「LiVES」に掲載されたユニークな住宅を紹介します。※雑誌「LiVES」より転載しています
風に揺れる麦の穂、朝日で目覚める心地よい朝、空気に含まれる緑の匂い、小さな鳥のさえずり。家にいながら、自然に包まれるように暮らす。
夏は木陰で涼み、冬は薪ストーブを囲んで過ごす。アウトドア好きの家族が望んだのは、自然のリズムに合わせてスローに暮らす、山小屋のような住まい。
築40年のマンションをリノベーションした建築家の自邸。コンクリートやスチールの素地を活かしたLDKに、愛犬仲間が集う。
住みたい街で手に入れた、小さく細長い敷地。ガラスの空間、スキップフロア、木の素材を取り入れた、広がりと明るさを感じる山小屋風住宅。
実家リノベか、庭先の工場を建て替えて住むかで迷っていたO さんご夫妻。建築家が提案したのは、工場の開放的な構造と古さを活かしたリノベーション。
もともと持っていた北欧のヴィンテージ家具に合わせた空間づくり。壁をふかして木製サッシで既存の窓を調整。美しい設えを生み出す。
リビングダイニングをオープンな8 つの小部屋で取り囲んだ大胆な間取り。自由に想像を膨らませてつくり変えていく、楽しみの尽きない住まいが完成。
ベースはシンプルに仕上げ、ブリックタイルでアクセントをつける。大量のCD やDVD、家具や雑貨、照明、植物などが彩りを添える。
築49 年の団地に残る畳、襖、押入れなど、手ざわりの良い日本家屋的な要素を活かし、間取りは現代の生活スタイルに合わせて再構築。 text_ Yasuko M
店舗付き住居を賃貸し、念願のショップと理想の住まいをリノベでつくる text_ Yasuko Murata photograph_ Takuya Furus
木の天板とブロックを積み上げたキッチン。アメリカから個人輸入したスイッチプレート。賃貸でとことん遊ぶ、思い通りの空間づくり。 text_ Yasuko Mu
小さなフィギュアのコレクターであるYさんは、機能的な収納スペースをつくることが必須条件だった。はたして、建築家が出した答えとは? text_ Makiko
戦前に建てられた映画館を事務所兼住居に改装。長年集めてきた古い家具や建具、建材に手を入れ、リユースして築く、機能的なヴィンテージ空間。
ヘリンボーンの床、コンクリートの天井、メリハリのある照明計画で、ラギッドな洋服や持ち込みのアンティークアートをより魅力的に演出。
大阪都心に建つ5階建てビルを、夫婦のワーク&ライフスタイルに合わせてリノベーション。部屋ごとに異なる内装を施し、生活と気分に変化をつける。