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建築家や建築業界への信頼

設計士の資格を持った方が非常に多いことに驚いた記憶があります。素人には、設計士と建築家の区別も、設計事務所・工務店・HMの設計士の違いもわかりません。
かつての偽装構造計算の事件には、非常に恐怖を覚え、たった1名の起こした事件ですが、果たして、本当に一人だけなんだろうか?発覚しないだけではないか、日常茶飯事なのではないだろうか?建売住宅でも、注文住宅でも、設計士が設計し、監理していても、欠陥住宅などの話は、よく耳にします。
素人には建築業界への信頼は微妙です。設計士も建築家も同様。もちろん、全ての方が信じられないわけではないが、信頼できる基準や根拠がわからないです。

建築家の方からみると、設計料も建築費も、大工さんの報酬も、適正価格があることは、よくわかります。でも、何が適正価格かは、判断がつきません。そして、家を建てたいけど、経済的な余裕はありません。少しでも安く建てたいと思っています。
お金がない人間は、賃貸に住めばいい、安いマンション・建売・中古物件を買えばいいと思われることも仕方がないかもしれませんが、それでも家が建てたいと思うのです。
家を建てることは、素人から見ると不確定要素が多すぎて、価格や経費があとあと増額されて、結果的に総額がどうなるのかが恐怖です。
だから、コストコントロールを建築家に求めるのだと思います。
施主は、銀行融資が変動金利だったりすると返済が終わらなければ家のコストがいくらだったか最終的にはわからないほど、膨れ上がる恐怖があります。もちろん、事前に勉強して対策を講じなくてはなりませんが…施主に寄り添う建築家も庶民を相手にするなら、同じ感覚が必要な気がします。



このアドバイスは、旧HOUSECOの家づくり相談のアーカイブを移行したものであり、現行SuMiKaが提供する機能と齟齬がある場合があります。

専門家の回答

11件

2013年 8月24日
特に区別しなくていいじゃないですか?それで怒るようならそれだけの人間だということです。私は建築士(建築家?設計士?)も施工会社もそれから施主さんも、みんな対等な立場だと思って仕事しています。よく現場打合せの時など、施工業者を怒鳴り散らしている設計事務所があると耳にしますが、それを聞くだけで恥ずかしくなります。

設計事務所の人間もよく「先生」と呼ばれます。私もメーカーの営業さんや施工業者の監督さんや、時には施主さんからもそう呼ばれることもあります。1~2回程度しか会わないだろう相手には、いちいち言いませんが、何度も顔を合わす相手には「北濱でいいです。今度、先生と呼んだら罰金払ってもらいます」と冗談交じりに伝えます^^先生と呼ばれると、ものすごい距離を感じるので…

建築士自らが敷居を上げている、先生と呼ばれいい気になっている。
仰るとおりです。耳が痛いです。肝に銘じておきます。

予算等に関しては、Lightningさんの心の叫びをここに書かれたように相手にぶつけてみてください。ちゃんと答えてくれる方がいると思います。最後は人と人です。

それから、まったくもって不毛ではありませんよ。
自分を見つめなおすいい機会を与えて頂きました。
それともう一つ、私のつたない文章が誤解を与えたのかもしれませんが、良き建築家に出会えるかどうかは、決して賭けではありません。Lightningさんの努力や熱意があればキチンとした相手が見つかるはずです。良き建築家が見つかれば、自ずとそこに集まるブレーンも同じだと思います。その逆もしかりですね。

偉そうなことを申しました。スミマセン

n.Design一級建築士事務所 北濱
矢印
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2013年08月25日

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ご丁寧に、ありがとうございます。
しかし、相性というのは難しいですね。なかなか、見つけられるものではなさそうです。
口が上手さや、専門的な話に、煙にまかれないようにしなければなりません。

施主側も、それなりに勉強をしなければいけないと思いますが…果たして、そうかなとも思ったりします。
施主側は、当然自分のことですので主体的でなければならないと思いますが、悪く言えば、本業だったり、子育てなどの合間の時間を使って夫婦や家族で話し合ったり、必要書類を取り寄せたり、銀行に相談に行ったり・・・思うように時間がとれません。
本業が暇で休めるような労働環境に居られればいいんですけどね。
専門家の存在は、そんな中でも、あらゆるサポート(代行等も含め)をして下されば本当に助かります。
まあ、そんな訳にもいかないですね。
お忙しいとは思いますが、よきパートナーとして、ご活躍ください。

