スーパーウォール工法について教えください

それは建てる側が何を求めているか？で可も否もありますが、一般論で総合的にみて悪くない工法だと思います。

いっぱい事例を見ることです！

スーパーウォール工法は、LIXILの前身である法人の一つ、トステムの商品ですね。
優れている商品ですが、北海道でしたら断熱に優れた住宅を商品化されたものではなくつくれる会社が各地方にたくさんありますよ。

北海道のどちらにご計画かわかりませんが、例えば「十勝地方」の工務店協会などはとてもレベルが高いです。工務店がどこかの代理店となり商品を使えるようになるのはわるいことではございませんが、当然ながらその分費用はのっかります。

同じお金をかけるならば、代理店の契約費用にまわるよりもご自身がこれから使われる部分にお金をかけた方がお得であると私は考えます。まあ、ハウスメーカーやパワービルダーは宣伝に経費をかけてますからなんとなく知ってる安心感はありますが、末端で施工する職人さんは変わらなかったりします。

初めまして、アーキネットデザインLLC代表の市川均と申します。一般論として原則を示します。スーパーウォール工法に限らず、パネル工法はシンプルな矩形の建物において有効です。外壁の出入りが多かったり、屋根形状が複雑になると、パネルの数、それらの接合箇所が増え、パネル工法の良さは半減、逆に在来の現場施工の方が品質が良くなることも多いです。つまり、現場組み立てかパネル工法かの選定は、形状などの設計次第ということです。弊社でも、そのように設計しています。
アーキネットデザイン合同会社代表
早稲田大学建築学科非常勤講師　市川均