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新築戸建て

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床下のない家

新築するにあたって雑誌などで、リビングと庭とのつながりのある家が
かっこいいと思っています。
具体的にはリビングと庭の土間部分を同じ床の素材にして、
フィックスガラスで区切る形で、ガラスの枠がないのが理想です。
その場合、
①床下がなしにしないとできないのでしょうか
②床下がないほうがコストが安いのでしょうか
③シロアリの心配が全くなくなるのでしょうか
④防水シートは半永久的にもつのでしょうか
⑤コストダウンできるなら、ハウスメーカーでやってないのはなぜでしょうか

メリットが多いように思うので、建築家さんの家づくりの中で、
お願いしたいと思っていますが、総合的にオススメでしょうか?
素人的質問で恐縮ですが、よろしくおねがいします。


専門家の回答

10件

2015年 4月 6日
yanさん

庭との一体感を楽しむ家という着想はとても良いと思います。
その為には、レベルを同じにするというアプローチを考えたことがあります。

結論としては家の床レベルに合わせて庭をつくり込むということでした。
理由としては、床が無いと構造的に不利になること。床も重要な構造の要素なのです。そして床下に設ける配管などが埋設になる、湧水などが発生したら生活が困難になるなどデメリットが多いのではないかと考えました。

庭のレベルを床のレベルまであげて、それに対応できる掃出しの窓を選びます。
そして、間に排水側溝をつくりグレーチングの蓋を付けます。
床は土間と親和性の高いタイルで仕上げます。これで一体感のある空間になります。

尚、床の無い土間と部分的に設けるというのはアリだと思います。
矢印
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矢印
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2015年 4月 6日
先ずいいますと、フラット35が使えません。優良住宅も取得できません。なぜなら床下寸法の規定があるからです。したがってハウスメーカーでは行いません。
次に、地面に近いので どうしても湿気を室内に呼び込みます。
白アリに関しては床の高さは関係ないと考えます。蟻道が木材等につながるようなことをしていると、白アリについては被害のリスクが高くなります。
防水シートは長期にわたってもちますが、先に述べたように湿気を室内に呼び込みやすいですので、私としては床材は石やタイルに全面床暖房としたほうが良いかと考えます。また、使用する材料にもよりますが住宅のお手入れもそれなりにかかってくると考えます。
つらつらと書きましたが、庭や中庭と一体となった様は、空間として気持ちがいいので教会の集会室で使っています。
住宅の空間として、お住まいの方の住み方にあっているか、またはそれを押してもその空間が好きというお考えが必要とおもいます。
あと枠のないガラスはFIXのガラスをシールだけで処理しますので、施工監理をしっかり行ってもらってください。
矢印
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矢印
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2015年 4月 6日
yanさん
目の付け所は私と同じです。
RC造の建物ならなんら問題ありませんが、木造はちょっと厄介です。

木造住宅を勉強すると基礎的なことしか触れていないので独自に収まりを考えることで解決します。
例えば1回床だけコンクリートにする方法もあります。

アルミサッシには雨が流れ込まないように最低5センチの段差がありますのでそれを考慮して排水には気を遣います。
当社事例ですので参考にしてください。
・新小岩の家
http://www.s-noa.jp/page018.html
・山梨の別荘
http://www.s-noa.jp/page085.html

〒180-0003
東京都武蔵野市吉祥寺南町1-30-1
パークヴィラ吉祥寺204
株式会社スタジオ・ノア 代表取締役 森 信人
TEL:0422-24-8283 FAX:0422-24-8284
URL:http:// www.s-noa.jp> > メールアドレスn*****jp


矢印
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矢印
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2015年 4月 6日
①できないことはありません。
②他の様々な要素が絡みますので、単純に安くなるとは言えません。
③シロアリと床下に相関関係はありませんので、全くなくなることはありません。
④床下の防湿シートも多種多様で一概に半永久的かという問いに答えはありません。
⑤単純にコストダウンに繋がるわけではないから採用しないのではないでしょうか。
矢印
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2015年 4月 7日
枠が無く、ガラスが地面に突き刺さるという細部の処理方法には共感します。
ただ、施工者と協議してガラス際の防水処理を適切に行う必要があるということ、
木造の場合、構造材が地面に接する部分の防腐処理を徹底させること、
などが必要です。
日本ではそのような意味で、上げ床(床下あり)の方が一般的です。
以下、①〜⑤に対応させてお返事します。