2013年 8月25日
ローコスト住宅の参考事例としてのお話です。ひとつは東工大名誉教授違いの分かる建築家としてブレンドコーヒーのCMにもでていた清家清さん。もう一人は昭和の大住宅作家の東孝光さんの自邸ですね。ローコスト住宅として自邸を建てている。
東さんは東京オリンピックのおり区画整理により道路と道路のはざまに切り取られた6坪の土地に家を建てている。こんなところに家は建たない死に地と価値のない土地(神宮前)とみられていた2足3文の土地に目をつけて家を建てている。玄関以外にドアがありません。階段室の踊り場に住んでいるようなもので、風呂や便所にさえドアがありません。家族は一体だからいらないんだ。家は家族のものであって外の人間の為にたてる体裁を整えた家なんかいらないっだとの認識の家ですね。子供のお友達が来て風呂に入っている最中も階段を通過して行ってもおっかまいなしって奴ですね。お客さんがトイレに行って扉もないトイレでどんな思いをしてもおっかまいなし。なぜなら家族の為の家であり家族以外の人の為に建てた家ではないからです。東工大名誉教授の自邸はさらに便所の壁もなくカーテン程度です。家族一体間仕切りなしの50平米のワンルームです。彼らは共通して外の人の為の家はいっさい造らず家族の為だけを考えて家族の為だけに家をつくって全くの無駄をしていません。それが本当のローコスト住宅です。ところが今のローコスト住宅をみんな勘違いしてますね。最低住宅産業の家にあるものはそろえてほしい贅沢三昧の内容の家をローコスト住宅と称しているようです。建築家のローコスト住宅と根本的に違うんです。そのローコスト住宅の認識の違いで建築家は腹を立てているのだと思いますよ。なんと贅沢住宅じゃないかって!本気のローコスト住宅に徹すればそんな巨額のローンは必要ないのですが、人目を気にするとどんどん巨額のローンになってしまいますね。
解決策といたしましては3000万も土地にかけることはやめることです。変形の土地やわけありの土地でも建築計画により解消できる案とともに建築家に提案してもらうことです。1000万程度の土地をともに探すことです。土地なら2000万ぐらい下がりますが建築工事費では2000万なんて下げることはできません。住みたいエリアをだいたいつげて土地探しから建築家にいらいすることですね。それと建築家に馬鹿にされているのではという思いをされているような文章がありましたが、それはおおきなまちがいだとおもいますよ。建築設計事務所は仕事として手間がかかり手離れが悪く建築ができるまでにお金が終わってしまう。紺屋の白袴=人の家を建ててばかりでお金が無くて家が持てない人がほとんどです。正直ローコスト住宅でもない内容をローコストでという上記した認識の違いにに腹が立つのもそんな背景があるからなんですよ。建築家の自邸のように本当に住めればいいんだという覚悟もなくてあれもこれも標準的にでなければローンに苦しむこともありません。参考になれたかは解りませんが、建築家の自邸のように本当のローコストで家を建ててみてはいかがでしょうか?
矢印
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ユーザーの返答

2013年08月25日

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素人としては、いわゆるローコスト住宅という印象は、設備や材料などの仕様が低いことという印象だと思います。それか、いわゆる坪単価(例えば、40万とか30万とか)が低いという印象だと思います。
この坪単価幾らという言い方を嫌う建築家も多いですね。それでいて、このサイトでも建築家もよく使われている表現だと思います。建築家の方々も、素人相手に話されている時は、その程度の認識ではないですか?
もっとも、安い金額を提示して、あれも、これも盛り込んで欲しいという施主の我儘とか無知に腹を立てていらっしゃるのでしょうね。でも、何をすると幾らかかるとか、ここをこうすると安くなるとか、この機能を採用するとこれとこれは不要になるなど、言ってくれれば理解しやすかったり、単なるあきらめとは違う納得もできたりするかもしれません。例えば、DELLでパソコンをカスタマイズして発注するように選択肢を操作しながら総額と性能のバランスを自分でとれるようにできたら、アホなことを言う施主も少なくなるかもしれませんね。

素人が家を欲しがるのは、自分所有の土地に住める安心感ていうのもあると思います。これは、災害時などリスクも高いけど、やはり、自分の所有地を持っている安心感、居場所を確保したい気持ちは否定できないと思います。歳をとると賃貸も借りられない不安もあるかもしれません。
それと物欲、所有欲、見栄や虚栄心なども否定できないかもしれません。確かに贅沢なものです。
でも、これを否定してしまっては、建築家や建築業界は成立しにくいと思いますが、いかがですか?

