土地探しからの建築家の関わりとは?

当事務所は土地探しからお手伝いしています。
http://homepage2.nifty.com/syotaku/gyoumu05.html
提携した不動産会社から随時希望地域の情報を集めます。
不動産情報のほとんどはデータベースで検索できるので、
全国の物件から探すことが出来ます。
物件の申し込みをするときに計画プランを造りますので、
建築費用を含めて資金計画が出来るので無理がないです。
あと、不動産屋の媒介手数料を普通の半額でやっていただいてます。
諸経費を抑えることが出来るのでお得です。

追記
希望のプランに合わせた土地探しはかなり時間かかると思います。
運が良ければ早く見つかりますが。。。こればかりは何とも。。。
出ている土地で希望に近いプランが出来るかどうか。悩ましいですね。

koukiさん
はじめまして、HAKの秋田と申します。
あくまで当事務所でのかかわり方ですが、koukiさんがおっしゃられるように、土地を見つけて相談にみえられるのが一般的です。
が、土地探しから一緒にと、いらっしゃる施主様が居られる事も事実です。
その場合は、お付き合いのある不動産屋さんや、地主の方にお声を掛けて情報を入手し、提案することを行っております。
基本的には、不動産屋間で流通している物件は全国どこでも情報は入手できますので、いかに市場に出回る前に情報を得ることが出来るかも重要なポイントとなります。
ただ、本当の意味での建築家との土地探しから一緒にというのは、建築のプロとして、その土地が対価に見合う土地であるかどうか判断することは言うまでもなく、不動産は相対評価で価格が設定されていますので、その土地の長所を伸ばし、短所を補うどころか、如何にプランニングで魅力的な計画にしていくかが、建築家とともに土地探しをする醍醐味です。
最低限の絶対条件(地域や価格等)を絞って、一緒に探せばある程度物件は絞られますので、その中から共に考えていけば、必ず妥協しないお土地は見つかると思います。
建築家との土地探しを楽しんで頂ければとおもいます。

はじめまして。当事務所の場合での話として書かせて頂きます。こういったご依頼があった場合、自分自身で探す事はもちろん限界がありますので、知り合いの不動産会社、不動産も扱っている建設会社、又は探したい地域の不動産会社などに依頼して情報を集めます。不動産会社は売買が成立すれば手数料が入る訳ですので、簡単に動いてくれます。設計士経由で依頼するメリットは、不整形な土地など、割安な土地でもこんな家が建てられるということを伝える事が出来るということだと思います。オーダーメイドの家にしたいかたは、その流れで建てた方も沢山いらっしゃいますので、まずはどなたかに詳しい話をしてみたら如何でしょうか。ご自身だけで探すよりも、きっと良い土地にめぐりあえるかと思います。 板垣貴之建築設計事務所 板垣より

はじめまして、片瀬と言います。
この種の疑問は、当然でしょうね。一般的に、建築設計業界と不動産業界とは、あまり接点が
なく、あっても、知り合いの業者を頼る程度で、お互いが自分の領域だけでビジネスをしていま
す。御互いが専門バカになってしまっているのです。
家づくりとは、その人・家族に取っての住み良い棲家づくりです。まず、理想の自分なりのスタイ
ルを想像し、その理想の環境に、どれだけ近づけることができるのかが、最大のポイントなの
に、土地(不動産業界)と建物(建築業界)が不連続では、資金面を含めたトータルな家づくりは
難しくなると思います。よく聞く話は、「土地は見つかったが、建物の予算は、これしか残ってい
ないので、これで建物が建ちますか・・・。」関連のものになってしまうのです。家づくりは、その
人・家族の将来に渡るライフスタイルの形成なのに、トータルにサポートできる能力のある者が
非常に少ないのです。困ったものですネ。
当社は、設計60%不動産仲介及びコンサル40%のバランスで、事業展開しております。勿
論、不動産業界の情報網も、一般の仲介会社以上にありますが、あくまで本業は建築設計監
理です。ですから、設計を前提であれば、物件探しから、値交渉・契約に至まで、全て当社で行
えますし、仲介料半額でサービスします。今なら、買い時です。不動産業界に流通する前の物
件情報も山ほどあり、時間を掛けて選択することができます。現在、不動産業界は、2割3割当
たり前。中には50%OFFの物件も数多くあります。これからは、チャンスですよ。
一般的に、不動産業者は、その仲介料でビジネスをしていますから、あまり値交渉は親身に
なって行いません。物件価格が安くなると、仲介料も当然減るからです。ある程度の駆引き程度
で、買主を納得させることに重きを置きますので注意してください。自分で近隣の相場を調べそ
の価格の20〜30%は、値切れると思ってください。(立地環境にもよりますが。)値切った分
建物の予算に廻しましょう。設計監理料にもネ。
瑕疵さえ注意すれば、土地はいくら値切っても問題ありませんが、建物を2割も3割もコストダ
ウンさせると、それなりの建物になってしまいますので注意してください。理想に近い生活環境
を手に入れられるかどうかは、これからの努力と良き専門家のサポート次第です。

