２４時間換気システムについて

Lucyさんはじめまして。
24時間換気のエリアを長男さんの部屋だけ、独立させてはいかがでしょう？
長男さんの部屋だけで、給気機で吸って、排気機で出すようにすればいいとおもいます。

一級建築士事務所　雅野（ﾐﾔﾋﾞﾉ）設計室
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一級建築士　日野　雅之

Life環境デザインの井野と申します。寒冷地で高気密高断熱住宅を設計している立場からお話いたします。

換気の方式については、３種類あります。①給気と排気ともに機械、②給気のみ機械、排気は自然、③給気は自然、排気は機械です。
お話を伺う限り、①を採用されているということで良いでしょうか。さらに、一か所に機会を設けて、各室に機会からのダクト給気口を設けて、ある場所で排気機で吸い出すをことと想定し回答いたします。

例えば、ご長男の部屋だけのこのシステムの換気計画から外してしまうことでいかがでしょうか？長男の部屋だけ、個別に壁付けの①のタイプの機械を入れることで十分問題ないと思います。

高気密高断熱だから、この換気計画にしなければならないという決まりはありません。①も②も③もそれぞれにメリット、デメリットがありますし、Lucyさんのように使い勝手、平面計画や断面計画によって、決める必要があります。それを理解したうえで、換気方式を選定し、さらにそこから予算とのバランスで関係システムを選定することとなりますので、担当の設計士さんに、換気計画について、メリットデメリットをお聞きして、最終的にご判断されたほうが良いと思います。ご参考になればと思います。

上記のお２人の意見が最な回答では有りますが、

コストを鑑みて、自然給気、機械換気の第３種換気方式が一番ポピュラーな換気設計です。
そして、通常は各居室より給気して、トイレで排気している住宅が多いです。

ですので、最もコストがかからない方法はトイレ⇒長男様の部屋にすることです。

次に、長男様の部屋だけ区画して、第３種換気を２系統で行なう事がコスト削減になりますが、２４時間換気は壁内や天井裏の空間も算定されていまし、扉の隙間も考慮する必要がございますので、コストとして単に換気扇工事が１台増えるだけでは無いことをご留意くださいませ。

Archi-Lab.CAN 建築加塩設計株式会社　加塩博之　拝
＝豊かな空間創造、幸福な時間＝