安い土地を求めるために通勤時間に1時間も2時間もかけるなら、あきらめて賃貸を選ぶでしょうけど、それは、自宅を所有する資格がないと宣告されるようなものです。結構、きついですよ。


それに、人は、そんなに潔くはないと思います。例示されたローコスト住宅ですが、作られたご本人は良いでしょうが、ご家族も本当に望んでいたのでしょうか?疑問に思ってしまいます。
製作者のポリシーを家族も含め、使う人に押し付けるのは傲慢であると考えます。


私個人は、芸術家により作られた芸術作品には住めないと思います。それを望む人もいるでしょうけど。
地方自治体などが、有名な建築家に依頼した作品ともいえる公共建築物=公共施設が、利用者である市民等の使い勝手よりも作品性を尊重して、貼り紙や告知表示、看板などをつけられず、利用する方にとって不便で不親切なものなってしまうことがあります。これはどうかと思います。
実験をしたり、芸術作品を作るなら、施主の金や税金を使わずに、芸術家が自らの資金で作成すべきだと思います。

最近よくある建物関係のテレビ番組などで、建築家自身の自宅や事務所が取り上げられていますが、営業活動の一環だったりするのかもしれませんが、ご自身が作られたいモノを実現したんだなぁと感心してみてしまいます。
他者の家ばかりでなく、ご自身の家を幾つも、幾つも作って、好んでくれる人に売るのもいいんじゃないですか?それを買う人がたくさんいれば賛同者が多いことになるでしょうけど・・・それを仕事にしてしまうと、建売住宅になってしまうのですかね。まあ、それも、買う側の選択肢が広がって面白いと思います。
ローコスト住宅は、なかなか売れないかな?でも好きな人はいるかもですね。


2013年 8月24日
はじめまして、北濱と申します。
難しい問題ですね。
まず、建築士(設計士)と建築家の違いですが、前者は、資格ですから試験に合格しないと名乗れませんが、後者は試験がありません。私の解釈では「私は建築家です!」と名乗ればその人が「建築家」だと思っています。そんな程度です。以前に「建築家協会」に属した者が建築家だ!と言っている人がいて、正直笑ってしまいました^^
建築士もあくまでも試験なので、それなりの勉強すれば受かりますので、その人の建築士としての能力とは、ほとんど関係ありません。
では、どうやって見極めるか?会って話をしてご自身の思いをぶつけて、フィーリング、誠意を確かめるしかないです。
以前に設計した家にお邪魔させてもらうのも、実物を確認しつつ、住人の話を聞くことで建築士の人となりが伺えるのではないでしょうか?
誤解を恐れず言うならば相性です。信用できる相手かどうかです。(口のうまい人も見えますので注意が必要ですが)

偽装に関しては、構造計算書の提出が必要な物件に関しては、ほとんど無くなったと思われますが、計算書の必要のない小さな物件に関しては、細かな審査がありません。よって故意によるものか、勉強不足による勘違いか、単なるミスかは分かりませんが、偽装・欠陥等は、まだまだあると私は思っています。
価格に関してもよくわからないですよね。
そこら辺も含めて、セカンドオピニオン的な制度が充実すると、消費者としては助かるのだと思うのですが…

お答えになっていないかもしれませんが、あれこれ悩んで待っていても解決しませんので、とにかく動いてみてください。そして、その結果を踏まえてまた考えてください。Lightningさんなりの答えが見えてくると思います!
つたない文章ですみませんでした。

n.Design一級建築士事務所 北濱
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2013年08月24日

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建築家と建築士?設計士?の区別は難しいです。
その区別は不要なようで、時として、プライドというやっかいなものも関係して、きちんと区別してつきあわないと怒らせてしまうこともあるようです。
建築家の皆さんが、意識的か無意識か判りませんが、自ら敷居を上げているように思うことがあります。
「先生」という言葉に似ていますね。政治家、教育現場、専門職集団・・・「先生」と言わないと怒ったり、過剰にそう呼ばれることを固辞されたり・・・真意が測りかね難しいです。