①基礎を少し深く掘り、束を立てて(上げ床にしておきながら)床面を地面と同じレベルにつくれば、床下に懐を確保しながらも上記の納め方は可能です。

②床下の懐が無い方がコストは抑えられます。
土間コンクリートを、1階床の構造と床仕上を兼ねたものとしてつくる場合が最も合理的ですが、地面にコンクリートを敷くだけで床仕上となるので、防湿と底冷え対策が必要です。その処理自体は難しくはありません。

③シロアリ対策は必要ですが、方法はさまざまあります。

④断定することはできませんが、昔の民家の場合を想像しますと、
床の土間板を通じ地中の湿気が室内に上がってくる、というのはあまり無いように思います。湿気の進入は別の要素も絡むので、設計時に万全の対策を取るということが懸命です。

⑤まず、ハウスメーカーさんによる住宅はいわゆる家電のような商品です。
床下無しを試みているメーカーさんもありますが、量産された住宅全ての性能確保、品質管理(長期的視点での防湿、底冷え、防蟻、防虫など)の意味で、上げ床が無難であるということが大きいようです。また、湿度が高く、居室では靴を脱ぐ生活という日本の文化・伝統・風土に基づいた量産型木造家屋としては上げ床の方が合理的と考えられてきたことも大きいです。そのことを理解した上で、注意を払って床面レベルを地面と揃える処理が必要です。日本家屋にも炊事を行う土間(タタキ)がありましたが、居室とは看做されていませんでした。
矢印
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2015年 4月 7日
神奈川県川崎市で住環境性能を計算で確認しながらプランやデザインを整える設計手法で快適・健康・省エネ・デザイン住宅をご提案している設計事務所です。

私も屋内と屋外スペースを一体的に使える、または一体空間に見えるような空間作りをしているのでお答えします。
①可能です
 木造で行う場合は床下のない土間スペースと、床下を作って配管等のルートとするスペースを分けて作るようにしています。便器を壁排水タイプにすれば前面土間(床下のない作り)とすることも技術的には可能です。
②コストは作り方と仕上げ材によって変わります
 仕上げ無しでコンクリートのままにすれば安いのですが、埃の問題、汚れの付着の問題、水平レベルの問題、意匠的な問題などから何らかの仕上げを施すことが多く、仕上げをするとなると床下がある一般使用と同等か逆に高くなる傾向です。
③シロアリの心配は床下のある作りと同じように対策が必要です。
④防水シートは直射日光に当たらない環境であれば耐久性を心配する必要はないです。地盤からの防水・防湿に関してはコンクリートで止水・防湿されるので心配ありません。それよりもガラスを固定する方法は確実に止水できるディテールを考慮する必要があります。
⑤コストダウンできないのでハウスメーカーでは行いません。
 
私がよく使う工法は逆ベタ基礎形状というものです。コンクリート土間部分を地面から30センチ高いレベルまで上げるのです。断熱は基礎立ち上がり外側と土間下に断熱材を入れる方法か、ベタ基礎の上に断熱材を敷いてその上にモルタルを流して仕上げする方法がございます。あと注意点としては、枠無しでガラスを設置する場合、10年の瑕疵保証を受けられない可能性もあるので事前確認が必要です。 

森建築設計
川崎市中原区等々力17-5
044-744-1596/*****
*****ken.com
ホームページ
http://moriken.p1.bindsite.jp/
ブログ
http://moriken1ro.exblog.jp/
矢印
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矢印
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2015年 4月 7日
土間床に興味をお持ちなので、書かせていただきます。
最近はシューズクローク、玄関サロンなどで、部分的に広い土間床を作る機会が多くなりました。外周壁廻りで土間の断熱と収まりで苦労しています。
地熱利用やバリアフリーなど、メリットも多いと思うのですが、
日本の木造住宅では床を上げるのが当たり前のようになっています。
土間床、面白いと思いますよ。

>①床下がなしにしないとできないのでしょうか
可能です。20年位前に輸入住宅ブームがあり、多くの床下無建物は建てられてます。
非住宅なら、実例はいくらでもあります。

