24時間換気システムと全館空調システム

空気が１時間に0、5回入れ替わるなど換気が建築基準法に準拠するなら問題ありません。
鶴崎より

換気の考えは、新しい空気、つまり「外気」を
取り入れる必要があるということです。

あなたが疑問に思うように多くの建築の現場に
関わるものが、なんでそんなものが必要に
なるんだと感じています。
馬鹿馬鹿しい法律です。

室内の汚染物質よりも外の空気の方が
汚れているという概念が存在しないのですから。
ただ理論的に館内に溜め込んだ空気を完璧な
フレッシュエアに替えて使い続けることは不可能ですから、やはり空気を取り入れ、それをフィルターで洗浄して室内に取り込むのが
理想でしょう。

その空気に加湿したり除湿したりして空気の
温度を調整するのが空調です。
つまり換気と空調は別のものなのです。

換気とは室内の汚れた空気（湿気や臭いも埃も）を外に排気すると同時に新鮮な空気を室内に入れる事です。そこで法律では24時間365日しなさいとされております。では熱交換しない換気では、冬場暖められた室内の空気を外に、外の冷たい空気を室内に取り込む事になり、換気システムが導入されても冬場は換気扇を回すと寒くなるので止めてしまっている方が殆どでは無いでしょうか？
これでは24時間換気とは云えません。そこで熱交換出来る換気扇を使用する事で室内に入ってくる空気を室内の熱だけを回収して入ってくるので、24時間換気する事が出来ます。当然省エネ効果をもたらします。
外の空気が綺麗か否かは別とします。汚染された外の空気で有ればフィルターを通して室内に給気する事です。熱交換機は通常のフィルターより性能は優れております。
全館必要か否かは、この部屋は綺麗な空気、他の部分は汚染されたままとなりやはり全館（廊下や玄関含む）必要です。
また温度のバリアフリーも同時に考える必要がございます。
例えば、暖房した部屋からトイレに行こうとした場合、温度差が20℃以上有り身体が直ぐには慣れません。成田からカナダに行くのも何時間も時間を掛けて行きますね、部屋からトイレは数秒です。毎年交通事故より多いい屋内での事故。
こんな目に合わないような住まいが快適ではないでしょうか？
弊社ではそんな住まいを建てております。