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基礎の立ち上がりの高さ

建築士に依頼して、新築を建築します。基礎の立ち上がりが10cmしかなく、ガス水道管が土中になることが、確認申請が降りたあとに発覚しました。私としては、この事を事前に知っていれば、確認申請に出していいと許可を出していませんでした。そもそも、建築基準法で立ち上がりは30cm必要なのではないでしょうか?
例外などあるのでしょうか?
また、建築基準法が守られていないのに、確認申請が下りるのでしょうか?
  • 基礎の立ち上がりの高さ

専門家の回答

7件

星マーク
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2019年 4月17日
基礎の立上りとは、外周部の基礎の高さをいいますので、この場合 40cmとれているので基準法上問題ありません。他の部屋の納まりはわかりませんが、トイレの床がべた基礎直接とは変わった仕様ですね?これでは配管が土中になってしまいます。断熱もないようですし・・・。設計者とのコミュニケーション不足が否めません。今の段階から設計者に不信感を持たれているようで、先が思いやられます。
矢印
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2019年04月17日

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建築士に確認したら、ガス水道管は土中になるという回答がきました。ビックリしました。断熱も気になったので寒くないか聞いたら、土に近いからそこまで寒くないと回答がきました。そうですね、設計士の方に不信感があります。

星マーク
相談者が役に立った
2019年 4月17日
添付の図面を拝見すると、基礎の立上りはGLから40㎝(400㎜)となっていますが…
基準法で床の高さは規定あります(ちなみに必要な防水や防湿上の対策をすれば、必ずしも…という規定)が基礎の立上りの規定はありません。
瑕疵保険の施工基準等で縛りがありますが、除外規定もあり、必ずではありません。
ともかく、気になるトコロは着工前に改めて設計された建築士に納得のいくまでとことん説明を受けてみては如何でしょうか?当然の権利ですし、先方には義務があります。
矢印
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矢印
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ユーザーの返答

2019年04月17日

Asamiのプロフィール写真

ありがとうございます。第38条 平 12 建告第 1347 号「建築物の基礎の構造方法及び構造計算の基準を定める件」
第 3 項 建築物の基礎をべた基礎とする場合にあっては、次に定めるところによらなければならない。
第三号 立上り部分の高さは地上部分で 30cm 以上と、立上り部の厚さは 12cm 以上と、基礎の底盤
の厚さは 12cm 以上とすること。
とありますが、これは立ち上がりのことではないのでしょうか?素人なので分かりません。
今は建築士に対して不信感でいっぱいです。確認申請を出す前に一言言ってくれても良かったのではと思っています。

2019年 4月17日
URBAN GEARの本多と申します。
まず構造は何で出来ているんでしょうかね。あと店舗ではなくて
住宅なんでしょうか。この断面図だけですと何とも言えませんが、
GLから布基礎(立ち上がり)が40センチ有って、その上に3寸5分の
土台が載っていてって感じでしょうかね。2ミリってのは何ですかね。
パッキンですかね。でも1階のFLが、もっと下に設定されていますよね。
質問に有るように10センチ程度に見えますよね。恐らく土間になって
いるのではないかと想像します。玄関と同じです。

1階のFLと表記されているんですが、居室のことだと断定出来ないですね。
書き間違いってこともありますしね。東京都では高さの制限が厳しいという
ことも考えられるので、斜線制限に掛からないように何とか最高の高さを
押さえたかったのかもしれません。土間の下に配管が来てしまうってのは
無いことでは有りません。避けたいですけど。
あと床の高さってのは、例えばコンクリートが打ってあれば極端な話、ゼロ
だって構いませんって法律には定めています。要は防湿処理です。

ちなみにベタ基礎の仕上りから床の上端までが30センチでしたら、正直、
何かのトラブルが有った場合でも人間が這って入る事は不可能に近いです。
断面図を書けば分かりやすいのですが、床材が12ミリ、下地材が12ミリ、
若しくは24ミリ、その下に最低でも90ミリの大引という横架材が有るので、
まぁ12センチくらいは引かれてしまいます。ってことは空間の高さは
20センチも無いってことになります。
そこに配管が巡らされているのですから、もう床下の存在は何のためだって
ことに近いです。45センチくらいは最低でも確保したいです。出来なければ、
配管が土中にあっても変わらないです。万が一の時には斫り出さなければ
ならないでしょう。でも30センチの床高ならば床を壊さなければならない
リスクも高いです。駐車場にコンクリートを打ってしまえば、その下に
配管があれば、コンクリートを斫らなければならないのと同じです。

わざわざ、このようにギリギリの数字で設計をするのには理由が有るでしょう。
こっちが出っ張れば、あっちが引っ込むというように諸々調整して最終的に
設計を完了させたと思います。不信感と言ってしまえば、それまでですが、
もっとよく話を聞いて、総合的に判断することをお勧めします。
矩計図(断面図)を添付して建築確認を取ったのならば三階建てってこと
なんでしょうか。いずれにせよ建築基準法が守られているから建築許可が
下りたことには間違いがありませんので、なぜそのようになったのかを
聞くことが大切ですね。

