平家の構造と間取り、SE工法

はじめまして。
計画案の方は、少し廊下が長いのでこれから検討を重ねた方が良いかもしれませんね。
リビング前の庇をもう少し出された方が庭へのつながりがもっと持てると思います。
SE工法ですが、壁式構造より変形量は大きいので、それに付い従いする外部の仕様の方が良いと思います。ガルバや板金は基本的に継ぎ目はありますので、それ自体に問題はないですが、今回、小屋部の構造設計をどのようにするかを設計をつめておかれた方が良いと思います。
ご参考にしていただけますと、幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。

せ工法は坪100マン程度です。私なら坪80万程度で肉厚4.5の鉄骨で軽い軽量化を図ります。鉄骨の方が多分軽いため強度やねじれに強いと思います。

平屋で屋根も軽いし、SE構法は構造計算をしますので、等級を指定すればそれなりの設計になります。ですので、耐震性の問題はないと思います。
ただし、大きくスパンを飛ばすガレージ部分は梁が結構大きくなって、イメージのようなシャープな感じにはならないかもしれませんね。そちらのみS造でもいいかもしれません。
雨漏りのリスクは、屋根が大きいからとかガルバだからなどは問題ないです。
南面のひさしはもう少し欲しいところです。
でも、リビングがやや奥まった感があるため、深すぎても暗くなりそうです。
斬新な設計でゆとりがあっていいと思いますがコストもなかなかと思います。

お尋ねの件ではありませんが、そもそものゾーニング計画に問題がありそうです。パブリックなエントランスから、一番プライベートな個室の前を通って準パブリックなリビングに至るという動線は、これほどのゆとりある住宅では、普通あまり見ないような気がします。和室はお客さんの宿泊以外、ほとんど使わない部屋になりそうですね。LDKの日射取得を考えてとありますが、キッチンのコンロ辺りはそんなに明るく感じないような気がしますし、水廻りの廊下などはとても暗いですから、トップライトなどが必要な気がします。いずれにしても、もっといろんなパターンのプランをお考えになったほうが良いと思います。

アーキネットデザインLLC代表の市川均と申します。正直に申し上げて気になる点はたくさんあります。これはプロの建築士による設計でしょうか。この規模の平屋の設計は難易度が高いですので、とても心配です。主な課題を指摘させていただきます。
１、ゾーニングと動線としては、寝室と浴室の間がもっともプライバシーを守るべき動線であり、その両者は同じゾーニングとします。
２、玄関までのｱﾌﾟﾛーﾁは快適ではないです。駐車場内の排気ガスも良くないです。
３、玄関の正面にｼｭーｽﾞｲﾝｸﾛーｸの入口があり機能的にもデザイン的にも良くない。
４、構造的にはSE工法は単なる接合方法でありSE工法が安全であり安心ではない。
５、平屋でこのような矩形でない建物で重要なことは、全体構造は一体的には揺れません。ゆうさんもお解りのように大きく偏心しているからです。揺れた時にどこに歪みが来るかが問題です。今の形態ではおそらく屋根の継ぎ目に変形が集中します。SE工法で接合部を強化するのではなく屋根その物の面剛性を強化しなければなりません。（これはとても高度な技術です）
その他にも気になる事はありますが、要はプロの建築家にきちんと設計を依頼する事をお勧めします。ゆうさんが思っている以上に危険な（リスクの大きい）家づくりだと思います。
弊社OGや大学の後輩が愛知におりますので、よろしければお問い合わせください。
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