二階お風呂トイレ

Ｍiho様
初めまして、大阪で設計事務所を営んでいます
アンダーコンストラクション　溝口です。
プランに関しては、Miho様のご家族の生活スタイルに合っていて、
日常の家事も含めた生活が少しでも楽に出来る方が良いので、
現状プランの洗面、お風呂からランドリースペース、バルコニーへ同じフロアー対応できるプランは良いと思います。
ＬＤＫとの関係を優先される場合もありますが、家族の生活スタイルによりますので現状プランで良いと思います。
特にデメリットは無いと思います。
深夜にお風呂の音が多少1階直下の部屋で聞こえる程度と思います。

ただ、親御さんがご心配されるように、将来的に生活すべてを1階で行う場合
水回りを1階に設ける事も考慮する方が良いですね。

現状プランの洗面所、お風呂の直下1階部分は物入れ、廊下なので水回りに改修しやすいです。
水回りの改修では、排水管が設置できるかが問題になるのですが、
幸い２階からの排水管位置が近いので繋げます。和室でも出来ます。
将来的な場所を想定して排水管を仕込んでおくか、将来排水管を設置できるように対応しておけば、問題ありません。
難しい問題ではありませんので、現在設計されている設計事務所、工務店に
ご相談されれば対応してもらえると思います。

その他、老後の問題では玄関まで車いすが入れるスロープ及びスペース・玄関扉の幅、手すり、トイレに介護者と入れるスペースなどがあれば良いですが、現実的には難しい部分もあります。
これも水回り同様にご相談されれば良いと思います。

ご参考になれば幸いです。

ご不明な点はお気軽にお問合せください。

アンダーコンストラクション　溝口
HP　　　under-c.com
MAIL　　OSAMU19631220＠yahoo.co.jp
携帯　　*****

Mihoさま
株式会社ヨシダデザインワークショップの吉田と申します。高齢者住宅の設計実績があり、お役に立てれば幸いです。
ご心配の２階お風呂について僭越ながら私の考えをお伝えいたします。
老後のご心配をされていることと思います。確かに介護や介助が必要となった場合は入浴が大変そうです。しかし介護予防といった考え方から言うと、毎日の階段の上り降りが体力向上に寄与するとも言えます。また、介護度が上がるとむしろ施設（高齢者施設。デイサービス）の利用頻度があがる可能性を考えると家のお風呂はあまり使わない（狭くて介助が難しいなど）可能性もあり、その場合はむしろ寝室とトイレの位置の方が重要となってきます。
これらを重視しすぎるとごなにかを諦める部分が増えてきますので、私の考えでは現在の生活を重視された方が良いのではないかと思います。
また、将来和室を浴室とすることは十分可能です。その場合考えていただきたいのは、寝室も１階に下りてくるということです。２階のお風呂に行くことが困難な状況は同時に寝室も近くに来ることを合わせて考える必要があるとも言えるからです。理想は（介護度が高まった場合）は寝室からトイレ（浴室）に直接行けると大変便利です。また、デイサービスなどの利用を考えると玄関に近い方が良いということになりますが、現在のリビングが寝室となると思います。
以上ご参考になれば幸いです。

お風呂はそのままで、LDKを2階にして個室を1階にすることもありかなと思います。日常の生活を重視すると、そのほうが生活しやすいですよ。一日が終わったら、1階に寝に行く。そんな感じも良いのでは？2階の天井は勾配天井にできるので、トップライトも設置できます。1階とは格段に違った良いLDKになりますよ！将来のために、ホームエレベーターを設置できるスペースを想定して置くことも有効なことです。良い家になりますように！