2013年 8月24日
人のせいにすらばかりというわけではないのですが、基本的に悪い事をした方は社会的に適性を持ってたたかれるべきと願っています。無関係な人を巻き込んでしまうことになりますね。役所のせいというより、役所誤審査の責任は一般社会人と同じように責任をとらせるべきにおもいます。民間だけにおしつけて、役所だけが損害賠償の保障しなくてよいというのは社会的に認めてはいけない事で今回はそれが抜け落ちております。やはり役所誤審査責任は社会的に許すことはできない事と思いますがいかがでしょうか。
矢印
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2013年08月24日

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社会的な構造がわかっていないので理解できていないかもしれません。
でも、行政が責任取ることは必要でも、損害賠償は、結局は税金ですからね。

当該公務員一個人の退職金から出させるとか、公務員全体の翌年度の人件費から出させるとかだったら面白いですけど。
責任を問われると、それこそ、本当に仕事をしなくなる人種でもありますから難しいです。
サラリーマンではない、独立した建築家や事務所経営者から見るとぬるま湯でしょうね。

2013年 8月24日
施主と同じ感覚を育てるために、頼んでみたら良かったというお施主さんのサイトなどあったらいいですね!家つくりも、もっと解りやすくなるかもしれませんね。貴重なる視点からのご意見誠にありがとうございました。
矢印
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2013年08月24日

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お忙しいところ何度もありがとうございます。
このサイトも、十分に参考になります。
こうして議論することもできますし、知識も得られます。

建築家の方々にとっては、営業の一場面として以外の効果はありますか?

また、同業他社で、「あれ?」と思う発言等があった時、どうなんですか?結構、興味あります。

意見は違うけど、他所は他所ってことで、関わらないんでしょうかね?

(事実誤認とかでの指摘・訂正とかではなく)

2013年 8月24日
あと自分にあった建築士をさがすなら、オープンハウスを見学に行ってチャンスがあれば施主さんの感想をお聞きしてみるのも良いかもしれませんね。建築家サイドの手前味噌ではなく施主サイドの評価を基準にしてみてはいかがでしょうか。施主サイドの口コミ評価で自分にあった建築家がみつかるとよいですね。
矢印
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2013年08月24日

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すみません。書き込んでいたら、なぜか全て消えてしまいました。

また、先ほどの返信の書込み、変換ミスがなぜか多く、読みにくい、意味が伝わらないところが多く、申し訳ありませんでした。

2013年 8月24日
工務店の瑕疵担保とおなじく責務を果たすため設計ミスにたいし損害賠償があり、性善説の時代は姉歯以降おわっています。構造にかんしては億単位の損害賠償があります。姉歯事件は本来は警察機能として働かなければならない役所審査の能力不足が最大の問題です。違反を見抜けない役所が起こした問題ですね!実施設計をいちどもしていない公務員が審査をおこなっているからです。要するに審査取締できるキャリアを持たないレベルのいいかげんな方に警察機能をまかせていたからですね!違反建築を防ぐ本来の役割をはたす審査員こそ諸悪の根元と私は思うのですがいかがでしょうか?本来は公務員の審査能力資格試験こそ厳格に改革強化すべきにおもいます。ここの機関がしっかりし違反者をちゃんと捕まえることができればなにも問題はおきることはありません。国の方針を改めるに当たりやはり公務員は責任逃れを国家れべるで誤魔化したのだとおもいます。違反者はでるのが世の常ですが、違反の審査もできない審査課に本来の全責任があるとおもいますがいかがなものでしょうか。違反者を捕まえるための機関が違反を見抜けないなんてなんのためにあるのでしょうか、それは審査料をもらっても役所が全く責任をはたさずに働いて無いのと同じだとおもっています。
矢印
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2013年08月24日

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お忙しいのに、お付き合い頂きありがとうございます。

前回は、不動産業者が悪く、今度は、行政が悪いですか。
確かに、そうかもしれませんが・・・。
でも、例えれば、最高速度40キロの道路、信号機のある交差点を走行している車。
それらが、スピード違反の取り締まりがないから事故を起こす。
信号機のある交差点に警官が見張っていないから信号無視をして事故を起こす。
取り締まりがないからと行ってきました速度超過をしたり信号無視をして言い訳ありません。事故が起こった原因を警官が取り締まりしないと言って警官のせいには出来ないと思います。
やはり、スピード違反をする、信号無視をするドライバーの責任だと思います。
審査出来ない行政が悪いのではなく、違反をした建築士が悪いのではないでしょうか?
欠陥住宅は、建築士や施工会社、実際に施工に携わる人、どの部分でも、手抜きや契約外の材料使用や施工などにおこる事で、防ぎようもないのですね。

