残念ながら、明確なお答えは難しいかもしれません。
住宅の中で、いわゆるシックハウスの原因となりうる材料は仕上材、塗料、接着剤など多岐に渡ります。
建材ばかりでなく、家具、衣類、洗浄剤など、家庭内に持ち込まれるものからの発生も考えられます。
さらに、複雑なのは、人によりその反応にかなりの開きがあることです。とても敏感な人もいれば、そうでもない人もいます。
このような訳で、医学的な因果関係を証明したデータはないとおもいますので、輸入木材の検疫処理による人体影響はこうです、とはお答えできないのです。
とはいえ、全てでないにしろ薬剤処理が行われ、影響がないとも言えないわけで、気になるようでしたら、やはりできるだけ国産材を使われることをお勧めします。
また、日本の森林資源を子供達の世代に継承するためにも、いま大切なことだと考えます。