>②床下がないほうがコストが安いのでしょうか
単純に考えると、コストは安くなるでしょう。
法規制や住宅ローンの条件で不利になりますし、サッシなど木造住宅用の現在の建材が、土間床対応には作られていませんので、ビル・店舗用のサッシを使ったりが必要かも。
既成サッシを使って安価に収め、テラスなどはサッシをまたいで出入りすとかで妥協、断熱性能は無いがフロント部材で別注し、スッキリ収めるとか、
土間床に対応している輸入建材を利用するとか、方法はありますが、等色々と面倒ですね。

>③シロアリの心配が全くなくなるのでしょうか
侵入ルートの一つが無くなるだけです。地面近くでは土台から柱への対策は必要です。

>④防水シートは半永久的にもつのでしょうか
わかりません。使われはじめて何十年と実績があるものでも、またそれを調査したわけでもなく、メーカーが「大丈夫です」と言っているだけで、何十年と保証するものでもありませんし、そのメーカーがつぶれてしまえばだれも保証してくれません。

>⑤コストダウンできるなら、ハウスメーカーでやってないのはなぜでしょうか
②の理由と同じです。

面白い著書を紹介します。
「現代住宅の見直し 家に床下は必要か 平地式住宅のすすめ」
大海一雄 著 メタモル出版 ISBN4-89595-200-2
矢印
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2015年 4月 7日
yanさま

リビングと庭とのつながりがある家、素敵ですね!
メリット、デメリットはどのような方法でもつきものです。
こんな家に住みたい!こんな空間を手に入れたい、ということを第一に家作りを楽しんでいただければと思います。

①基礎を深くすれば、通常の床組を作ってご希望のような状況を実現できます。
 掘削量と排出土量が増えますので、この点ではコストアップといえます。
②べた基礎が前提でしたら床組がなくなる分、コストは下がります。
 しかし地耐力上、布基礎で済むところをわざわざベタ基礎にするのであれば、基礎でのコストアップの方が大きいと思います。
③シロアリへの対策は必要です。
④基礎の防水シートの耐久性については、それほど神経質にならなくて大丈夫だと思います。
⑤総合的に考えて、ハウスメーカーのやり方のなかではコストダウンは難しいのではないでしょうか。
 ハウスメーカーは徹底した標準化でコストを圧縮していますので、そこから外れたことをすると急にコストアップに繋がります。
 では、なぜyamさまがお求めのような空間を標準化できないのでしょうか。
 それは、浸水が心配なエリアでは採用しにくい(方法がないわけではありません)ですし、床下配管のメンテナンス性と間取りの関係、アフターサービスと補償への対応などなど、標準化へはなかなかハードルが高いのではないでしょうか。

建築家との家作りでは⑤でハウスメーカーが敬遠しそうな問題をひとつひとつ解決し、ご希望通りの家作りができると思います。
是非その過程も楽しんで、素敵な家を実現させてください。
矢印
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矢印
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2015年 4月 7日
株式会社ヨシダデザインワークショップ 吉田と申しますどうぞよろしくお願いします。
質問の件ですが、私は高齢者住宅を手掛けており、直接基礎(べた基礎とも呼んでいますが)は普通に実績があります。特に車椅子への対応を考えた場合、道路から屋内までかなり緩いスロープにしてあげないと自力では登れないことになります。高さを最低限にしするために一般的に使用する工法です。
(私の実績で わかたけの杜 をご覧ください。土に近い直接基礎の事例で、数十戸全て同じ工法で施工しています。)
必要な性能は確保した上で、実現は十分可能ですよ。ご安心ください。

質問にお答えします。
①床下がなしにしないとできないのでしょうか
床下(えんのした)はなくても技術的に可能です。
②床下がないほうがコストが安いのでしょうか
床下の組み物が少なくなるますが、床下の断熱や床材の下地は同じように必要です。また、床下を全て耐圧板(建物を支える面)とすることができますので、通常床面をRC構造の床としてつくります。一方。一般的な軸組構造の場合は建物外周部と構造柱部分のみRC基礎(布基礎と呼びます)とします。縁の下の木床下下地組が無いぶん、RCの床面を作りますので、両者の金額は相殺されあまりコスト上のメリットはなくなることになります。

