吹き抜けのあるリビング

もんちゃんさん

はじめまして。
大阪の建築事務所「Studio REI」の嶽下（たけした）と申します。

マイホームの新築計画、楽しみですね～♪

早速ですが、
吹抜に面する壁や床に断熱材を入れたり下地に遮音シート等を張ったりする事で少しは効果あると思いますが、
そもそも吹抜け自体、開放感・明るさの他に上下階を吹抜空間で繋ぎ気配やコミュニケーション目的で採用する事が多いと思います。
吹抜が無くても、同じ家に暮らしているとそれなりに音は聞こえます。２階を歩く音も然り…
特別聞こえてはマズイ場合やストレスになるレベルでなければ、
良いのでは？という考え方もありかと思います。

それよりも、家族みんなが集えるリビングが明るく開放的なのが優先かも知れません。


不躾な回答ですみません。
苦労も多いでしょうが、それ以上に楽しみながら、
素敵なマイホームが出来る事をお祈り申し上げます。

もんちゃんさんへ

吹抜けの2階部分の開口部に、扉でも引き戸でも、開閉できるものをつけたらいかがでしょうか？
ガラス戸なら広がり感もそんなに損なわないと思います。
冷暖房もコントロールしやすくなります。

かわしまげん＠川嶋玄建築事務所

吹き抜け空間の天井および一階の天井を吸音材で仕上げれば効果があります。そして床壁にセルロースとう充填すると佳いです。２階根太にフェルトをかませて床鳴りをさせない事ですね！

ここは一度、原点に戻ってみたいと思いますが、吹き抜けという空間は、上下の間を繋ぐ機能を持ったもの・・・音であったり、光であったり、そして家族、人の気配を混ぜながら、感じさせることで、生き生きとした一体感を作る場所でした。それが建築家事務所が考えてきた事であったわけです。もし繋がりが無い場合は、天井の高い大きな空間を持つ部屋となりますから、何をその空間に求めているのか？から解決の糸口はあります。人の気配は全く要らないのであれば、2階にリビングを設ける間取りも利点は構造的にもメリットがあり解決策のひとつになります。また建築家らしい考えとして、他の方もお答えになってますが音や光を建具によって繋いだり、閉じてみたりという事もありますし、嵌め殺しの窓状であれば、より一層音は止まるでしょう。
　もんちゃんさんが吹き抜けとされている空間に求めているものは何か？明るく開放感のあるリビングといことでしたら、部屋の配置でも充分に解決策はありそうです。

家族の生活の時間帯や敷地の環境によって、きっと建築家や設計士が解決策を一緒に捻り出してくれる筈です。なにごともメリットとデメリットがあるものです。妄想(？)の時を楽しんでください。