コストダウン

工期は短くなればコストダウンになります。
ただ、住宅の場合では大幅ということはないと思います。
もっとも「大幅」の捉え方も千差万別ですので何とも言えませんが。

また、建築家設計の家は半年近くかかるとのことですが、
当初の要望事項に工期短縮して欲しい旨を伝えれば対応してくれます。

yanさん

新宿で高品質でローコストの注文住宅を設計している
マックスネット・コンサルタントの片瀬と申します。

木造２階の例で言いますと、一般的な工期は、３ヶ月です。
それより早くするには、人手を多くするしかありません。
人手が多くなると、工期は短縮しますが、人件費は、殆どかわりません。

６ヶ月は、掛かりすぎですね。
工程管理が悪いのではないでしょうか？

やはり、最低限、工程管理、コスト管理、品質管理をする建築家に依頼
すべきでしょう！！

仕上げがクロスでおしまいという家と漆喰や珪藻土をつかって乾燥期間を必要とする事や、細かいデティールとうとう造作がおおいいと工期は長くなりますね。半年は欲しくなります。
大きい規模の住宅の工期短縮はおおいに効果ありと思います。小さい家はそれほど大差はないと思います。

しかし、住宅産業の積水やMISAWAがやっているよう工場制作がほとんどの家ですと利益率は40％を超えるようですね。
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最近は 建築家にコストダウンを期待する比重が大きくなって、以前のような建築家像は大きく変わってしまったように思います。「早く安く」というのは聞こえはよいですが、その場合の多くがハウスメーカーのような建物により近くなるのは果たして本意でしょうか？
私に依頼を下さる方は、じっくりと打ち合わせを重ねて、納得のいく住まいづくりを求める方が比較的多くいらっしゃいます。商品のように言うのは、それこそ本意ではありませんが、高い買い物ですから、ハウスメーカーのように早く安くという方は少ない傾向にあります。
yanさんやご家族の皆さんは、どのような住まいを思い描いていらっしゃいますか？きっとご家族の団欒や憩い、住まうご家族の明るさ絆など、決してカタチにはならない思い･･･というものを大切にされていると思います。また失礼ですが専門家ではないわけですから、実物が出来上がるにつれて、やっと打ち合わせの内容が理解できる事もあるでしょう。工事を止めて材料を選んだり色の選定をする事はまずありませんが、早さを追求しすぎた家づくりは愛着のもてる家づくりとは言えない事はご理解されている筈。工期短縮だけにいつの間にか陥り、そのような内容で建築家(？)選びに陥ることなく、知識の一端として戴きたいと私は思っています。コストダウンの手段としてご理解するに留めて、何よりも目的であるご家族の事情にあった住まいの設計をじっくりこなせる建築家を選び、その計画物に沿った工期の中で手法としての工期短縮を用いる事です。
如何でしょうか、まだまだ実際に建築家に依頼して住まいを作るまでの疑問等がありましたら、ご遠慮なくご相談下さい。納得下さっている方からの家づくりでなければ、互いに良い建築としての実は結べません。少々失礼なモノ言いかも知れませんが、それまでは私もこうした疑問にお答えするのが大切な事だと考えておりますので、お気軽に御相談ください。
H2O設計室　森＆小埜