、光を取り込むことで、空間に広がりを持たせています。

また外からの光が、白い壁や天井に反射することで、家全体が明るく、開放的になるのも印象的。間取りだけでなく、光を活用するのも、魅力的な狭小住宅をつくるアイデアとなりそうですね。

いかがでしたでしょうか?

10坪以下でも、縦の空間をうまく利用する、光や外の景色を取り入れるといった工夫で、実面積を超えた開放感が生まれます。また2階建て、3階建てにすることで、住宅に店舗を併設したり、インナーガレージをつくることも。

無駄をそぎ落とした空間だからこそ、住まい手の個性が顕著に出る狭小住宅。アイデア次第で、狭さを武器にした、魅力的な空間をつくりたいですね。

Text SuMiKa編集部

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