30%・100%・第一種低層10m制限

ゆきさん
はじめまして、石井　浩と申します。

５２坪で狭いかどうかというのは個人差がありますから、一概には言えませんが、一般的なマンションの広さに置き換えてみますと、ＬＤＫ+仏間兼客間+寝室は２ＬＤＫですから、１５坪（５０㎡）でも可能です。ＬＤＫ+和+４寝室は５ＬＤＫですから３０坪（１００㎡）とすれば、合わせて４５坪になり、階段室等の面積を加えても、５２坪あれば住居としては可能だと思います。

問題は車庫ですが、インナーガレージにすると建蔽率にも容積率にも関係してきます。容積率では述べ面積の１／５までは緩和があります。

敷地条件では、建蔽率３０％、容積率１００％、第一種低層、５２坪、角地となっています。
３０％がもし角地緩和を考慮していなくて、条件的に角地緩和が適用できるならば、建蔽率は４０％になります。
もしそうできれば、
４０％×３Ｆ＝１２０％となり、その内１００％（５２坪）を住居面積にして、残り２０％（１０．４坪）を車庫とすれば、１０．４坪（３４㎡）は６ｍ×５．６ｍ程度の大きさで、車２台が可能です。

高さ制限１０ｍは、３階建ては可能ですが、第一種低層ということは、北側斜線制限もありますから、その検討も必要です。

建蔽率が３０％しか出来ない場合は、駐車場は屋外にせざるを得ないかもしれません。それでも３階建てで３０％×３Ｆ＝９０％（４６．８坪）しか建てられませんから、もっと面積が必要ならば地下の利用も考えることになります。（地下利用は工事費が高くなります。）

大まかな説明になってしまいましたが、少しでもお役にたてれば幸いです。もっと説明が必要であれば、メールしていただいてもかまいません。trim_*****ifty.com

はじめましてアーキネットデザインの市川均と申します。
　敷地の広さ（５２坪）と建物の広さ（５２坪）については、他の建築家さんの回答の通りです。
　ここで、私がアドバイスさせていただきたい事は１０年後、２０年後の家族と住まいの形をシミュレーションする事です。私も両親を抱え、子供達は大学生以上となりましたので、同世代ではないかと思います。この時点になると、数年後の子供達の進路はある程度見えてきました。しかし高校生、中学生だとまだ明確な進路も見えていない事でしょうから、ある程度予測し、いくつかの場合に対応した住まいの計画としなければなりません。
　一例ですが、添付した写真の家は、２７坪と２７坪の計５４坪の完全分離型２世帯住宅です。完成時は親が５０代後半、子が３０代前半です。ここは、さらに次の世代に住み継いでもらう設計になっています。いずれのLDKも１８帖程度有り決して窮屈な住まいではありません。「ゆき」さんの１０年程度先輩の家族だと思ってみてもらえれば参考になることも多いと思います。ここは都内の密集地で、１種高度斜線や新防火地域など規制は厳しい中での３階建てとなっています。
　また、土地や家に関する具体的な相談も無料でお受け致しますので、その際は下記までご連絡ください。

アーキネットデザイン　主宰　市川均
TEL:049-237-7670
E-Mail:*****o-net.ne.jp