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新築戸建て

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屋根

漠然と切妻屋根の家を考えています。
・その際、屋根を大屋根にした場合の良さと悪さを挙げるとすると何がありますか?
・また、東西に平の面、南北に妻の面をもってくるとおかしいでしょうか?もしそれがおかしい(一般的でない)としたらどんな問題点がありますか?

専門家の回答

6件

2015年 8月26日
切妻屋根が本来日本の風土/環境になじむには、庇として夏の日射から室内を守る機能もあるため、東西面が妻面になるように計画するのが良いと思われますが
やはり住まいの環境(敷地)や、じろうさん家族にふさわしプランから住まいを考え、屋根を考える事が大切です。
もし「切妻屋根」を好まれるならば、是非建築家に「切妻屋根」をテーマとした住まいのデザインを求めてください。そうすればきっと根拠ある大屋根の住まいが提案されると思います。

たなべけいいち
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2015年 8月26日
じろう様
こんにちは。
切妻屋根の方位は南北に平の面、東西に妻面とすることが多いです。
理由は前述された方の日射遮蔽の他に、冬の日射取得と夏の通風を確保しやすいという事が挙げられます。南北を妻面とした場合、上記の日射遮蔽・日射取得・通風性能が1/3程度に下がってしまうのです。東西妻面が可能なのでしたら断然そちらのほうが良いです。

ただこれはあくまで基本であって、日本各地の民家を見ると東西に卓越風が吹く地域や南北に強風が多い地域などでは南北を妻面とする住宅も沢山あります。ご計画敷地の形状によっては東西に妻面を設定できないこともあるかと思います。設計者とよく話し合ってプラン作成してください。


【快適健康環境+Design】森建築設計
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2015年 8月26日
じろうさんこんにちは。
敷地の形状によっては、南北に妻の面をもってくる場合もありますので、けしておかしくはありません。ご安心ください。がしかし、夏直射日光が入りにくく、冬日光が入る家を目指すなら、南北面の長く軒の長さが計算された家です。

一級建築士事務所 雅野(ミヤビノ)設計室
〒693-0031島根県出雲市古志町391-1
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一級建築士 日野 雅之
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2015年 8月26日
大屋根とは建物に「ひとつ」の屋根をかけることなのですが、
そういう意味で使われているんですよね?
切妻の大きな屋根を掛けるという意味ですよね?

だとしたら全くおかしくなんてないですよ。洋風なイメージなら、
もう絶対に「それ」ですよね。
他の建築家の方が言っているように日射遮蔽の問題程度ですね。
それも窓の上に庇を付ければ良い訳ですし、大した問題じゃないです。

ただ、あまりにも東西に長い建物に、仰る南北に妻面を持ってくると、
法的に高さが問題になったり、流石に度を越した感じだと、かっこ悪い
などのデメリットが生じると思います。
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2015年 8月26日
東西を妻とした大屋根の例がまさにこれです。
大屋根の家(東京都東久留米市)
http://www.pluto.dti.ne.jp/~okumura/eaacnoa.html
大屋根の場合、建物中央部が暗くなりがちなので、この建物では中央に
自然光溢れるインナコートを設けています。

ただ敷地の形状によっては南北を妻とするケースもあり得ると思いますよ。

空間設計社/奥村召司
建築家の手作りホームページ:
http://www.pluto.dti.ne.jp/~okumura
趣味のブログ:
http://samuraiarchitect.blog.fc2.com/
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2015年 8月26日
じろうさま
はじめまして。東京多摩地域を拠点に活動しております大沼建築・環境計画事務所の大沼と申します。機能面については他の方々から多数ご回答がありましたので、やや観点を変えて補足させていただきます。
 大屋根の場合、切妻屋根に限らず、屋根と間取りを同時に考える必要があります。間取り→屋根の順番では屋根がぐちゃぐちゃになりがち。その意味で、設計に立体的な目線が求められます。また、大きな屋根裏空間の扱い方もひと課題となります。しかし、出来上がった新居は堂々とした佇まいを持つことになりましょう。
 また、切妻屋根の向きについては、ご質問の方位との関係のほか、平面形状も絡みます。平面長手と棟を平行させると屋根面が強調された意匠に、平面長手と棟を直交させると三角の妻壁が強調された意匠になります。江戸東京たてもの園に保存されている前川國男邸は後者の好例といえましょう。
 間取り先行で住宅が検討されがちな昨今、新居の発想を屋根からスタートさせようとしているじろうさまのアプローチ、今後の展開が楽しみです。多少なりともご参考になれば幸いです。
矢印
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