③シロアリの心配が全くなくなるのでしょうか。
床下のコンクリートは完全に乾燥するまで湿気を放出し続けますので、ある程度対策は必要ですが、ご心配の必要を無くす方法は多種ございます。
④防水シートは半永久的にもつのでしょうか。
シートは樹脂性ですが、紫外線にあたる環境ではないのでかなり耐久性があるものと考えてください。ただし、すべての建材がそうですが、永久的に持つものではありません。ただし、通常の使用サイクル(数十年)は十分持つものをお考えください。
⑤コストダウンできるなら、ハウスメーカーでやってないのはなぜでしょうか
冒頭に述べましたが、直接基礎にするメリットは全体を耐圧板にすることで構造てきに安定させることにありますが、通常は布基礎でも十分ですので、メーカーの工法の汎用性を考慮すると布基礎が主体となります。また、直接基礎は基礎工事のさいに、建物全体を掘る必要があり、土工事のコストアップもメーカー工事の中でコストダウンが難しい要因となり、メーカーが提案しづらいことが考えられます。

以上ご参考にされて、良い家が実現することをお祈りしております。
矢印
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2015年 4月 7日

『住宅は模型では無いことをご認識下さいませ。』

①床下の有り無し何れでも建設は可能ですが、
 住宅の床高を下げる場合&庭の土間部分を上げる場合は、
 木造だと結果的にこの部分の仕様は同じですので、
 床下部分への漏水・湿気・カビ・シロアリのリスクは高くなります。
 よって、ベタ基礎の耐圧盤を床に利用する等、コンクリート造として、
 立ち上がり壁を設ける等の工夫をすることが望ましいです。
 (土台をどうするか?)
 尚、この方法は木造での店舗等では通常的な収まりで、
 住宅瑕疵担保履行法の規定も遵守しています。
 ただ、敷地によっては、克灰・克埃が難しくなります。
②床下の有り無しだけではコスト判断はできません。
 状況によっては、立ち上がり壁に地下扱いの防水を施す場合もありますし、
 立ち上がり壁が擁壁扱いになると、コストもかかります。
 (日本の木造構造部材の価格は昭和の高度成長期より殆ど変わっていません)
③シロアリは基礎部分がどうであれ、上部に美味しい食べ物があれば、
 コンクリートだろうが破壊して(食べて)しまいます。
 (コンクリート造住宅でも家具・棚板を食べつくされた例もございます。)
 なので、シロアリの心配は全く変わりません。
 それどころか、床下を地盤面より低くした場合は防蟻がより必要となります。
④防水シートにかかわらず、建築材料に絶対性質や納まりはなく
 メンテナンスフリーなものは全く有りません。
 また、住宅仕様レベルだと、そもそも100年機能を損なわない防水材料も
 天災等自然環境の中では実績としてまだないです。
⑤まず、上記の通り必ずコストダウンになるとは言えません。
 更に、詳細が複雑(ハイテック)になりますので、職人の技術により
 一様な品質を確保することが大変難しい(無理)になります。
 また、これを行う為にはシッカリした監理者が必要となり、
 施工管理も部分的な箇所しか行なわれていない場合が多いのに、
 その企業体制上監理は難しいことを自社で理解されていると思います。

以上は一般的な木造住宅での1階床レベル=庭レベルの場合の回答です。

追記させて頂くと、
その境をサッシレスのガラス間仕切にするのは更に難しくなります。
(コンクリート造でも、コスト・技術・機能性確保が大変です。)
サッシュレスだと、かなりの施工精度が必要な上(エッジクリアランス=
コーキング代)(※Yさん設計の体育館だと10cm程ある)、
高コストで作っても完成後も気候や通常的振動に対応できないものとなっているのが殆どです。
(※S女史の一連の建物 ⇒ 竣工時の写真が一番いい(目的・芸術)の建物)
ヨーロッパ等の地震も少ない箇所の店舗(生産性のある建物)なら昔からありますが、日本にせいぜい一生に1回程建てる住宅に、このようなレアな住宅を中心とするのは有り得ない事だと思います。
けれど、空間の連続性の確保はやはり素晴らしい事なので、
多くの真摯な建築家は、サッシレスとするのではなく、
さりとて既製品のサッシは使わず、防水性等の機能を確保した部材組立で、
コストも鑑みながら、少しでも理想(施主要望)に近づける様に努めています。

品質(機能)・コスト・空間のプライオリティをyan様自身も考慮して、
その思いの結果を建築家に要望することをお薦め致します。
(一つの部位だけを単発的に判断・決定していくことは、
 理想の家造りには相応しくないと思います。)

Archi-Lab.CAN 建築加塩設計株式会社 加塩博之 拝
=豊かな空間創造、幸福な時間=



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