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新築戸建て平屋土地

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擁壁の底盤に基礎の一部分が被っています

現在新築計画中です。土地は新しく造成中の土地を仮押さえしていたのですが、先日無事に土地が完成し契約をしました。
土地の完成まで1年ほどかかってしまい、その間ホームメーカーと建物の打ち合わせを進めていたのですが、いざ土地が完成し、着工に向けて打ち合わせするにあたり、不審に思うことがありましてご相談させていただきます。

この土地には擁壁が新しく作られまして(検査済証と確認済証を取得済みだが、構造計算書無し)、この擁壁の上段に建築予定です。地盤調査の結果、計画している建築物の角の一部分が擁壁の底盤の上に被ってしまっていることが判明しました。

この土地を造成した不動産屋さん(宅建士)は擁壁の底盤の上には建てないでとおっしゃっていますが、ホームメーカーの営業さんは全く問題ないとおっしゃっています、根拠の説明を求めても干渉しないから大丈夫の一点張りできちんと説明してくれません。

長期優良や確認申請、ローンの申請など済んだ後ですが、きちんと確認してから進めたい気持ちがありますが、聞き入れてもらえません。

心配しすぎでしょうか?
建物が立つまでに様々な検査があると思います。これらの検査を問題なくパスできれば営業さんのおっしゃる通り大丈夫なのでしょうか?

このまま営業さんの言うように進めてしまって大丈夫でしょうか?

専門家の回答

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2025年11月 3日
文章だけでどういう状況なので把握できませんが、基本的に擁壁の底盤の上部には基礎を設けることがありません。擁壁の底盤と建物の基礎は干渉しないよう建物を設計します。あるいは敷地が狭い場合、擁壁の底盤と建物の基礎の底盤を連結する場合もあります。東京の場合は敷地が狭いのでよく行われます。

営業の方が問題ないというのもおかしなものです。営業の方が構造の知識もないのに大丈夫だといえないと思いますが。営業の方より設計者に確認したほうがよろしいかと思います。
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2025年11月12日

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本社の設計部より擁壁底盤と基礎の間に52cmの土を挟み、且つ、地盤が強固であることから擁壁と基礎は干渉しないことを説明いただきました。
このまま進めようと思います。
ご助言いただきありがとうございました。

2025年11月 3日
基本的には擁壁の構造物上に載らないように計画するのが通常です。
敷地の状態でどうしても乗せなければならない時の方法はありますが
結構構造的な裏付けが必要です。営業の人がどのくらいの技術を持った人か
わかりませんが、営業トークだけでは危ないです。
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2025年11月12日

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本社の設計部より擁壁底盤と基礎の間に52cmの土を挟み、且つ、地盤が強固であることから擁壁と基礎は干渉しないことを説明いただきました。
このまま進めようと思います。
ご助言いただきありがとうございました。

2025年11月 3日
基礎の下が土の部分と擁壁の部分があること自体が問題です。
つまり、異なる基礎を併用してはいけないということです。
ただ絶対ではありません。
構造計算で確かめられれば、大丈夫です。
それを要求するべきです。
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2025年11月12日

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本社の設計部より擁壁底盤と基礎の間に52cmの土を挟み、且つ、地盤が強固であることから擁壁と基礎は干渉しないことを説明いただきました。
このまま進めようと思います。
ご助言いただきありがとうございました。

2025年11月 3日
基本的には皆さんのおっしゃられる通りです。
確認申請が終わっているようですので、確認申請を提出された検査機関に直接お確かめになられるのが最も確実だと思います。その回答をHMにお伝えして進めてみてください。営業さんが話を聞いてくれないのであれば直接営業所にご連絡するのもありだと思います。適当に返答するようであれば関係性はこじれてしまうのかもしれませんが、今後も心配なので担当を変えてもらっても良いと思います。
大きな買い物ですので是非悔いのないように進めてください。
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2025年11月12日

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おかげさまで検査機関に連絡を取り、機関からホームメーカーに連絡いただき、やっと設計に関して返答いただけました。ありがとうございました。

2025年11月 4日
「構造計算書の無い擁壁」ということは、おそらく自治体で認められた標準型擁壁(あるいは国が認定した型式擁壁)が採用されているものと思われます。
このような擁壁では、あらかじめ「擁壁上部に載せられる荷重(上載荷重)」が定められています。

たとえば、当方拠点の名古屋市の宅造擁壁では「地表面載荷重は10kN/㎡(約1tf/㎡)※」と規定されており、これは標準的な木造2階建て住宅を想定した値です。

皆さんのご指摘の通り、原則として擁壁の底盤と建物の基礎は干渉しないように計画すべきですが、それが可能になる広い敷地で建築できることは多くありません。
建物の確認申請時に認可された擁壁の存在が明記されていれば、通常はその上載荷重の範囲内で確認され、建築可能と判断されます(ただし、擁壁と建物の基礎が直接接する・干渉する場合は別途検討が必要です)。

営業担当者や不動産業者(宅建士)は、こうした構造的な背景まで正確に把握していないことが多く、擁壁や建物の確認申請書を見ただけでは判断が難しい場合もあります。
そのため、ハウスメーカーの設計担当者に「新築建物が擁壁の上載荷重条件内に収まっている根拠」を確認するのがよいと思います。
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2025年11月12日

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こちらの内容も伝えさせていただき、設計から返答いただくことができました。
ありがとうございました。

2025年11月 5日
土を50センチ挟むと別構造体として考えられます!心配は不等沈下です♪杭を打って胎盤を均等に支えることが出来るなら心配はありません。しかし地盤が悪くて均等に支える事は時間が経たないとわかりません。私は杭無しでは進めません。手堅く進めます♪どのくらい載っているかよくわかりません。その部分は擁壁底盤の上ですから盛土と思われます。地盤いじってない所とは支持力が違っている事と思います!杭を打って均一に支えたらどうですか?
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2025年11月12日

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おかげさまで、素人の私でもしっかりと確認し進めることができました。ありがとうございました。

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