既に多くの方が回答していますが、やはり建築家のみなさんでも色々です。
当方での経験値からアドバスできるとしたら、2階建て、延床60坪、附帯設備(太陽光発電、エネファーム、蓄電池)外構工事、家具、カーテン類というアバウトな条件だけで考えれば1億円以内でできるだろう、とくらいは言えます。もちろん耐震性能や温熱環境などの基本性能は落とせない範囲です。建材や設備機器の高騰もありますが、その上で、プランや構造や仕様、仕上げ、設備機器、外構などの付帯設備を適切に計画すればもっとコストを落すことも可能ですとお答えします。
考え方にもよりますが、総額だけ見るならばハウスメーカーの方が明快かもしれません。もちろんその総額の中身はブラックボックスみたいな内容です。またローコスト住宅を手掛けるハウスメーカーならばもっと安くできるはずですが、耐久性などの基本性能が劣るとみています。もちろんデザイン性や素材、仕様、設備機器などは設定されたものからセレクトするだけです。これは大手ハウスメーカーでも似たり寄ったりです。
そしてハウスメーカーは自社の構造、構法、仕様などが決まっていて商品として売っているので総額が直ぐに提示されるのです。注文住宅と言っても建売住宅と基本は変わりなく、当然ながら設計料という項目はありません。
ハウスメーカーを否定するわけではありません。工期が早いとか製品にバラつき少ないとか、ハスメーカーのメリットももちろんあります。
私たち建築家は、敷地に適した計画をし、建築主のライフスタイルに合った住宅を一軒一軒オーダーメイドで提案します。ですから、建築主の要望や敷地条件をそれぞれが読込み、検討して、その建築家が建築主とその敷地環境に最適と考えるプランを提案します。
それにはやはりコストも反映されるので、場合によってはバラつきが出ます。でも、それも家づくりの一作業です。
まずは、気になった建築家に話を聞いてみてください。その上で、考え方が気に入った、納得いく、気が合うとかの建築家に相談されてみてはいかがでしょうか。
かなりの好条件で家づくりができそうな環境の様でし、これまで2度も建売住宅を買われ散るとのことです。折角ですから建築家との家づくりも一考ください。
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アトリエ24一級建築士事務所
代表 飯沼 竹一
千葉市中央区千葉港4-3千葉県経営者会館5F
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