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建築家選びの地の利

建築家選びにとって、地の利というのはどの程度大事なものなのか、建築家の皆さんの意見を聞いてみたいです。例えば、現在私は、湘南に住んでいます。その場合、湘南に住んでいる人(その土地について詳しい人)、あるいは海の近くに建てた経験の豊富な人(塩害などに詳しい方)であるということ、すなわち地の利がどの程度、家づくりにおいて重要な要素になるとお考えでしょうか?もちろん、ケースバイケースだとは思いますが教えてください。

このアドバイスは、旧HOUSECOの家づくり相談のアーカイブを移行したものであり、現行SuMiKaが提供する機能と齟齬がある場合があります。

専門家の回答

4件

2006年 5月18日
難しい質問です。

いい住環境があるからいい家が建つと考えがちですが、実際は反対で、周辺の住環境を考えて家づくりをするからいい住環境が出来るのだと思います。良好な住環境をよいことにどんどん開発をしたあげく魅力を失っていくということを考えればよくわかって頂けるのではないでしょうか。国立市を例にとるまでもなく住環境は積極的に行動しないと守られない時代なのだと思います。

そのような意味において建築家の地の利とは、敷地のおかれた状況をよく理解して周辺の環境に資するような設計が出来るか否か、そういう意識の有無によって語られるべきだと思います。逆に言えばそういう意識があれば建築家自身の出身や所在には原則的に無関係だと思いますが、建築家各個人の存する環境や地域に対する愛着が街づくり活かされていくような状況が望ましいと思います。

質問の趣旨とは若干違っていると思いますが、建築家の地の利を活かす機会が増えてくれるといいと思っています。
矢印
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ユーザーの返答

2006年05月19日

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丁寧にお答え頂きまして感謝です。以前、とある建築家の講演を聞いた時に、「建築と環境との共生」という話を聞きました。そのときも「ほう〜。なるほどなぁ」と思いましたが、そこがやはり重要なのですね。ということは、本当に真剣に家作りにとりくむとなると、その土地の周辺の歴史を勉強する必要が建築家にも施主にもあるということでしょうか。建築家の方にそこまで丁寧にお仕事してもらったら感動ですね。でも、大変ですよね。でも楽しいですね。
私の住んでいる地域にも、マンションが続々とできたり、大きなお屋敷が分割されて建売ができたりしています。反対している方も多いようですが、売る側の論理を考えると、ただただ反対するだけでも難しいのではないかと思っています。ここは難しい問題ですし話が違う方向になってきたので・・・
ありがとうございました!

2006年 5月20日
どういたしまして
硬い文章になってしまいました。個別の事例はともかく、自分で出来るようなことからはじめる、というのが健康的なのでは。要は気の持ちようです。
矢印
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2006年 5月21日
やなさわさん、はじめまして。

理想を言えばその場所に近い又は詳しい方が良いと言うことになります。
近くの建築家といった時には、二つのケースが考えられます。
一つは建築場所に近い建築家。これは、そこの土地の事がわかっている、監理がしやすい、その後のメンテナンスもしやすい。
もう一つは、今お住まいのところに近い建築家。この場合は、設計・工事期間に打ち合せがしやすい。より密な話が出来る。
そんな感じだと思います。

しかし、特殊な要件でない場合には近くと言うだけで考えるのも選択肢を限定してしまう事にもなります。
打ち合わせは、メール・電話・fax等でも出来ますし、現場監理も通えば不可能ではありません。実際、私もかなり遠距離の仕事をして無事完成し、今でも喜んで住んでおられます。

ある程度近くの建築家に依頼されることは良いことだとは思いますが、一番大切なのはお互いに信頼しあってなんでも気軽に話が出来、理解しあえることだと思います。結局、家創りは人と人との出会いです。作品を見て、話をして、この人なら任せられるという建築家を見つけられることを願っています。
矢印
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ユーザーの返答

2006年05月22日

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丁寧な回答ありがとうございます。確かにおっしゃるとおり、優先順位としては、まずは信頼、人ですよね。確かに自分の近所ばかりで仕事しているということも建築家に方々にとっても稀でしょうから、距離はそんなに問題ではない(いや、というより距離よりももっと他に重要な問題があるといた方が適切でしょうか)のかもしれませんね・・・。ただ遠距離というのがどの程度までなら守備範囲なのか、なかなか難しいところですよね。遠距離の方だと、工務店なども遠距離になって全体的なコストがかかるのではないかとどうしても懸念してしまいそうです・・・
とはいえ、回答ありがとうございました!

2006年 6月30日
土地に関する条件としては、一般的条件と特殊的条件があります。
海に近い環境であるなら、一般的な条件としては恐らく太平洋岸の温暖地域であればほぼ似通っていると思います。交通や人口密集などの条件も加味して考えると、ある程度の人であれば、なじみが薄くても土地に何度も足を運べばその土地の特性はある程度見極めることができると思います。

問題はその土地の特殊的条件というか固有の条件ですね。
ちょとした近隣との人間関係や、ある時期の風の方向や強さ、ある時期の月の綺麗な方角など、「その場所」がより魅力的に輝く条件を見つけ出すのは、まさに建築家の腕の見せ所だと思います。

これは、単に近くに住んでいるということや、経験年数が長いということで身に付くことではなく、又建築だけに意識を集中させていることで見極めることができるものではありません。
総合的な視野の広さや、ポジティブに建築や生活行動を演出できる能力が必要だと思います。同時に、それを見抜く力が施主には必要になってきます。

施主と建築家が、一緒にその土地や周辺を散歩して半日でも一日でも楽しく時間が過ごせるなら、かなり相性はいいと思います。

結婚相手と助手席に乗ったとき気持ちよく過ごせるか?ということが、結婚相手を選ぶ上でかなり重要という話があります。カーブでの減速や加速、会話運びや運転マナーなど、相性が出るようですね。

土地と建築家、施主との相性も同じだと思います。
建築家は、土地や建築について、すごくたくさんのことを考えますが、そのプロセスを一緒に過ごして気持ちよければ結果も気持ちいいと思いますね。
矢印
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ユーザーの返答

2006年07月01日

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林様 回答ありがとうございます。
一般条件と特殊条件ですか。特殊条件の「月の綺麗な方角」なんてのを聞きますと、そこまで考えて一緒に作るのか!と聞くとなんだか本当にわくわくしますね。ということは、施主の立場にたって、から考えると、慣れしたしんだ土地に家を建てる方が本来はよりずっとずっと住むのを楽しくする家を一緒に作ることができるということですよね。家を建てるというとは、そういったその土地園環境を施主ももっともっと理解して愛情を持つそんなプロセスが不可欠なのですね。面白い!

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