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家づくり相談

通し柱補強と屋根塗装について

こんばんは。

中古戸建てをセカンドハウス兼倉庫として購入しました。
築50年弱の木造2階建てで瑕疵担保免責です。売主様は個人です。
ほぼ土地値で購入しています。

出来るだけ長く使いたいと考えていますが、築古ですし最低限の費用しか掛けられません。

問題は2点あります。
1)通し柱
風呂場近くの通し柱がシロアリの被害あり補強を検討しています。
外壁の一部が剥がれて通し柱が目視できるので発見できました。
通し柱の影響のためか、当該通し柱付近の2階の部屋が少し傾いています。

通し柱の補強はどこに発注するのが良いでしょうか。
地元の工務店、リフォーム会社でしょうか。
もしくは耐震診断士やホームインスペクタへ相談するべきなのでしょうか。
適切な対応をご教示頂きたく存じます。

2)屋根
屋根は瓦棒のトタンでサビがあります。
現状雨漏りはありません。費用的に塗装で済まそうと思いますが問題ないでしょうか。

風呂・トイレは新しい物です。内装はDIYで行う予定です。

専門家の回答

2件

2015年12月 9日
hamadaさん。

はじめまして。桑島と申します。

以下参考にしてください。

1)通し柱の件
 外壁が剥がれて蟻害が生じていることが露見していること、体感として建物の傾きが認められることから、建物の他の部分にも蟻害・腐食が生じている疑いがあると推察されます。
 建物全体の調査を行ってから、修繕工事を行うことをお奨めします。
 調査に当たっては、工事を行う予定の工務店さんに依頼しても良いですが、費用的に許されるのであれば、第3者の調査としてホームインスペクションまたは耐震診断を利用されると良いでしょう。

 工事の発注先は、建物の骨格部分の修繕となりますので地元の工務店さんの方が良いと思います。リフォーム屋さんでも良いのですが、母体がクロス屋さんであったり設備屋さんであったりすることがあります。そのようなリフォーム屋さんの場合は、今回の工事には向いていません。

2)屋根について
 現在起こっている雨漏りはないとのことですが、過去の雨漏りの有無や屋根下地材の劣化状況なども建物全体の調査の際に調べていただけます。
 築年数と現在の劣化具合から判断すると葺き替えるのがベストですが、構造躯体に蟻害が生じていることが判明していますので、調査結果を基に建物全体の修繕計画を建てられることをお奨めします。

以上、ご参考まで。
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2015年12月 9日
hamada 様
初めまして 中村弘道 と申します。
木造はこの段階で補修をして改善できるのがECOであることを痛感します。通し柱、耐震壁、などの確認は必要でしょう。通し柱はシロアリの腐食した部分をカットして新規材につぎはぎし、新規の添え柱(通し柱)をわきに縛結し通し柱するなどの方法があります。これらの工事は建築家が方針を出して工務店が工事をしますのが安全でしょう。しかし建築家に頼むとお金がかかるなどで無理な場合は近くの工務店に一任して頼むしかありません。その他全体にリフレッシュしたいのならコンサルタントとして建築家から知恵をもらうのが最良でしょう。
現段階では具体的なプランなどまったくわかりませんので、それ以上のことは申しあげらえません。参考にしてください。

ご質問があればご連絡ください。お気軽にお答えできます。
HIROMICHI NAKAMURA
中村弘道・都市建築 計画設計研究所
〒157-0065東京都世田谷区上祖師谷2-28-15
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