新築か中古物件か。

適値コムからお知らせ致します。

建築コストの適正価格を研究しています。
私どもでは収益物件も開発していることから、発言させて頂きます。

新築と中古のどちらが有利か。と言うシンプルな質問ですが
まずは土地と建築に掛る負担割合によって大きく違います。

中古物件の場合はその建物の価値を正確に判定することを
しないと予測できない瑕疵が存在している可能性があります。

特にRC（鉄筋コンクリート）などの場合また、SRC（鉄骨鉄筋コンクリート）
などの場合は正しい躯体（構造体）となっているかを判定する事は
時間とコストが掛ります。

新築の場合は建築に掛けるコストによっても大きく違います。

よって、詳細情報を詰めていくことで判定することから、
この時点でどちらが有利かという即答にはならないと思われます。

詳しくはメールにてお訪ね下さい。

*****e.com

適値事業部
コンシェルジュ担当：

例えば新築の場合坪８０万、リフォームの場合坪４０万としたら、
延床面積80坪なら、3000万程度リフォームが安くなると計算できます。
もちろん、これはざっくりとした話です。

リフォームの場合
理想的な中古ビルが見つかるかどうかという問題もあります。
また、防水や構造体などの劣化程度をどう評価するかいう問題
もあります。耐震性の問題もあります。

劣化が激しいとこれだけコストが掛りますし、プランによっては
もっとコストが掛るかもしれません。

新築についてももちろん店を構えるにふさわしい場所ということ
にもなりますので、意外と土地探しに苦労するかもしれません。

明細が分からないので断言はできませんが、

1 本当に上記の「条件」は絶対なのか？
　
　例えば、リフォームの場合、
　店舗と住居の建物は必ずしも同じ建物ではなく、近接でも
　いいのでなないか？　とか。

　とにかく、
　専門家に相談しながら「条件」（設計条件）を整理してもらう。

2その上で、新築かリフォームそどちらかに固定するのではなく
　同時に検討して物件を探しまくる。

の方が、良いかと思われます。

私のブログに耐震基準見直しの歴史DATA1〜4Pがあります。
（http://www.houseco.jp/profile/architect/3377/blog/entry/22026）
（http://www.houseco.jp/profile/architect/3377/blog/entry/22027）
（http://www.houseco.jp/profile/architect/3377/blog/entry/22028）
（http://www.houseco.jp/profile/architect/3377/blog/entry/22029）
毎回大きな地震があるとそれにあわせた数多くの耐震基準の見直しが行われています。参考とすると良いと思います。一般的には昭和56年以降の新耐震基準以降の建物を選ばれると良いと思います。
また、最近では基準法は最低基準なので、より安全な基準を設定して自分仕様の安全を確保されることをお勧めしています。