URBAN GEAR / アーバンギア 本多
矢印
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矢印
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2019年05月02日

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回答ありがとうございました。色々と検討した結果、建築家とは契約を解除する事に決めました。

2019年 4月17日
このようなものから判断すると用途地域は第一種低層住居専用地域2階建てで、北側斜線をできるだけクリヤーし2階が斜めに欠けないようにしたい時に使う手口です。内壁を基礎内側に面倒くさい工事になる。違っていたらすいません。それが理由で苦心惨憺として高さを押さえたのが、本当の理由ではないでしょうか?でなければ普通こんな面倒くさい設計はしないはずですが、2階が斜め壁がなくて土地が狭いため民放50センチはつぱつに建ててませんか???????????何かしら思い当たる節はございませんか??????????2階は斜めでなく矩形で室内をちゃんとした部屋で広く使いたいとか要望はだしませんでしたでしょうか?
矢印
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2019年05月02日

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回答ありがとうございました。色々と検討した結果、建築家とは契約を解除する事に決めました。

2019年 4月18日
Asamiさん
思わぬ問題で大変と思います。

まず、建築基準法での基礎の規定ですが、
基礎の立ち上がりで30cm必要で
地盤調査により既定の強度があれば
30cm以下でも設計できます。

ご質問についている画像から
トイレの便器後ろ側に基礎の立ち上がりがあります
設計GL(地面)から400ミリの高さがあると示されています。
40cmの高さの立ち上がりがありますので
建築基準法の規定に沿った設計になります。

一階の床は設計GL(地面)から100ミリ
つまり床の位置が地面から10cmのところになります
基礎の立ち上がりはその上までありますね。

基礎の立ち上がりは壁の中にあり
床の下ではないです

次に床の高さの基準は地面からの湿気対策をすれば
低く作ることは問題ありません。
この図面の場合べた基礎で15cm厚さの
コンクリートが床下にありますので防湿できています。

このように地面から10cmで設計しても
建築基準法の規定では問題がありません。

次に確認申請手続きですが
Asamiさんが疑問に思う点については
建築基準法の規定に沿っているので問題になりません。

それにしても、図面の説明が十分でない建築士ですね。

設計契約の約款には依頼者の要望にあう設計をすると書かれているはず。
四会連合会の設計契約所で契約されていれば約款に記載があります。

そうであれば契約不履行ですし建築士の責任で、
依頼者の要望に合う設計に大幅に変更し、
確認申請の取り下げ出し直しもしくは計画変更にて手続きです。

建築士に対して強く要求して変更してもらってください。

■安らぎ豊かな和のデザイン■
■地震に強い安心の耐震設計■
■冬暖かく、夏涼しい高断熱■

一級建築士事務所 匠拓:寺澤 秀忠
WEB:https://www.syotaku.jp/
矢印
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2019年05月02日

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回答ありがとうございました。色々と検討した結果、建築家とは契約を解除する事に決めました。

2019年 4月18日
Asamiさま

図面拝見しました。建築基準法上は問題ありません。どうも基礎立ち上がりを混同されているようですので誤解の無いよう建築士と話し合うべきでしょう。

また、配管の直接埋設は、メンテが出来ないことと基礎が欠損するという理由でお勧めできませんが、ダメというわけではありません。直接埋設用のスリーブ工法などもあります。

私ならば、部屋を土間コンとしても水回りは直接土間コンとせず、置床にして(段差ができますが)基礎立ち上がり部分でスリーブを抜き、建物外側で地中に下ろすように設計しています。配管が外部に出ますがそのほうが長期的にみてメンテナンス性が良いと考えているからです。

配管はコンクリートに埋設している場合が多いですから、いずれにせよその部分ではメンテナンス性が悪くなりますよね。

まだ確認が下りた段階で工事が終わったわけではありませんから、じっくり建築士と話し合って修正していけば大丈夫です。
矢印
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2019年05月02日

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回答ありがとうございました。色々と検討した結果、建築家とは契約を解除する事に決めました。

2019年 4月18日
こんにちは。
全体が把握できないので、トイレ以外がどのような仕上がりなのか分かり
りませんが、添付された図面を拝見する限りまったく問題ないと思います。
トイレの床が基礎の土間になっていますので、配管等は土中に埋めざるを
得ません。
ご心配でしたら専用の配管溝を作って、そこに配管したら如何でしょう。
その上には当然に蓋をするので、意匠的には劣ると思いますが。

この土間の仕上げは「Asami」さんの希望なのでしょうか。
冬の朝は底冷えがとても辛いと思いますよ。
土間は温まれば蓄熱もしますが、温まるまでとても時間とエネルギーを
要します。

参考にして下さい。
アース・アーキテクツ一級建築士事務所 鷲巣(ワシズ)
矢印
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2019年05月02日

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回答ありがとうございました。土間仕上げは特に私の希望ではありませんでした。色々と検討した結果、建築家とは契約を解除する事に決めました。

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