輸入風住宅を建てたいのですが・・・。

はじめまして、埼玉でアーキネッットデザインという設計事務所を主宰している市川均と申します。
私が以前勤めていた事務所で輸入住宅という業界を創る際に参加したのでその経験からお話しします。輸入住宅は1986年の東京サミットを契機に当時の日米貿易摩擦解消のためアメリカの住宅関連産業の輸入を促進しようとする試みでした。私の居た事務所でサミットハウスと言うアメリカのモデルハウスを設計し、日本のハウスメーカー数社が参加し建設しました。その後、これを基に木造三階建て住宅等の法改正や輸入関連の制度改正を経て、日本に輸入住宅業界が設立しました。
長くなりましたが、その結果90年代は輸入住宅メーカーや輸入建材メーカーは盛況でしたが、それらに係った建築家は多くはありませんでした。本来、私達はアメリカのオープンプランニングやランドスケープの設計手法や建設工法の合理性を日本に紹介したかったのですが、実際は単なるで建材輸入とデザイン模倣に終始してしまいました。
ですので、以前は輸入住宅専門の建築プロデュースサイトもありましたがそのほとんどは今はありません。
私も岩崎邸は好きです。私達はきちんとした洋館の設計をしてきたと自負しておりますので、HPをご覧いただけると幸いです。
長文で失礼しましたが、参考にしていただければありがたいです。

はじめまして、茨城県守谷市で建築設計をしていますアーキヴィジョンの小堺です。
「輸入住宅」の魅力を一言で言い表すのは非常に難しいのですが、外観もさることながら、「暮らし」と「内部空間」が一体となって洗練されていることにあると思えます。
ふんだんに使われた無垢の木に包まれていますと、心の中から静けさが訪れてきます。

さて、たまたまですが4月24日(土)と25日(日)の二日間、つくば国際会議場(つくば駅徒歩8分)で茨城の建築家が集まり「地域に根ざした住宅作家の建築展」を行なうことになりました。詳細が出来次第ハウスコさんにも掲載する予定です。

輸入住宅に限って言えば、友人の菊地さんと僕が出展することになっていますので、よろしければ足をお運びください。(輸入住宅の資料も盛りだくさんです)