原風景をつくる 段々畑に建つ、一戸建て住宅の計画。敷地は、有明海と雲仙岳が一望できるみかん畑の中に位置しており、自然が豊かで何よりも景観に優れていた。これからも変わらずに続いていくと思われるこの環境の中で、只々住まうことに意識を向け…
移住・定住希望者のためのシェアハウス。温泉ホテル「農のオーベルジュ 白金の森」と同じ山の中に建つ施設。宿泊者の散歩道の途中に建つため、生活感や機械類が散歩する宿泊客から直接見えないよう、正方形平面の中に8個のテラスを設けその面に窓や室外機、…
用途は知的障害を持つ方々が通う就労継続支援B型事業所 になります。分かりやすく言うと軽作業を行う工房です ここで私たちが考えてことをいくつか ・JRの沿線で敷地から2Mの距離を電車が走るので、横長の水平窓を設けることで幕間のようにそ…
建設地は、ひな壇の分譲地の一角です。ひな壇の段差は人の動きの垣根になっているため、お施主さまのライフスタイル動線を軸に計画をスタートしました。その住まい空間は、行き止まりのない回遊できる動線計画となっています。
この家のコンセプトは『つながり』 ご実家脇にある空き地への新築計画でした。 大きな敷地だったので、建物のレイアウトは思いっきり南向きに。 地震できずついたご実家も一緒に建て替えようという事になり、2つの建物が並んで建ちました。家の内で…
ひみつ基地ミュージアムはかつて存在した人吉海軍航空基地跡に位置します。滑走路跡や地下壕跡と共に球磨郡の地域全体をオープンエアミュージアムとして捉え、展示やガイドツアー、VR体験を交えて戦争の歴史を伝えています。 拠点施設は翼のような軽…
全く同じ条件の土地や建物は2つとしてない。 地理的気候的条件の違い、その土地に元々建物が建っていたのか、田んぼだったのか、等。 その土地や建物が持つ記憶をどのように捉えるのかも設計者の仕事の内だと思う。 2016年の熊本地震で実家…
居住人数:3人/床面積:23.54坪 この家のコンセプトは『田園を望む現代の庵』 庵とは、小さく質素な住まいのこと。質素とは、飾り気がなく慎ましいこと。「庵」というシンプルな家で心豊かに暮らす。そんな住まいの出来上がりです。
地域支え合いセンターが併設された仮設団地内の集会所「みんなの家」です。桜の木の植えられた大きなテラスが中央にあり、お花見やバーベキューなどに使えます。テラス屋根には透明ガラスに太陽光発電フィルムが入っており、照明分の電力を賄っています。集会…
角地のため、採光・通風が取りやすい土地の形状を上手く活用。 建築地の気象情報を元に、南東からの風が極端に強いため、冬の風は防ぎつつ夏の風は取り入れるパッシブデザインを取り入れた。 平屋を希望していたオーナー様、当初は予算的に難しいかと…
コンパクトな平屋だが、それを感じさせない空間デザイン。玄関から洗面、お風呂へ直行できる動線や、子どもの成長に合わせて部屋の形を変えられる工夫など、オーナー様のライフスタイルを考慮したベストな設計。玄関に入るとすぐ畳の部屋という、一風変わ…
分譲地角地でインナガレージのある平屋を考えた住宅です。外部は車やバイクメンテのためスペースを優先的に確保して、内部は吹抜、高窓、多方向への視線の抜けを設けることで、プライバシーを確保しながら、明るさと広がりのある居室空間としています。趣味の…
若い夫婦とお子さんが暮らすおうち 終の住処となることを見越し、夫婦2人は平屋生活ができるよう寝室を1階に設け、子供部屋のみ2階としています。 1階はコの字型プランとし、玄関・LDK・寝室それぞれの空間から中庭を眺めれるよう配置しています…
築100年を超える古民家のフルリノベを行いました。 お話しいただいた当初は新築を希望しておりましたが、敷地や環境、いろんな関係性を考慮し、改修をすることとなりました。 メインとなるLDKの空間は玄関と一体の空間とし、帰宅してすぐ暖かい・…
札幌市郊外に建つ木造平屋、延床面積20坪ほどの小さなおうち。 家づくりの魅力はそのままに、建築費をなんとか税込2,000万(税率8%時)で建てることはできないかと辿り着いたのが、すべてを完成させない家づくり。題して「みかんの家」。できるこ…
昔からある既存の形状を活かして、屋根を伸ばすことで交通量の多い道路からのプライバシーを守りつつ、外観を一新しました。既存の形状を活かすことでコスト的にも有利になります。 葉が生い茂る大きな木の下は木漏れ日の美しさと風の抜ける気持ちよさ、そ…
敷地の北側には、夏になると臨海学校が開かれる遠浅で波も静かな岩井海岸が眼下に広がる。 目の前にある漁港では時折、漁船が往来し、防波堤でのんびりと釣糸を垂れる釣人の姿が見られる。 都会での多忙な生活から解放され、スローライフを楽しみながら…
愛知県新城市に建つ木造平屋建ての住宅です。 仕事や子育てが一段落し、街中から山手に移られ、自然の中で趣味を楽しむご夫婦の住処。 クライアントの年齢や人柄、集落の状況、周囲の環境に合わせ、日本の風景に溶け込むようなデザインを目指しました。…
街道に面した「開かれた中庭」 三人家族と祖母の二世帯住宅。 建主の要望は、将来的な長いスパンで、子世代、孫世代へと世代を超えて住み継ぐことのできる家。 敷地は旧中山道に面する場所で、並走するJR高崎線、北本駅と鴻巣駅…
60代の両親のための終の住処。 敷地は南面道路に巾広く接道しているものの、周囲は住宅が建て込んでおり、単純に南面に依存するだけでは安心感が得られない。どこか身体的なスケールに欠けたこの敷地のなかに、いかに小さな人間味のある空間を生み出…
LDKを中心にプライベートな空間の水廻り、家族室、タタミコーナー、寝室がコの字を書くように取り囲む平面配置です。各部屋から家族みんなが集まりワイワイと賑やかに暮らすことを意識しました。LDKには勉強コーナーや本棚のあるタタミコーナー、隠せる…
「この場所に風景を刻みたい・・・」 敷地を見た瞬間、その思いが心に宿った。 「窓辺の家」への旅は土地選びから始まり、最終的には息をのむほど美しい田園風景に囲まれた場所に完成した。 敷地の特性を最大限に生かし、水平と自然との一体感…
都心から少し離れた郊外に建つ住宅 この建物のコンセプトは敷地全体に穴のあいた南勾配の大きな屋根を配置し、穴のあいた部分を広場とし各要素を広場に接するよう配置した。そう、広場は子供たちにとって走り回る遊び場でもあり勉強部屋でもある。そし…
海や山など自然に囲まれた住宅をアトリエ兼住居にする改修 住まい、アトリエ、厨房、工房など様々な要素をコンパクトな既存住宅に取り入れるにあたり、施主と共に決めたテーマは「クラス」。コンパクトながら上質な意味で「class」、家族が学校の…
茨城・小美玉で農業を営んでいる家族が、畑の隅に家を建てることになりました。 友人の多いご家族で、みんなが集まるLDKを背骨のように中心に置き、そのLDKの両側に個室や犬部屋が木々が枝を伸ばす様に畑に延ばして計画しました。 個室の…
子供たちがのびのびと過ごせる様、なるべく間仕切り壁をなくしスパンを飛ばしたトラス構造を採用しました。またトラスの一部をあらわしとすることで、開放的で表情のある空間としました。 園庭はオーナーの意向で遊具等は設置したくないとの事でしたので、…