幅広のフローリングをさがしています。

RISAさんの考える『いいもの』って、どんなものですか？
300mm幅ですと、安価な普及品になると思いますが。。。

RISAさん

マックスネット・コンサルタントの片瀬です。

たぶん、無垢のフローリングを探しているのでしょうね。

信頼できるところで、生産して頂かないと難しいでしょう。

フローリングは、巾が９０・１２０・１５０が一般的です。
３００になると、殆どの業者が在庫を持っていません。

ご自分の希望の材種を、希望の巾・厚さで製材してもらいましょう。
ただし、床暖房仕様であるので、含水率に注意してください。
自然乾燥+人工乾燥で、１５％程度のものを使用しないと、必ず反りや
割れが出ますので、十分注意してください。

ただし、それだけの巾になると、必ず節は出ますよ。
無節は、不可能に近いと思います。

上記を施主支給すれば、コストダウンにもなりますね。

施主支給方式で建築工事費コストダウン
http://www.maxnet-g.co.jp/associates/cost.html

RISAさん。初めまして大阪の岡﨑善久建築設計事務所の岡﨑善久です。

フローリングでいいものとは「無垢材」のことを言う。

□ＲＩＳＡさんの思う広幅についての質問
Ｑ－１無垢材で板幅を何枚か合わせて３０㎝幅にした材料のこと幅広のフローリングと言っているのですか。広幅とは言わないです。集成材。
Ｑ－２フロア材で合板（ベニヤ）の上に薄単板を板幅何枚かを貼り合わせて３０ｃｍ幅にしたものを幅広のフローリングと思っているのではないでしょうか。市場に多く出ているので工務店やハウスメーカ―が進める材料でもある。

無垢材かフロア材かによって心地よい空間になり生活感が変わる。
フローリングについて選ぶ方について。以下に進む。

□無垢材を選ぶ
（１） 無垢材（天然の木材のこと）は本来、材木屋や床材専門メーカー等が扱っている。
（２）無垢材は風合いがあり経年変化を楽しめることができる。
（３）傷をついてもザンダーがけで処理することができる。「健康によい」足の質感がよい。
（４）材料によって床暖に対応ができない場合もある。
（５）余り広い幅の材料は少ない。一枚の木材の幅を言う。
（６）床板の乾燥収縮によって目地に２ｍｍ～３ｍｍ程度の隙間が生じる場合もある。木材が呼吸していると考えてください。
（７）メンテナンスが少しかかる。

（結論）無垢材は風合いがあり経年変化を楽しめることができる。ウレタン塗装をしていないものをお奨めします。

「例えば」杉材の無垢材は安く広幅がある。柔らかく足裏に心地よく冬でも暖かく過ごせる。冬が寒い奈良の郡山でコストの関係で床暖なしで計画する。そして、喜ばれる。板厚はｔ＝３０㎝です。（キズが付きやすいが！）

□フロア材を選ぶ
（１）フロア材は合板（ベニヤ）の上に天然木の薄単板を貼ったもの。板厚は０．３～２．０ｍｍ程度。「例えば」建材メーカーが出しているものとして考えてください。子供の部屋等でキャスター椅子を使用するところに向かない。ウレタン塗装をして強くしているが。
（２）フロア材には接着剤が使用している。（ホルムアルデヒトを発生し、シックハウスの原因になったがまだゼロではないが。）
（３）床暖に対応可能である。
（４）表層を超える傷が付いた場合、傷に対する見た目は良くない。ベニヤ下地が見える。

（結論）経年変化を楽しめない。心地よさがない。

RISAさん　はじめまして、横浜の　河辺　近（こうべちかし）　と申します。

フローリングに関しての、お話は皆さんのご説明の通りです。
具体的に、近いものを紹介します。東京オペラシティー1階にある木童（こどう）さんが造っているフローリングで、杉源平パネルがあります。幅240　厚み24　長さ1950　3枚を張り合わせたものですが、とても肌触りが良く、白っぽい部分に赤みがある色合いです。
参考になさって下さい。