kouki様

設計事務所自体が不動産情報を持っている訳ではないので、基本的に懇意にしている不動産屋さんに頼みます。
そして逐次条件にあった物件の情報を教えてもらいます。
依頼を受けてる場合はその物件を一緒に見に行ってアドバイスをさせていただいたりしています。

現場で見るのは法的な制約は勿論、敷地の形状、方角の確認、隣地の建物の状態(窓の位置など)、景色、、等々。その中で思いを巡らせ頭の中で設計したりしています。

HMの場合、紹介されるのは会社が建てやすい敷地だと思われます。また、宅地開発を展開されている会社も多く、あらかじめ幾つかをそれように持っていたりしています。

不動屋さんはどの業者も持っている情報はほとんど同じです。
A社とB社に同じ条件で探してもらうとほとんど同じ物件が出てきます。
数日間は囲い込んで持っている物件もありますが、決められた日数を過ぎると情報はオープンになります。(業者のネットワークです)
たまにA社しかない情報がありますがB社でも取り扱う事は出来ます。

なぜ懇意にしている業者を使うかと言うと上記の理由が挙げられます。
それと設計事務所の仕事を理解しているからです。
HMは区画された土地に既製サイズの建物を落とし込むのですが僕たちはその敷地に合った建物を一から建てていきます。
悪条件をメリットに変換するような計画を提示したりしています。
その部分を理解していただいていると業者から出てくる物件も違ってきます。

「建築家と家造りを希望するなら土地探しから関わった方がいいよ」
というアドバイスはそういう部分も含んでいるように思われます。
一見「イメージと違う」と思われるような土地でも設計者には(あーしてこうすればイメージ近い雰囲気は可能かな、、)と見える事もあります。

考えが纏まりすぎている場合よくあるのですが、「こうでなければ行けない!」と考えている事が以外と簡単な方法で解決する事もあります。

ネットコンペは同じ土地で同じ条件で設計しいますが、全部プランが違います。
送られてくる数だけ考え方があり、僕が見ても「こんな方法があったか、、」と思うほど、住宅設計の答えには模範解答は無く全てその設計者にとっての正解なのです。

少し頭の中をニュートラルに戻して建築家のような設計のプロと一緒に考えながら土地を探すと違う答えが見つかるかもしれませんよ。

林

初めまして。
建築家の栗原正明です。
土地を探される段階で建築家にご相談される事は、大変賢明なやり方であると思います。
当方でも、土地探しの段階からご協力させて頂いて設計監理まで務めさせて頂いた、と言う実績が有ります。
ご興味をお持ち頂けるようでしたら、お気軽にご連絡下さい。

はじめまして。
建築家が土地探しから関わることは、ご希望の家作りをする上で大変メリットがあります。さて、ご質問に対して、私からのアドバイスです。
私どもの関わりかたとしては、まずどういった場所や家や空間、家族やお子さんの育て方などライフスタイルをご希望しているかをお聞きし、その上でいくつかのエリアをピックアップして物件情報を手配、ご提案する形を取っております。
通常の不動産業者ですと、場所や予算が分からないと情報収集ができませんが、私どもでは土地情報自体からご提案いたします。あわせて、この土地だとこういったプランが成り立ちます、といったご提案もさせていただいております。
また、こちらからのご提案だけでなく平行して、御施主様の捜された物件についてもご同行し、アドバイスを差し上げております。
他の方々もおっしゃっていますが、ご希望内容をまとめていらっしゃるのは大変助かりますが、土地が決まるまでにプランまで決めてしまいますと物件探しが難航する可能性が高いです。ご希望は項目やイメージにとどめ、出てきた土地から建築家が案を出させていただくのが一番かと思います。思いも掛けないプラスアルファの空間や外回りが出てくる可能性もあります。
私どもの方では、土地探しやリノベーション・リフォーム前提の中古物件探し、新築マンション選びからご同行させていただいておりますが、上記の作業の先に、御施主様の言葉にできなかったご希望が言葉になったりもしますし、そういったやりとりの先にできた家はいい物件になることが多いです。そして完成入居後の関係も良好で、土地に関してのトラブルなども当方で把握している分、対処が早くなります。
以上が私なりの回答ですが、ご参考になりましたら幸いです。