2013年 8月23日
 昔は一級建築士というと弁護士的なスタンスがありましたが、今は溢れていて猫もしゃくしも建築士という感は確かにありますね!姉歯事件の元は不動産業界のお金儲けの体質が必然的に生み出した事件です。昔からマンションの設計料は3%程度=これは不動産ブローカーが土地と建てる顧客を紹介するともらえたバックマージンが基本となっています。建設会社が営業して仕事をとる雑費経費が3%ほどです。自社で営業せずにすむなら本体工事に影響が起きないバックマージンをあげましょうという=営業を変わりにやってくれた費用としてお支払いする金額です。実はこの名残がマンション設計料ですね。つまり、デベロッパーのほしい利益を先取りしあまったお金がないのでまともに設計料は払えない、それなら諸雑費程度でとにかくやらせろという非常識な体質が不動産界にあったからです。むかし建築家はマンション設計は馬鹿にしてしませんでした。マンション設計をやると建築家ではなくなりゼネコンをやめて下請け業者にまわった人と同じ扱いをうけるからです。ところが、バブル崩壊をむかえ建築の仕事がなくなって有名建築家もマンション設計を諸雑費経費内にてしなければならなくなりました。それがデザイナーズ・マンションの始まりです。本来の1/3程度の設計料です。構造設計料はそのうちの1/10ぐらいです。世の中にマンションの仕事しか無い時代にはいりカスカスの諸雑費でこきつかって窒息死するような環境で働きつづけさせすぎた不動産業界がしっぺがえしされただけのはなしです。まともなものができるわけがない金額でできたふりをみせてお金を吸い上げたのが表に出た結果です。建築家は窒息死するまえに廃業をすべきだったと思います。また不動産界はまさに安物買いの銭失いそのものでした!!!働いたら働いたなりに支払いをしないため不動産業界の体質が生み出した自業自得の事件ですね。そのような商品をまともとおもって購入し被害をうけたのです。マンション業界の建築家奴隷制度が生んだ事件と言った方が的確だと思います。インチキな不動産やにはインチキな下請けしか集められない世の流れかとおもい。起きて当然の事件と感じています。

 さて、一級建築士の資格の他にもう一つうえのランクの資格があります。高度な技術力をもち海外でも通用する建築家としてまだ日本では348人しかいません。
http://www.houseco.jp/profile/architect/3377/blog/entry/22039
今までの高度なる設計キャリアを持つ人のみに与えられます。APEC国際アーキテクト・ライセンスです。是非参考にしてみてください。
  
 コストに関してはオープンシステムの分離発注をすると良いとおもいます。お金の流れがすべてわかりますからピンハネがありません。
お金の使い出を確認できるこのような方法もありますね!
 それではLightning様御機嫌よう!
     佐山慎英+FUTURE STUDIO 特殊設計部より
矢印
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2013年08月24日

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反応していただきありがとうございます。

ただ、書かれていた内容が良くわかりませんでした。
不動産屋業界と書かれていましたが、素人レベルでは、大枠でみると結局、建築業界という気がします。
もう一つ気になったのが、たぶん、どの建築家の方も同じかもしれませんが、偽装や不正行為を行う建築士も、中には居るけど、自分達は違う、真っ当にやっていると言われると思います。ある意味、当然ですが、素人には、偽装や不正行為などをする建築士としない建築士の違いがわかりません。
そして、建築家業界の自浄作用は期待出来ないのかなとも思ったり。

このhousecoの中でも、過去ログを読んでいると、依頼主が、建築プロジェクトに参加し契約した建築士に対し、責務を果たしてくれていないとか、連絡など約束が守られないなどの、苦情のような書込みがありました。
何人かの建築家の方は、アドバイスなどされている場合がありましたが、即効性のあるアドバイスなどもなく、解決策の難しさを垣間見た気がします。
工務店などは瑕疵担保責任などあるようですが、建築家の方々にはないのでしょうか?
建築家の仕事が、何だか性善説に基づく職務のような気がしました。
プライドの高さを感じるのですが、結局は、どうなのでしょうか?

2013年 8月25日
上げた事例の住宅は芸術品でもなく自分スタイルの生活の家だとおもうのですが、、、、、、、DELLのようなバーツ住宅は住宅メーカーが既に建築家よりも完成度高く対応している様におもいます。量をこなすスケールメリットでコストダウンを行ってまねができないくらですね。遠くにいかなくても東京都内に安い土地もありますが、、、、多くの人が安く土地や家を安く欲しいと思って競争しあって苦労していますね!それを実現するのはやはり普通以上に大変なことで、そのようなチャンスがあれば私もほしいなぁと実感してますね!
矢印
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2013年08月25日

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駄文への返信恐縮です。

例示されていたものを芸術品とは思っていません。書き方が悪かったようです。すみません。
確か、50㎡にこだわったものではなかったでしょうか。個人的には、その部分は賛成です。
ただ、建築家ご本人が掃除をしていたかは不明ですが、家人にとっては、迷惑なものでなかったでしょうか。(前述されていたトイレのドアなども。家人は、掃除はちゃんとやるから、それなりの広さが欲しかったとか?ないですかね)
私が家族でしたら、父親を尊敬していれば別ですが・・・甚だ迷惑に思うかもしれません。

芸術品だと思ったのは、公共施設などに多いバブル期や補助金からみの潤沢な予算の元の愚行という気がしていたものをイメージして例に挙げました。使いにくいです。正直言って。
建物として手入れが大変だったり耐久性が低かったり、柔軟な使い方ができなかったり。

住宅メーカーは、本当に安いですかね。
確かに安さを売る中小の住宅メーカーもありますが、悪い噂では、仕様が低すぎる、施工が悪いとか聞きますし、ベーシックプランは確かに安いけど、営業マンの腕というか口で、オプションを次々加えて、結局高いものにしてしまうと聞きます。
機能性や優先順位を踏まえた上でのコストダウンというか、コストコントロールしないと「安い」意味が違ってくると思います。

2013年 8月25日
それと建築家を敵対視する必要はないんじゃないのでしょうか、、、、常日大変すぎて頃奮闘しながら苦労しているものですから、建築家もそもそもそのようないい話があったら逆にたのんでみたいと思っているのですから、、、、、、、、立場も内面も変わらないでおなじかなぁ~って思いますね。
矢印
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2013年08月25日

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貧乏暇なしで仕事中でしたが・・・すみません。なんだか、チャット状態ですね。

敵対視ですかね。そうかもしれません・・・って言っても、敵とは思っていないのですが、仕事上で見聞したり、行きつけの飲み屋で、建築業界の職人さん同士が話している信じられないような手抜き施工の話を耳にしたりすると、安易に信じてはいけないんだな、騙すより騙されるのが悪い世界なんだなという、イメージ先行の恐怖感という感じです。

大手住宅メーカーや設計施工一環のハウスメーカー?さんの営業マンの親切そうな笑顔と軽妙な口調が、逆に怖かったりしてます。特に、お金の話になると、なんとなく曖昧にぼやかされて。
その点では、癒着がない建築家に設計監理を予算の上限を決めて依頼すると安心かなと期待しつつ・・・当方の精一杯の予算上限が、まあ常識的でなかったりするのかなぁ・・・もしかしたら、鼻で笑われていたりとか、まだまだ出させられるぞって思われていたり、なんていう妄想的な被害者意識なのかもしれません。

仕事上知っている建築士さんは、プライベートでは依頼しようとは思いませんが、ベンツやBMではなく、あえてボルボって感じのリッチな雰囲気があるので、小市民の懐具合をさらすのも憚ってます。
建築家もいろいろなんでしょうけど。

2013年 8月25日
1番最初に書いた文章に答えを書いてありますよ。
 コストに関してはオープンシステムの分離発注をすると良いとおもいます。お金の流れがすべてわかりますからピンハネがありません。
お金の使い出を確認できるこのような方法もありますね!

つまり、工務店を使わずに施主直発注でコンストラクションマネージメント料を建築家に払いますが工務店経費より安く、職人さんへ直接契約しているためお金の流れがオープンで見える。ビンハネなしの方法が有りますとお伝えしています。職人JVで保険に入り瑕疵担保保険も有ります。よくよんでみてくださいね!!!
矢印
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2013年08月27日

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お礼が遅くなり申し訳ありません。
アドバイスありがとうございます。よくわからなかったので、検索してみました。

新しいシステムのようで、メリット、デメリットが、出尽くしている状況ではないようですね。
また、たぶん、どの建築家の方でも対応して下さる訳でもなさそうな感じがしました。

銀行の融資などの場合は、どうなのでしょうか?
工務店などの見積もりとか、請負契約書なども銀行に提出するようなのですが…などと、現実的な問題を想像してしまいました。

とりあえず、新たな手法があるということで、一つ賢くなりました。

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